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F-35 米空軍がパイロット養成を正式に開始しました

USAF Finally Begins F-35 Pilot Training By Amy Butler aviationweek.com December 17, 2012 .一年以上の遅れとなったが米空軍がF-35教官パイロットの訓練をエグリン空軍基地(フロリダ州)で開始した。 空軍教育訓練軍団司令官エドワード・ライス大将Gen. Edward Riceがパイロット訓練開始を12月17日に同基地訪問し宣言した。 . 訓練開始は昨年秋の予定だったがペンタゴンから同機の通常運用の即応度で懸念意見が表明されたため延期されていたもの。空軍はその代わりに訓練課程を精査 する作業を正式な運用実用性評価operational utility evaluation (OUE)operational utility evaluation (OUE)期間中に実施し、これが今年初秋に完了したのだ。ライス大将はOUEについて「淡々と実施され、予想外の展開はなかった」とAviation Week取材に語った。 海兵隊は同じエグリン基地でF-35Bによりパイロット要請を実施中だ。「本日は大きな一歩となった。同機はこれまでも飛行しているが十分なデータがそろい、信頼性を確認でき、正式にパイロット訓練を開始するに至ったのである」とライス大将は訓示した。 今 回のOUEではF-35Aのブロック1Aのシラバスをつかったが、訓練課程第一回目のパイロット訓練ではブロック1Bのソフトウェアを使うことになると同 大将は説明。パイロット養成は36名規模を今後も維持できるといい、機体数の増強が必要だという。「最初は非常にゆっくりとはじめるよう企画した」とのこ と。 1A ソフトウェアでは基本的な飛行とエグリンへの接近しかできない。1Bソフトウェアにはコックピットのエイビオニクスと保安機能でデータ融合を含む。ただし 武器制御能力はブロック2Bの登場を待たないと使えない。来年中の訓練パイロットは全員教官となる予定。整備要因の訓練は今年初めから既に始まっている。 エグリンに配備済みの機体数は米空軍向けF-35Aが9機、米海兵隊向けF-35Bが11機、英国所属のF-35Bが2機。■