ラベル 2023年2月中国スパイ気球米本土領空侵犯事件 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2023年2月21日火曜日

速報)ハワイ東方の高高度で正体不明の気球が見つかり、FAAが注意喚起、インド太平洋軍が偵察している模様。

 

Google Earth

FAAによるとハワイの東約600マイル、上空4万~5万フィートに気球が飛んでいる

複数筋によると、FAAは、ハワイ諸島のおよそ600マイル東にある4万と5万フィートの間を大型白い気球が飛ぶ目撃情報をパイロットに通知した。その後のACARS(航空機通信・アドレス・報告システム)のメッセージによると、この地域の航空機は、米国西海岸からハワイへのルート上にあるため通常混雑しており、物体を発見したら報告するよう求める要請を含む警告が出ている。

気球の最初の報告がいつFAAになされたかは不明だが、少なくともハワイの現地時間午前7時46分警告がパイロットに出ているようだ。

The War Zoneは、米インド太平洋軍(INDOPACOM)に、この物体を追跡しているか、戦闘機をスクランブルして点検しているかを確認を求めた。また、パイロットのACARSメッセージにあるように、気球が発見されたのか、気球の状況について確認するため、FAAにも問い合わせを行っている。

戦略的なハワイ群島近くでの謎の気球の活動は、前代未聞ではない。ちょうど1年前の今日、ハワイ最北のカウアイ島沖で、ミサイル防衛実験場の近くに大きな気球が漂っていると報告した。ホノルルからF-22が気球を視察に行き、大騒ぎになった。気球は、長年にわたり存在が家訓されており、米国領土の近くや上空で何活動していたことが明らかになっている中国のスパイプログラムのものであることが判明した。また、サウスカロライナ沖で撃墜された気球は、もともとグアムやハワイの上空を通過予定だったとも言われる。

更新:東部標準時午後10時37分

海軍のP-8ポセイドンが 気球が報告された方向に 向かっている。気球を捜索し、観測する任務だとは断言できないが、方向は一致する。しかし、P-8はこのルートでアメリカ大陸に戻ることがよくあるので、現時点では興味深いというにすぎない。

ADSBExchange.com

更新:東部標準時3:36 a.m.

米国インド太平洋軍から以下連絡が入った。

「米インド太平洋軍は、大きな白い気球の民間機報告を承知している。現在同報告を調査中であり、現時点では追加的な情報はない」。

回答は、これが少なくとも関心のある問題であるとの報告を正当化するものである。

P-8は、アメリカ大陸に戻らず、むしろ風船が目撃された一般的な方向へ約6時間、「適切な配慮」のもと任務に就いたことが分かっている。これは、航空機の指揮官が他の交通と衝突しないようにする責任を負うもので、そのためトランスポンダをオフにしている。

このP-8は、地球上で最も高性能なレーダーを腹部カヌーに搭載できる「特別な」ポセイドンの可能性がある。同機のレーダーは、気球含む低速の空中目標の探知に有効だが、我々の理解では、このシステムは主に空対地用で、特に沿岸域の監視に適しているようだ。

ただし、同機が気球関連の任務についているかどうかは不明。とはいえ米インド太平洋軍が問題のターゲットに関心を持っているならば、この機体が調査のため派遣される長距離アセットだろう。■


Pilots Advised Of Large White High-Altitude Balloon East Of Hawaii (Updated)

BYJOSEPH TREVITHICK, TYLER ROGOWAY|PUBLISHED FEB 19, 2023 10:31 PM

THE WAR ZONE



2023年2月18日土曜日

サウスカロライナ沖での中国気球残骸の回収作業が終了。残る3機の気球については疑問。

 

VIRGINIA BEACH, Va.– 突撃舟艇部隊4の隊員が、2023年2月10日、統合遠征基地リトルクリークで、高高度気球から回収した物質を連邦捜査官に輸送する準備をしていた US Navy Photo


北方軍司令部は金曜日、海軍と沿岸警備隊が中国の高高度監視気球の残骸のサウスカロライナ州沖での回収を終えたと発表した。


「回収作業では、米北方軍隷下の米海軍が、2023年2月4日に撃墜された中国高高度監視気球の残骸の位置を特定し回収することに成功し、サウスカロライナ州沿岸で2月16日に終了した」 とNORTHCOM声明は述べている。「破片は、これまでの地表地下の破片回収と同様、防諜のためバージニア州の(FBI)施設に移送されている。米海軍と沿岸警備隊艦船は同地域から退去した。空と海の安全境界線は解除された」。

