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あなたの知らない戦史シリーズ、太平洋戦線で米潜水艦が果たした特殊任務とは

Some of the Top Secret Ways Submarines Helped Win World War II 第二次大戦勝利に米潜水艦が果たした秘密任務とは Especially in the Pacific. by Warfare History Network May 10, 2019   Topic: Security   Region: Europe   Blog Brand: The Buzz   Tags: World War II Submarines U.S. Navy Royal Navy Nazi Germany Battle For The Atlantic https://nationalinterest.org/blog/buzz/some-top-secret-ways-submarines-helped-win-world-war-ii-56937 マ ニラ湾 の夕日は感動的だった。太陽が水平線の下に沈むと空は色を変えていき、ついに暗黒になった。だが1942年1月のUSSシーウルフ乗員には空の変化を楽しむ余裕はない。湾の海底に潜み夜の帳が下りるのを待っており、これで安全に浮上できる。 7:30 pmにフレデリック・ワーダー少佐が下令し潜水艦は静かな海面に現れコレヒドール島に慎重に接近し南ドックに向かった。シーウルフは係留され乗員が貨物を搬送した。対空砲弾36トンで同島の防衛に使う。 真珠湾攻撃から一ヶ月未満で、シーウルフは三回目の戦闘哨戒についていた。同艦が第二次大戦中に米潜水艦隊が実施した300回近くの「特殊任務」の口火を切った。 貨物を下ろすとシーウルフは25名の乗客を乗せジャワ島東部沿岸のスラバヤまで搬送した。ワーダー艦長は自艦がトラック扱いからバスになったと感じただろう。だが乗客はVIPで開戦初頭に航空機移動が不可能になった航空搭乗員を運び新たに戦闘に加わるようにするのが任務だった。 惨憺たる開戦初頭の日々にアジア艦隊所属潜水艦各艦は同様の任務に忙殺されて司令官トーマス・ハート大将がワシントンに文句を伝えたほどだ。「潜水艦が退避や輸送など各種任務に使わされている」とし高官の移動、パイロットの輸送、極秘無線傍受部隊やフィリピンの金銀20トンを搬送した。また弾薬