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2026年8月22日土曜日

E-2Dアドバンスト・ホークアイが性能改修へ―航空自衛隊運用中の機体も今後改修を受けるのではないでしょうか。中共のそっくりさんとは性能で差がさらにひろがりそうですね

 

航空指揮管制飛行隊(VAW)123「スクリュートップス」に所属するE-2Dアドバンスト・ホークアイが、2026年5月10日、ニミッツ級空母「ドワイト・D・アイゼンハワー」 (CVN 69)の飛行甲板に接近している。(米海軍)

E-2Dアドバンスト・ホークアイの改修を米海軍が承認

Navy clears upgrade for E-2D Advanced Hawkeye


製造元のノースロップ・グラマンは、ブロックIIアップグレードにより改修された機体が「20年代末までに」引き渡されると述べた


ワシントン発 — 米海軍および製造元のノースロップ・グラマンによると、E-2Dアドバンスト・ホークアイの大規模なアップグレード計画が重要な開発の節目をクリアし、20年代末までに最初の改修済みレーダー機を納入する準備が整った。

月曜日のプレスリリースで、海軍は「アドバンスト・ホークアイ」のブロックII改修計画が、新システムが期待される要件を満たすかを評価する「重要設計審査」に合格したと発表した。海軍によると、ブロックII計画には、コックピットの刷新、オープン・ミッション・システム・アーキテクチャ、演算能力の強化といった幅広い機能が含まれている。

「オープン・ミッション・システム・アーキテクチャを統合することで、本プログラムは現在および将来の部品陳腐化問題を解決し、迅速かつ非独自技術の導入を可能にする」と海軍はプレスリリースで述べた。さらに、コックピットと飛行システムの改良により「パイロットの作業負荷を大幅に軽減し、状況認識能力を向上させる」ことで、「乗組員が複雑な戦闘管理に集中できるようになる」と海軍は付け加えた。

E-2Dは、空母運用が可能な戦術空中早期警戒機であり、接近する脅威の探知する大型レーダーを搭載し、乗組員が戦闘中の他部隊を指揮・統制する。海軍のプレスリリースによるとブロックIIアップグレードは、「E-2Dが空中指揮統制の最重要な拠点であり続け、海上優位性を確保するため必要な強靭かつ決定的な優位性を提供する」ことを保証するものである。

海軍は、このアップグレードに関する飛行試験が2029会計年度に開始される見込みとしている。ノースロップはプレスリリースの中で、ブロックIIプロジェクトを「E-2Dの開発以来最も重要なアップグレード」と呼び、改良型は「20年代末までに」納入されると述べた。同社は、既存の機体の改修に加え、現在生産中の新機体にもブロックIIのアップグレードを組み込む。

「ブロックIIの重要設計審査の完了は、当社チームおよびパートナー各社の献身と専門知識の賜物である」と、ノースロップ副社長兼E-2Dプログラムマネージャーであるジャニス・ジルチが同社プレスリリースで述べた。

NAVAIRによると、E-2Dは主に空中指揮統制任務に従事しているが、空中攻撃、陸上部隊支援、救出作戦などの「同時進行任務」の調整も可能である。

国防総省(DoD)のファクトシート [PDF] によると、同機は最近、イランに対する「オペレーション・エピック・フューリー」において、爆撃機や戦闘機からヘリコプター、片道攻撃ドローン、駆逐艦、潜水艦に至るまで多岐にわたる米国の戦力と共に役割を果たした。国防総省は以前、空軍の同様のレーダー機プログラムである「E-7ウェッジテイル」を中止し、そのつなぎとしてE-2Dを追加購入する方針だったが、議員連がこの動きに難色を示したため、E-7の開発は再開された

米国に加え、日本もE-2Dを運用しており、フランスは2027年に初の「アドバンスト・ホークアイ」を導入する見込みである。■


2021年8月8日日曜日

E-2Dは2025年生産終了するが、今後30年の供用期間を通じ性能向上を続ける。日本向け機材製造も続き、計13機を導入する。

 


E-2Dアドバンストホークアイ(VAW-120所属)が空中給油を受ける US Navy Photo

 

E-2Dの生産はあと四年で終るが、米海軍は同機を今後30年は稼働させたいとする。

 

性能改修でコックピット関連エイビオニクス、ミッションシステム各種、通信能力、サイバー保安体制が強化され、「艦隊の目」を2040年代以降も活躍できる状態にする、とNAVAIR PMA-231で空中指揮統制システムズを主管するピート・アロビオ大佐が述べている。

 

E-2Dホークアイ艦載戦術戦闘管理・空中早期警戒指揮統制機はノースロップ・グラマンのE-2Cを近代化した派生型だ。

 

「現時点では中心はE-2Dのミッション実行能力を向上させることだ」とアロビオ大佐は海軍連盟主催のカンファレンスで述べた。

 

E-2D改修は「デルタシステムソフトウェア・コンフィグレーション」(DSSC)の機能向上として進めており、開発開始から機内搭載まで4年の予定とアロビオは紹介している。現在はDSSC3のヴァージョン3.1の今年末導入をめざす。DSSC3.1では統合戦術無線交信システム(JTRS)やリンク16を導入し、DoDが求める2021年サイバー保安体制標準をE-2Dで満たすという。

 

「標的情報のリンク、相互調整、分散、評価を先端的水準で行う」(アロビオ)

 

DSSCは二年おきに更新され、2023年度にヴァージョン4が導入されるとデータ融合機能、GPS、レーダーの性能向上が実現する。

 

その後のDSSC5で「空母打撃群がA2/AD環境で戦力を発揮するため不可欠な性能向上が加わる」としつつ、内容は大部分が機密情報のため紹介できないとした。

 