 木曜日の夜遅く、海上追跡データによると、契約しているオフショア供給船HOS Rosebudは、バージニア州の統合遠征基地リトルクリーク-フォートストーリーに向け航行中だった。揚陸艦USSカーター・ホール(LSD-50)と海軍第2爆発物群のダイバーも気球の残骸(外郭200フィートと数千ポンドの監視ペイロード、リージョナルジェット機の大きさに相当)を除去していた。

 USNSパスファインダー(T-AGS-60)、誘導ミサイル駆逐艦USSオスカー・オースティン(DDG-79)、誘導ミサイル巡洋艦USSフィリピン・シー(CG-58)も墜落直後に現場に到着していた。


2023年2月8日、バージニア州バージニアビーチ沖を航行中のHOSローズバッド。 Photo by John Morgan used with permission


 AIM-9X対空ミサイルを発射したF-22ラプターに約65,000フィートで撃墜された気球の破片は、深さ約50フィートでわずか約1平方マイル(約1.6平方キロメートル)に落下した。深さが浅く、残骸が密集しているため、迅速に集めることができたと防衛当局者はUSNI Newsに語った。

 現在、材料を手に入れたFBIは、バージニア州クアンティコの研究所で残骸を分析する。

 サウスカロライナ沖での撃墜以来、NORTHCOMは2月10日にアラスカ上空、2月11日にカナダ・ユーコン準州上空、ミシガン州近くのヒューロン湖上空の3つの気球を破壊した。昨日のホワイトハウスでの発言で、ジョー・バイデン大統領は、未確認物体三個は中国から飛来したものではない、と述べた。

「この3つの物体の正体はまだわからないが、中国のスパイバルーン計画とか、他の国の監視車両であるのを示唆するものは今のところない」とバイデンは述べた。「民間航空交通への危険と、機密施設上空の監視リスクを排除できなかったため、ら3つの物体を撃墜する命令を下した」。

 撃墜された3つのうち、1つはイリノイ州のアマチュア無線と気球の趣味のグループに属する可能性があると、木曜日にAviation Weekが報じた。

 北イリノイ・ボトルキャップ・バルーン旅団は、彼らの高空飛行のピコバルーンがユーコン上空で撃墜された物体であったかもしれないと懸念している。■


Navy, Coast Guard Wrap Chinese Spy Balloon Recovery off South Carolina - USNI News

By: Sam LaGrone

February 17, 2023 12:28 PM



2023年2月17日金曜日

北米大陸で気球などの未確認飛行物体の探知が急増した理由とは

 




国の監視気球1機とその他未確認物体3機が北米上空で撃墜され、北米大陸の空域に未確認物体が突然流入した原因は何だろうと考える向きが増えている。

 各物体の意図や起源ではまだ多くの疑問が残っているが、こうした物体が北米上空で活動していた可能性を示唆する証拠が次々と出てきた。



気球の探知は実は簡単ではない

2月4日に撃墜された中国偵察用気球を回収する米海軍の隊員。(米海軍写真)


 2月4日にサウスカロライナ州沖で撃墜された中国の監視用気球は、高さ200フィート(約15メートル)以上だったが、発見・追跡は容易ではなかった。その巨大さにもかかわらず、レーダー波はこの種の気球を通過する傾向がある。その結果、レーダー画面上では鳥やステルス機と同じくらい小さく映ることが多い。最近、アメリカの戦闘機に撃墜された未確認物体は、2月4日に撃墜された監視用気球よりもはるかに小さく、その発見はさらに困難だったはずだ。

 NORADと米軍北部司令部を統括するグレン・ヴァンハーク大将は今週初め、「見ているのは、レーダー断面積が非常に小さい、非常に小さな物体だ」と述べた。

 しかし、これらの物体が長い間レーダーの下を飛んでいたのには、別の理由もあるようだ。


北米大陸全域の飛行物体の追尾は大変な仕事だ

unidentified objects

(FAA)


 アメリカ・カナダの北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)とアメリカ北部司令部(NORTHCOM)は、ともに北米の領空を防衛する任務を担う。各司令部は、各種レーダーアレイを使用して、954万平方マイルの北米の上空はもちろん、全方向の海上に広がる数百マイル空域も監視する。連邦航空局によると、海上の航空機の追跡を考慮すると、アメリカの空域は合計で2900万平方マイルに及ぶという。

