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ウクライナ国境付近でロシア軍機Il-76が墜落。ウクライナが発射したペイトリオットミサイルで撃墜された....ただし現地情報が混乱しているため注意が必要です。それにしてもロシアの主張にはどうして嘘が多いのか。

  ロシア発の情報が非常に疑わしい事が多いため、今回もロシア発表は鵜呑みにできません。たしかなのはウクライナの防空体制が相当の実力を発揮し始めていることで、先日のA-50撃墜とあわせ、ロシアの空には不安の眼差しが向けられているでしょう。この記事はThe War Zoneによるもので、今回は航空事故専門のターミナル4と共通記事といたします。 Crash capture via X/Il-76 Credit Aktug Ates via Wikicommons (GNU 1.4) ロシアは捕虜を輸送中だったとし、ウクライナ側はミサイルを輸送していたと主張が食い違っている 詳 細は非常に限られているが、ロシアのイリューシンIl-76キャンディード輸送機が本日、ウクライナと国境を接する同国西部のベルゴロド州で墜落した。ロシアとウクライナからの未確認の報告によると、ウクライナが航空機を墜落させたと主張しているが、現段階では独自に検証できない。ロシア側は、墜落された同機が、ウクライナの捕虜を乗せていたと主張している。ウクライナ当局はこの主張に疑問を投げかけているが、捕虜交換が今日計画されていたことは認めている。  今日未明、事件の動画と写真がソーシャルメディアに掲載された。映像には、急降下しながら炎上するIl-76の姿が映っている。数分後、地面に激突し、墜落現場から大きな火球が噴出し、その後、濃い黒煙が上がっている。  墜落現場を写した写真やビデオも出始めている。  ロシアメディアによると、航空機は現地時間午前11時頃、州都ベルゴロド市のすぐ北東にあるコロチャ地区のヤブロノヴォ村付近に墜落したという。ヴャチェスラフ・グラドコフ州知事は、航空機は「人口密集地に近い野原に落ちた」と述べたが、地上での死傷者は明らかにされていない。  ロシア国防省は、機内には74人が搭乗しており、全員が死亡したと主張している。その内訳は、65人のウクライナ人捕虜、6人の乗組員、3人の追加要員(明らかに捕虜の護衛)だという。墜落時、航空機はチカロフスキー-ベルゴロド間で「定期便として運航中」だったという。また、捕虜の名前だとするリストも公表されている。繰り返すが、情報の正当性は今のところ確認できず、捕虜が搭乗していたという物的証拠も提供されていない。  キャンディッドの基本的な軍用輸送機バージョンである