YouTube Screencap 急ピッチで進むKF-21プログラムの最新のマイルストーンとして、韓国泗川空港で試作型が初飛行に成功した。 南 朝鮮の国産次世代戦闘機KF-21が本日初飛行した。近代的な戦闘機の開発プログラムとして極めて迅速に進められており、最新かつ最も重要なマイルストーンとなった。KF-21が地上試験を実施していることが明らかになり、本誌も報告したが、それからわずか2週間の出来事となった。 朝鮮語で鷹を意味する「ボラメ」と名付けられたKF-21の試作1号機は、韓国南東部にある泗川空港から初飛行した。同空港には 韓国航空宇宙産業 (KAI)の主要生産施設が隣接している。また、韓国空軍(ROKAF)の第3飛行訓練飛行隊の本拠地でもある。 KF-21(シリアル001)は、現地時間午後3時40分に離陸し、天候の影響で若干遅れ、午後4時13分着陸した。追跡機は、KAIの複座T-50高性能ジェット練習機だった。泗川にある第281試験飛行隊の機体だろう。 機首に韓国とインドネシアの国旗を描いた試作機「ボラメ」は、初飛行としては珍しく、長距離空対空ミサイル(AAM)「メテオ」のモックアップを4基搭載し、胴体下のセミコンフォルマ位置に搭載していた。 KF-21初飛行は、早ければ7月22日との未確認観測とほぼ一致した。今月初めの動力地上試験に先立ち、6月には泗川で最初の試作機が静止エンジン試験を行う公式映像が公開されていた。 当然ながら、KF-21の初飛行は韓国メディアに歓迎されている。聯合ニュースは、「技術的障害、費用対効果、その他の実現可能性に関する疑問に対する懐疑論にもかかわらず、巨大開発プロジェクトが始動して約6年半で飛行を開始した」と報じた。 韓国で防衛調達を管理する国防調達計画局(DAPA)は声明で、「国産戦闘機の開発成功に一歩近づいたことは、国内航空技術の新たな飛躍と強力なハイテク軍事の台頭を象徴している」と述べた。 聯合ニュースはまた、KF-21(旧称KF-X)の開発におけるマイルストーンの歴史を紹介している。 2000年11月。金大中大統領(当時)により、2015年の生産を目指し新型戦闘機計画が初めて発表される。 2002年11月 統合参謀本部がF-16を上回るハイエ...
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