 この空域では、小型の自家用機から大型の民間機まで、1日平均約45,000機が飛行している。この広大な領空と1日の飛行回数を考えれば、防空任務がいかに大変なものかがわかる。

 そのため、NORADをはじめとする防衛機関は、中古車を探すときのように、追跡対象を「フィルタリング」している。レーダーで発見されたものすべてにフラグを立てるのではなく、脅威となる物体だけにフラグを立てるフィルターとした。


NORADはフィルター方法を変更して未確認飛行物体を多数探知できるようになっ

アメリカ北方軍本部(NORAD撮影)

 

 最近、NORADは手法を調整し、事実上、追跡対象のフィルターをすべて取り除いた。これにより、司令部は膨大な量の情報を得ることが可能となり、また、小型で特異な形状の物体をより多く識別できるようになった。例えば、日曜日にヒューロン湖上空で撃墜された物体は、形が八角形で、大きさはATV程度、車よりさらに小さいと言われています。

 国土防衛・半球問題担当のメリッサ・ダルトン国防次官補は日曜日に、「我々はレーダーを強化するなど、高度空域をより綿密に調査しており、この1週間で検知した物体の増加の理由の一部はこれが原因かもしれない」と述べている。


WHY ARE WE SUDDENLY DETECTING ALL THESE STRANGE OBJECTS IN THE SKY?

Alex Hollings | February 16, 2023

https://www.sandboxx.us/blog/why-are-we-suddenly-detecting-all-these-strange-objects-in-the-sky/


Alex Hollings

Alex Hollings is a writer, dad, and Marine veteran who specializes in foreign policy and defense technology analysis. He holds a master’s degree in Communications from Southern New Hampshire University, as well as a bachelor’s degree in Corporate and Organizational Communications from Framingham State University.


2023年2月13日月曜日

3日で3回目。今度はF-16が五大湖上空で「気球」を撃墜。

 



USAF/Google Earth

3日間で3回目の未知の物体が撃墜されたと、ミシガン州の米下院議員が日曜日に発表した。

別の未知の物体が、今度はヒューロン湖の上空で撃墜されたと、ミシガン州選出の下院議員エリッサ・スロトキン氏とジャック・バーグマン氏が発表した。

「物体は、米空軍と州軍パイロットによって撃墜された "と、スロトキン は、日曜日午後にツイートしました。「空中と司令部双方で任務を遂行した全員々の素晴らしい仕事だ。この物体の正体、目的に興味がある」

バーグマン議員は、日曜日の午後、ツイッターで、「五大湖地域全体の作戦に関して、国防総省と連絡を取っている。 米軍はヒューロン湖上空で別の『物体』を排除した。戦闘機パイロットの果断な行動を評価する。アメリカ国民は、私たちが得たものよりはるかに多くの答えを得る資格がある」。

国防総省の担当者は、コメントを求めたが、返答はなかった。国防総省から何か情報があれば、この記事を更新する。

今回の撃墜事件は、米国防総省とカナダ国防省が五大湖とカナダの上空を閉鎖したことを受けたものである。

これらの空域は、ウィスコンシン州グリーンベイ付近のミシガン湖上空とカナダのトバモリー付近のヒューロン湖上空で、過去数日間にアラスカとカナダのユーコンでそれぞれ2つの物体が撃墜されたことを受けて閉鎖された。また、中国のスパイ気球が米国を横断した後、サウスカロライナ州の海岸で撃墜されて1週間余り経過している。

航空関係者への通知(NOTAM)は日曜日の午後にグリーンベイエリアで発行され, その後, 1つはカナダ当局が発行した. これは東部標準時の午後3時30分現在、まだ有効である。

飛行追跡サイトによると、ペンシルベニア州ピッツバーグに近い第171航空給油隊のKC-135ストラトタンカーが同地域の上空を周回しており、オクラホマ州のティンカー基地からE-3セントリーAWACSがこの地域にいる。

A KC-135 Stratotanker from the 171st Air Refueling Wing was making orbits over the Great Lakes Sunday. (FlightRadar24 image)

An E-3 Sentry AWACS from Tinker Air Force Base in Oklahoma was also flying over the area Sunday. (FlightRadar24 image)

「北米航空宇宙司令部(NORAD)は、連邦航空局の協力を得て、2023年2月12日午後12時頃(東部標準時)、NORAD運用中の同地域を通過する空気の安全を確保するため、ミシガン湖上空で一時的な飛行制限空域を実施しました」と NORADはメディアリリースで述べている。一時的な飛行規制はその後解除された。