「E-2Dには当初想定以上の期待が寄せられており、現在進行中の課題の多くに対応すべくこれまでのアーキテクチャを一新する」(アロビオ大佐)

 

さらにソフトウェア改修の六番目パッケージで統合全次元指揮統制(JADC2)システムや海軍作戦実行アーキテクチャとの相互運用体制が実現する。

 

「E2-Dの生産はまだ続いている。まだ新規製造機体のにおいが残っているが、機内のアーキテクチャや各種システム、コックピット周りの部品等はスマートフォン以前の2005年当時の設計だ」

 

特に機内搭載ミッションコンピュータやディスプレイを敵のサイバー攻撃に対し強化することが最重要事項だ。

 

ホークアイコクピット・テック・リフレッシュHETCRではエイビオニクスを最新の水準に引き上げ、パイロットにヘッドアップディスプレイを導入する。

 

戦域戦闘IDとミッションコンピュータのディプレイはオープンシステムアーキテクチャで今後のソフトウェアアップグレードパッケージの搭載が容易になるとアロビオ大佐は説明している。

 

要求内容にないが、海軍では「改良型着艦モード」ILMをE-2Dにも導入し着艦作業を部分的だが自動化できないか検討している。F/A-18E/FやF-35Cでは「マジックカーペット」と呼ぶ精密着艦が実現している。

 

E-2Dでは機体がフライバイワイヤでなく、機体上部に大型レーダーを搭載していることもありILM導入は簡単ではないことをアロビオ大佐も認める。だが空中給油を受けE-2Dミッションが今後最大9時間になれば、悪天候や夜間の着艦で疲労のたまった乗員には朗報となろう。アロビオもILMは「要求されていないが、艦隊の運用部隊からはナンバーワンの要望になる」という。

 

米海軍はE-2Dを48機運用中で2021年末までに4機が配備される。

 

常時22機を投入可能な状態に維持するのを2021年7月1日までに実現する目標が2月に達成され、予定を5カ月前倒しできたとアロビオは述べた。

 

ミッション投入可能なE-2Dは基本的に訓練に使い、パイロットに二地点間飛行、空母発着艦を習熟させているが、早期警戒任務についていない。

 

「完全な状態のミッション実施になれば戦いに勝つことにつながる」「機体には基本システムが11通りあり、完全に作動して初めて任務が達成できる」(アロビオ)

 

次の目標は完全な形でミッション実施可能な状態の機体を常時22機艦隊に配備することでこれを9月1日までに実現する。2月以降は平均で29機がミッション投入可能な状態となっている。

 

E-2Dが50機ほどそろえば、9飛行隊、一個予備飛行隊の整備が可能となり、各隊は5機を配備する。すでに5個飛行隊でE-2Cからの機種転換が進んでおり、2027年度で機体転換が完了する。うち二個飛行隊に空中給油対応のE-2Dが配備される。

 

現在26機のE-2Cが訓練専用で稼働中だが2026年度末までに姿を消す。

 

E-2Dの要求は86機のう78機分の予算が海軍に認められており、2025年までに全機完成する。

 

日本が発注した9機のうち3機が自衛隊に引き渡し済みだ。先に発注した4機は稼働中だ。

 

フランスは12月に3機のE-2D購入で合意しており、2027年度に引き渡す。台湾エジプトも導入交渉中とアロビオは紹介している。四か国は旧型E-2Cを運用中だ。■


この記事は以下を再構成し人力翻訳でお送りしています。市況価格より2-3割安い翻訳をご入用の方はaviationbusiness2021@gmailまでご連絡ください。


Navy Plans Upgrades to Fly E-2Ds into the 2040s - USNI News

By: Dan Parsons

August 3, 2021 10:02 PM • Updated: August 4, 2021 1:57 PM


2015年6月3日水曜日

★航空自衛隊>E-2D売却案件が米議会に通告された 4機、総額17億ドル



原文ではE-2Cが海上自衛隊が運用中と誤った記述になっていたため本国サイトに指摘しておきました。

Congress Notified of Potential $1.7B E-2D Advanced Hawkeye Sale to Japan

By: Sam LaGrone
June 2, 2015 4:28 PM

E-2D Advanced Hawkeye aircraft conduct a test flight in 2009. US Navy Photo
テスト中のE-2D Advanced Hawkeye 2009年. US Navy Photo


ノースロップ・グラマンE-2Dアドバンストホークアイ4機および支援装備の日本向販売を米議会に通告したと国務省関係者がUSNI Newsに明らかにした。

  1. ISR用の機体および予備エンジン、予備レーダー含め合計17億ドルを有償海外軍事援助(FMS)として売却する。
  2. 「日本の空域並びに海洋領域の状況把握がE-2D各機の搭載する空中早期警戒統制(AEW&C)能力で向上する。日本はE-2D各機を太平洋で運用し、現行のE-2CホークアイAEW&C機材を補強する」と国務省のデイビッド・マッキービイがUSNI Newsに文書で回答してきた。
  1. 案件では機体合計4機、T56-A-427Aエンジン10基、多機能情報分散システム低量端末装置 (MIDS-LVT)8台、APY-9レーダー4基を含む。
  2. 日本は現在も10機以上のホークアイを運用中で防衛省は昨年末にホークアイ改良型の導入を表明し、ボーイング737AEW&Cウェッジェテイルを退けた。同機はオーストラリア、韓国、トルコが運用中。
  3. 5月に議会は総額30億ドルでベル・ボーイングV-22オスプレイ17機及び支援装備の日本向売却の通告を受けている。
  4. 米海軍ではE-2D初の作戦部隊がセオドア・ローズヴェルト空母打撃群に配備されており、海軍が進める統合火器管制防空構想 (NIFC-CA) 構築の鍵を握る機材となる。■