パシフィック・ドラゴン2024演習中、ハワイ近海でオーストラリア海軍初のスタンダード・ミサイル6(SM-6)を発射するHMASシドニー。 (ADF LSIS Daniel Goodman) オーストラリアのパット・コンロイ国防調達担当大臣は、声明で、「オーストラリアは、米国以外でSM-6ミサイルを発射した最初の国であり、同盟の強さを強調している」と指摘した オ ーストラリアは本日、海軍のSM-2 IIICとSM-6ミサイル調達に70億豪ドル(約46億8000万米ドル)の巨費を投入すると発表した。 リチャード・マールズ国防相は月曜日の声明で、「スタンダード・ミサイル6とスタンダード・ミサイル2ブロックIIICは、わが海軍が長距離で海上、陸上、空中の標的を攻撃することを可能にし、終末弾道ミサイル防衛能力を提供し、オーストラリア国民とその利益を守る国防軍の能力を高める」と述べた。 「SM-2 IIICとSM-6は、世界で最も先進的な防空・ミサイル兵器であり、海軍のホバート級駆逐艦と将来的にはハンター級フリゲート艦に順次配備される予定だ」とマールズ国防相Defense Minister Richard Marles は続けた。「これは、最近HMASシドニーからSM-6の試験発射に成功したことに続くものです」。 パット・コンロイ国防調達相minister for defense procurement, Pat Conroy,は声明で、「豪州は米国以外でSM-6ミサイルを発射した最初の国であり、豪米同盟の強さを強調している」と指摘した。 能力面では、SM-2 IIICにアクティブ・シーカー技術が追加され、声明によれば「ミサイルの脅威に対する防御能力が大幅に強化された」。 政府発表によれば、SM-6は射程距離が延びるため、オーストラリアのミサイル防衛にさらなる深みを与えることになる。 今回の発表は、幸運の国オーストラリアがこの兵器に長年関心を寄せてきたことの集大成である。 2021年8月、米国務省はSM-6とSM-2 IIICの「将来の購入に関連するサービス」のための対外軍事売却(FMS)案件を承認した。 この契約はわずか3億5000万ドルだったが、今回の発表への道筋をつけるのに役立った。本日の声明にはそうは...
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