国防総省報道官デヴィン・ロビンソン空軍中佐は、FAAのノータムについて尋ねられ、The War Zone Sundayに「現時点では共有できる情報はない」と言った。

「FAAは国防総省の活動を支援するためにミシガン湖の上空を一時的に閉鎖した」とFAAはThe War Zone Sundayへの電子メールで述べた。「空域は再開された」 と述べた。

UPDATE: 4:44PM EST

2人の無線モニターによると、148戦闘航空団「ブルドッグ」F-16C/Dのペアが、AESIRコールサインで午前10時30分頃にウィスコンシン州マディソンから発進し、警戒スクランブルを行い、ライブインターセプトになったとのことです。我々は、彼らが物体を撃墜したと言うことはできませんが、少なくともこのイベントに関与しています。彼らはKC-135タンカーによってサポートされていた。第148飛行隊はミネソタ州ダルースを拠点としているが、地元の第115飛行隊がF-35に移行する間、NORADミッションの即応警戒任務に当たっている。これはよくある配置です。

A 148th Fighter Wing F-16C. Tomás Del Coro/Wikicommons:

更新: 5:06PM EST—

複数の無線傍受機によると、ターゲット・オブ・インタレスト(TOI)は約2万フィートで、これまでの遭遇よりはるかに低い位置にあった。これが最終的な目標であったことは確認できませんが、最初の通報であったため、注目に値します。

更新: 5:22 pm EST

バーグマン議員がフォックスニュースに語ったところによると、物体は「八角形」で、F-16が約2万フィート上空でAIM-9ミサイルで撃墜したとおい。

ADSBExchange.comの追跡情報によると、KC-135とE-3が現在基地に戻っているようです。



ここ数日の出来事をめぐるいくつかの問題にも触れておこう。チャック・シューマー上院議員は、金曜日と土曜日に撃墜された2つの物体は気球だったと述べ、「彼らは、そうだと信じている。しかし、最初のものよりもはるかに小さい "と述べた。

更新: 5:53pm EST-

CNNが報じたように、八角形の物体には糸が垂れ下がっていたが、ペイロードは付いていなかったとの詳細情報が出ている。

国防総省の発表によると、これはモンタナ上空でレーダーで捉えられたが、F-15が到着したときには見つけられなかったものと同じものであったようだ。

「本日午後2時42分、バイデン大統領の指示のもと、オースティン長官と軍の指導者の勧告に基づき、F-16がAIM9xを発射し、ミシガン州のヒューロン湖上空を高度約2万フィートで飛行していた物体を撃墜するのに成功した。その経路と高度から、民間航空への危険性が懸念されていました。今回の撃墜は、地上の人々への影響を避けつつ、破片の回収の可能性を高めることができる場所を選択した。民間人が負傷したり、その他の影響を受けたという兆候はない。北米航空宇宙防衛司令部は日曜日の朝、この物体を探知し、目視とレーダーによる追跡を続けている。飛行経路とデータから、この物体はモンタナ州上空で拾ったレーダー信号と合理的に関連付けることができ、国防総省の機密施設の近くを飛行していたものである。私たちは、この物体が地上の何かに対する運動学的な軍事的脅威であるとは評価しませんでしたが、安全な飛行の危険性と潜在的な監視能力による脅威であると評価しています。我々のチームは今後、この物体を回収し、さらなる情報を得るために努力する予定である。

更新:6:54pm EST-

国防総省の記者会見が1時間遅れで行われましたが、まもなく始まるはずですので、また報告します。

これらの物体について収集された高忠実度の視覚情報が構築されていることは言及する価値がある。F-16は、現在の慣例通り、警戒中のターゲティングポッド-第148部隊の場合は、高い能力を持つスナイパーATP-を搭載するる。低空で昼間に迎撃することで、撃墜前に対象物の全体像を高品質なIR/EOビデオで収集することができたはずだ。

更新: 7:07pm PST-

先日、マディソンから目標に向かってスクランブル発進した第148空軍「ブルドッグ」のF-16Cが任務終了後、回復する様子を撮影した画像を入手しました。ご覧の通り、91-0405「AESIR11」の1機はAIM-9Xを搭載する翼下のステーションを空にして着陸しています。この機体がキルを獲得したのだろう。さらに、前回のアップデートで説明したように、ジェット機はスナイパーターゲティングポッドを搭載しています。これらの画像は、Instagramでフォローしている友人、@Badger_wingsから送られてきたものです。彼に大感謝です

更新: 8:00pmEST

国防総省は、国土防衛・半球問題担当のメリッサ・ダルトン国防次官補と、NORADおよびUSNORTHCOMのグレン・ヴァンハーク司令官とのオフカメラ記者会見を開催し、The War Zoneも出席した。ここでは、そのハイライトに関するいくつかの基本事項をお知らせする。トランスクリプト全体を解析した後、さらに詳細を追加する予定だ。

-今日のヒューロン湖上空の物体の調査には、カナダのCF-18とタンカーが関与した。

-物体はカナダ水域に着水したようだ。

-モンタナ上空で発見されたものと 同じ物である可能性があるが、F-15は現場に到着した後、発見できなかった

-ウィスコンシン州のF-16、ピッツバーグのKC-135タンカー、オクラホマ州のE-3 AWACSが今日の作戦に参加した。

-NORADは先週の中国風船事件以来、空域をより深く精査し始め、「レーダーを強化」している。

-物体の正体は正確にはわからないが、バイデン大統領の指示により、用心深さからレーダーを強化した。

-小型未確認物体の目的と性質を理解しようとしている。

-レーダーは低速クラッタなどのクラッタに基づく情報をフィルタリングする。彼らは、中国の風船事件の後、そこに何があるのかを見るために、速度や高度ゲートなど、それらのフィルター「ゲート」の一部を調整した。これは、この種のターゲットを探すために警戒を強化したことと対になっている。

-NORADがアメリカ領空で飛行物体に対し運動行動をとったのは初めてのことだ。

-気球とは断定していない -推進システムがあるとも言っている -ガス状である可能性はありますが 彼らは彼らがどの国から来るか分からない。宇宙人について尋ねられたとき、彼らは現時点で何も除外することはないと言いました。

分析によると、物体は運動学的な脅威を与えていない。明確な敵対行為をしていない。

-敵対行為とはミサイルを撃ったり爆弾を落としたりすることです。敵対的な意図とはNORADの管制官や他の航空機に対して攻撃的に操縦することですが、いずれもそのようなことはしていません。

-重要施設の上空を通過することが危険かどうか、空中の航空機や地上の人々にとって危険かどうかを評価しているのです。これらはすべて、関心のあるターゲットに対してどのように行動するかというリスクアセスメントに含まれる。

-スクランブル出動した戦闘機を追跡しているが、その戦闘機が何を見たのか関連付けることができない。何年もの間、何機かの戦闘機を識別することができない。彼らは姿勢が変化した今、見過ごされていた事件を振り返るかもしれません。

-アラスカ北岸で撮影された物体の捜索を続けている。海軍のP-8とヘリコプターが探しているが、今は持っていない。

-サウスカロライナ沖で墜落した大型気球は中国からのものであるという特別な情報があった。

-民間航空へのリスクは、これらの最近の小型気球をダウンさせることを決定する大きな要因である。

-レーダーで追跡するのは困難。AIM-120では成功確率が低い。昨日と今日、銃で撃つことも考えたが、標的の大きさが問題で、昨日のものは高度が問題だった。対象物に接近しすぎて、破片の中に飛び込んだり、当たる可能性がある。AIM-9Xが選択された武器だ。巻き添え被害を最小限に抑えるため、細心の注意を払った。空域を確保し、パイロットは周辺の船員や航空機をチェックし、それからパイロットが考える最高の武器を使用する。

-報告があるように、センサーに干渉したかどうかについては話せない。

-現在、他の物体は追跡していない。今は他の物体を追跡していない。そこにある可能性はあるが、最近これらを見逃していないかどうか、古いデータを調べる必要がある。

-形状によっては検出が難しい。形状が検出を難しくしている可能性があるため、「実際に手に取って」確認する必要がある。彼らが見ている形状について詳しく説明することはありません。

-撃墜するかどうかについては、毎回ケースバイケースで判断している。


F-16 Shoots Down “Octagonal Object” Over Lake Huron (Updated)


BYHOWARD ALTMAN, TYLER ROGOWAY|UPDATED FEB 12, 2023 6:57 PM

THE WAR ZONE

https://www.thedrive.com/the-war-zone/fighters-shoot-down-object-over-lake-huron



2023年2月12日日曜日

速報 今度はカナダ領空で飛行物体を撃墜。F-22ラプターが一週間で3つのキルを計上した。

 


USAF/Google Maps


NORAD指揮下でF-22ラプターが、北米空域で、一週間で3機の物体を撃墜したことが明らかになった




ナダのジャスティン・トルドー首相のツイートで、米空軍のF-22ラプターがカナダのユーコン準州上空で物体を撃墜したことが明らかになった。

 撃墜は2日で2回目となり、1週間前に中国の高高度気球を撃墜したのに続き、F-22にとって史上3度目の「キル」である。トルドーは、土曜日の午後にジョー・バイデン大統領とこの事件について協議、カナダ軍が残骸を回収するとツイートしている。

 今回の撃墜事件は、北米航空宇宙防衛司令部がカナダ北部空域で最大2つの物体を追跡中との報道が出た直後に発生した。安全保障関係者は、NORADが接触を監視しているとカナダのグローバル・ニュースに語っていた。

 トルドー首相のツイートの少し前に、連邦航空局はユーコンの小さな町メイヨーから100海里以内の空域に飛行制限をかける通知(NOTAM)を発表した。NOTAMは 「活発な防空作戦 」を理由に出たものだ。


ユーコン準州メイヨ(via Google Maps)


 投入されたのがカナダ空軍のCF-18ホーネットではなく、米国のF-22であったため、ラプターの空対空能力が優先された迎撃だったことがわかる。

 今回の撃墜は、F-22がアラスカのプルドーベイ沖で未確認物体を撃墜したわずか1日後に行われた。NORADはThe War Zoneに、アラスカ沖とサウスカロライナ沖の両方で回収作業が続いていると確認した。

 昨日の撃墜に関する新しい情報は少ないが、報道によると、物体は米国領空内に入るまで発見されなかったようです。Fox News は土曜日に、米国高官の話として、小型車ほどの大きさの撃墜物が、2月9日まで発見されずにアラスカのノース・スロープ上空の米国領空に侵入したと報じていた。

 金曜日に撃墜された未確認物体がどこから来たのか、どのような能力を持っていたのかは、まだ不明だ。連邦航空局による一時的な飛行制限は、追って通知があるまで、同地域で有効なままとなっている。

 情報が不足しているのは、国防総省が何が撃墜されたのかを正確に把握しようとしているためでもあるのだろう。土曜日に出たCNN記事で、情報に詳しい情報筋は、迎撃パイロットの一部(全員ではない)が、遭遇時に航空機システムに干渉を受けたと報告したと述べた。さらに、パイロットは、物体が高度4万フィートを維持していると説明するため、「物体に識別できる推進力がない」のを確認したと報告している。もちろん、空気より軽い機体は、多くのものに似せることができ、その高度で飛行するのに問題はない。

 ニューヨーク・タイムズは、落下した物体はプルドーベイ沖の海氷に衝突して「バラバラになった」と報じている。現在、現場で回収作業が行われている。

 アラスカ州選出のダン・サリバン上院議員によると、国防総省がアメリカ最後のフロンティア上空で最近、未知の何かを追跡したのはこれが初めてではなく、アラスカ公共メディアに対し、ここ数週間で「同様の物体数機」が州の上空を飛行していると語っている。議員は続けて、こう述べた。

 「レーダーに映ったものの、説明のつかないものがあった...だから、それが何なのか分からないが、我が軍もそれを解明しようとしていると思う...」と続けた。「しかし、これには似たような兆候があり... 私は他の議員と共に、ここ数週間、未確認物体がどのようにわが空域に侵入できたのか、軍の指導者からの答えを期待している...」 と述べている。

 また、サリバン議員は、その物体がノーム付近でアラスカ領空に入り、そこから時速約40ノットで北東に移動し、大きさは「55ガロンドラムと小型フォルクスワーゲンの間」であると主張したと記事は述べている。

 上院軍事委員会のメンバーであるサリバン議員は、情報の出所を明らかにしなかった。

 今回の事件は、領空侵犯者に対する米国とカナダ両国の政策転換を示しており、今後、類似事件が多数発生する兆しの可能性がある。


Update 6:25 E.T.: ペンタゴン報道官のパット・ライダー准将は、トルドー首相とバイデン大統領の命令で、米空軍のF-22ラプターがカナダ領空でAIM-9Xサイドワインダーで未確認物体を撃墜したことを声明で認めた。

 ライダー准将は声明の中で、NORADが金曜日の夜遅くにアラスカ上空でこの未確認物体を検知したと述べた。アラスカ州エルメンドルフ・リチャードソン統合基地のF-22(2機)が、アラスカ航空州兵の給油支援を受け、物体を追跡・観測した。

 カナダ空軍のCF-18ホーネットとCP-140オーロラ海上哨戒機はカナダ領空で監視を続けた。ロイド・J・オースティン3世国防長官とカナダのアニタ・アナンド国防相は、この撃墜に関し調整を行った。連邦捜査局(FBI)とカナダ騎馬警察が緊密に連携して捜査にあたるという。


Update 7:00 E.T.:ホワイトハウス声明によると、 バイデン大統領は、撃墜に先立つ24時間、未確認物体について「継続的にブリーフィング」を受けた。

 「バイデン大統領とトルドー首相は、慎重を期し、自国の軍隊の勧告を受け、未確認飛行物体の撃墜を許可した。「バイデン大統領はNORADに所属する米軍戦闘機に作戦を行う権限を与え、F-22はカナダ当局と緊密に連携しつつカナダ領内で同物体を撃墜した。

 「両首脳は、目的または起源に関する詳細決定のため、物体を回収すること重要性について議論した。バイデン大統領とトルドー首相は、NORADと米軍北部司令部の強力で効果的なパートナーシップを称賛し、領空を探知、追跡、防衛するための緊密な連携を継続することで合意した」。

 F-22は、この撃墜に再びAIM-9Xサイドワインダーミサイルを使用した。AIM-9X1基あたり47万2000ドルという金額は、「未確認物体」を撃墜するための為替相場とは言えないかもしれませんが、The War Zone編集長のTyler Rogoway (@Aviation_Intel)は、各回の対応で同ミサイル備蓄に問題が生まれるわけではないものの、敵が一度に大量攻撃してきたら状況は全く異なると指摘した。■


F-22 Shoots Down Another Object, This Time Over Canada (Updated)


BYSTETSON PAYNE|PUBLISHED FEB 11, 2023 5:54 PM

THE WAR ZONE


2023年2月11日土曜日

速報 アラスカ沖で「気球」撃墜。F-22が一週間でいきなりキルを2つに増やした。

 

USAF

アラスカ沖の米国領空内で新たな高高度事件が発生した

細はまだ不明だが、米空軍のF-22ラプターがアラスカ沖の米領海上空を比較的高く飛行する「物体」を撃墜した。これが一体何なのか、誰のものなのかは不明だが、米国とカナダの領空を何日も通過していた中国の監視気球をF-22が撃墜して1週間もたたないうちに、今回の事態になった。

国家安全保障会議のジョン・カービー報道官は、本日の記者会見で、東部標準時午後1時45分頃に発生した新たな撃墜事件を初めて明らかにした。ペンタゴン報道官のパトリック・ライダー米空軍准将は、その後の記者会見で追加情報を提供した。いずれも物体の具体的な詳細の説明はなかったが、高度約40,000フィートを飛行し、民間機航行に危険を及ぼす可能性があったと述べた。慎重を期して墜落させたという。

北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は2月9日にこの物体を最初に探知し、地上レーダーで追跡していた。その後、戦闘機が現場に向かい、正体を確認しようとした。NSCのカービー報道官は、物体が比較的小さく、速度が遅いこと、最初の迎撃が暗闇で行われたことで、情報が限られていると述べた。

物体がどこで撃墜され、残骸がどこに落下したかは、まだ明らかになっていない。カービーによると、事件はカナダ国境に近いアラスカ北東部で起こったという。残骸は海氷の上に乗っており、現在、分析のため回収作業が行われている。

また、この物体は容易に操縦できるものではなく、大型積載量があるようにも見えないという。ライダーは、その物体は「小型車くらいの大きさ」であると言った。これは、2月4日にサウスカロライナ州沖で撃墜された中国のスパイ気球について、これまでに判明した詳細と全く対照的だ。前回の気球は、小型旅客機の大きさと数千ポンドの重さの積載物を持ち、操縦能力を持ち、高度6万から7万フィートで飛行していたと言われる。

中国の監視用気球とその下に渡された太陽電池式ペイロードの様子。Tyler Schlitt Photography / LiveStormChasers.com

今回の物体が、長年にわたり世界各地で行われてきたとされる中国の高高度気球監視プログラム関連の気球なのかは、まだ不明である。同時に、これまでほぼ無視されてきた物体に、新たに注目が集まっている。

先週、米国政府が中国の監視用気球を公開したことで、未確認飛行物体(UFO)とも呼ばれる、いわゆる未確認航空現象(UAP)の少なくとも一部の目撃情報がこれで説明できるのではとの疑問が沸き起こっている。バイデン政権は、中国の監視気球が最初にアラスカ上空の米国領空に入ったときに撃墜しなかったことを含め、対応が批判され続けている。

「アラスカ人として、とても腹立たしい。他の言葉を使いたい」。アラスカ出身の共和党上院議員リサ・マーコウスキーは、昨日行われた事件に関する機密ブリーフィング後、記者団に次のように語った。「中国への明確なメッセージに思えます。アラスカで自由に使えるようになった」という明確なメッセージが込められているようだ。

新しい物体を撃墜する決定は、こうした事件での新方針の反映だという可能性が非常に高い。

更新: 5:09 EST:

ライダー報道官がエルメンドルフ空軍基地からF-22ラプター2機が、高度約4万フィートで物体に接近し、1機がAIM-9Xミサイルを発射して破壊したと、記者団に金曜日午後1時45分(EST)に語った。

国防長官ロイド・オースティンは中国側と連絡を取っていないとライダー報道官は述べたが、大統領が先週、中国のスパイ気球の横断を許可して以来、高まっている政治的圧力に反応したとの主張には同意していない。

「それぞれのメリットを見て判断する」と彼は言った。「現時点では、操縦可能であることを示すものはなかった」と述べた。

カービー報道官によると、物体の正体を見るために、米軍機の飛行が少なくとも2回あったという。ライダー報道官によると、パイロットの観測で、物体は無人と判断された。

ライダー報道官は、撃墜前に物体を妨害する努力があったのかについては言及を避けた。

高高度での対気球、対物体能力の必要性を国防総省が再評価しているのかとの質問に、ライダー報道官は、もっと多くのことが判明していると答えた。

「物体を識別し追跡するプログラムについて、多くを学び続けている」とし、米国は「我が国の空を守り続けるため(投資し)確保する」と付け加えた。

ライダー報道官は、先週の気球の侵入で学んだ教訓がこの物体の追跡に役立ったことのかを説明するのは、「リンゴとオレンジのちがいのようなもの」だと言った。

「NORAD/NORTHCOMは追跡する能力を維持している。「物体が米国領空に接近し、進入した段階で追跡していた。繰り返すが、同物体の正体を評価中である。この結果から何か新しいことがわかったかは言えないが、メディアや一般市民含め、全員が気球に非常に敏感になっていると思う」と述べた。

ライダー報道官は、「NORADとNORTHCOMは、敵対的な意図や行動がない場合は、物体を破壊する権限が必ずしあるわけではない」と述べた。「しかし、物体が、民間航空交通に脅威を与える高度で飛行していたため、長官と大統領と協議し、大統領は我々の助言を受け入れ、撃墜命令を出した」と述べた。

カービー報道官は、物体が米国上空に出現して間もない段階で撃墜されたことは、米国の方針転換を意味するものではないとした。「2つの事件から、何らかの政策が導き出されることはないだろう」「大統領は常に米国民と国際安全保障の利益のため行動する。先週は、米国本土の上空を意図的に飛行した偵察機について話していた。今日のケースでは、...高度は飛行客、民間航空交通の安全に対する潜在的脅威だった」。

更新: 6:10 EST:

米連邦航空局のNOTAM(Notice to Air Missions)システムによると、アラスカ北東部沿岸の空域で一時飛行制限(TFR)が実施されている。対象地域は、主要な油田があるデッドホースとプルドー湾の北西部。また、2007年まで米空軍が運用して現在は使われていないBullen Point Air Force Station付近でもある。

今回のTFRは、米国東部時間午後2時30分頃、つまり撃墜の45分後から実施されている。

現在実施されているTFRに関連するNOTAMの全文は以下のとおりです。

現在、CH-47チヌーク含む多数の米軍固定翼機およびヘリコプターが復旧作業を支援している。ネット上では、3機のCH-47が現地に向かっているように見える写真が公開されている。

HC-130ハーキュリーズやHH-60ヘリコプターも回収作業を支援している。■


F-22 Shoots Down “Object” Flying High Over Alaskan Waters (Updated)

BYHOWARD ALTMAN, JOSEPH TREVITHICK|UPDATED FEB 10, 2023 6:10 PM

THE WAR ZONE

https://www.thedrive.com/the-war-zone/f-22-shoots-down-new-object-flying-high-over-alaskan-waters