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英国の新型ドレッドノート級弾道ミサイル潜水艦のデザインで詳細な情報が入ってきた(The War Zone)―核保有国の誇りで英国はSSBN新規建造に乗り出すのでしょうか。もっと意味のある国防予算の使い道が別にあるとも思うのですが

     Rolls-Royce/LinkedIn 流線型の船体、X字型の艦尾、ポンプジェット推進、コンフォーマルミサイルキャリッジが英国海軍が間もなく就役させるドレッドノート級戦略原子力潜水艦の特徴となる 英 国海軍の新型ドレッドノート級原子力弾道潜水艦(SSBN)の外観で、詳細なモデルからこれまででもっとも鮮明なアイデアが得られた。 4隻のドレッドノート級潜水艦は、英国にとって最重要国防計画であり、英国海軍が速度、ステルス性、そして強力な破壊力という最適なバランスを追求する中で、設計に数多くの先進的な機能が盛り込まれていることは注目に値する。4隻の新型SSBN(英国では「ボマー」と呼ばれている)は、1990年代に就役したヴァンガード級に交代する。  新型ドレッドノートがどのような外観になるかを示す素晴らしい模型が、英国下院で最近公開された。これは、政府の「議会における核週間」におけるロールス・ロイスの核ポートフォリオ展示として行われたものである。イベントの模型の写真が、その後、同社によりLinkedInに掲載され、この記事のトップに掲載した。ロールス・ロイスは、ドレッドノート級原子力潜水艦の加圧水型原子炉3(PWR3)原子力推進プラントの設計と供給を担当している。 以前発表されていたドレッドノート級原子力潜水艦のイメージ。BAEシステムズ 過去には、英国海軍と潜水艦の製造元であるBAEシステムズが、上の図のようなSSBNのアーティストによるコンセプトを公開していたが、ここまで詳細なものではなかった。しかし、英国海軍はすでに、排水量17,200トン(18,600トン)、全長153.6メートル(504フィート)など、限定的ながら仕様を公開している。  非常に流線型の艦体形状に加え、SSBNは目立って目立たない傾斜したセールを備えている。これは、現代の潜水艦の設計でますます一般的になっているものだ。一部の設計ではさらに踏み込んで、2019年に登場した中国の小型潜水艦に見られるように、セールを小さなフェアリングに置き換えている。一方で米海軍は、将来の原子力攻撃潜水艦に、必要に応じて上昇するが、それ以外は潜水艦の速度、機動性、音響ステルス性を維持するため隠されている、非伝統的なセールを装備する可能性を検討している。ドレッドノート級のセールは、よ...

F-35受入態勢を整備する英国で基地整備工事が今月開始

UK announces F-35 infrastructure contracts Gareth Jennings, London - IHS Jane's Defence Weekly 07 April 2016 http://www.janes.com/article/59375/uk-announces-f-35-infrastructure-contracts RAFマーハム基地内に新設される設備の想像図。2018年に完工し、英国用機材の到着に間に合わせる。 Source: BAE Systems 英国防省は ロッキード・マーティン へ142百万ポンド(200百万ドル)で英軍向け共用打撃戦闘機の本拠となる基地で設備を新設する契約を交付した。 4月7日に発表されたもので、ノーフォーク州マーハムの英空軍基地で英海軍が導入する短距離離陸垂直着陸型F-35B向け支援用施設を三棟建設する。 ロッキード・マーティンは118百万ポンドで BAEシステムズ に建設の監理を再委託し、建設は バルフォアビーティ   Balfour Beatty社が行う。対象は兵站業務センター、統合訓練センター、保守点検最終仕上げ棟の三つだ。建設は今月末から始まり、2018に完工する。この時期に第617「ダムバスター」飛行隊とF-35Bの初号機が同基地に到着する。 BAEシステムズの生産施設(ランカシャー州サムルズベリ)で第10号機の機体部分が完成しており、テキサス州フォートワースのF-35最終組立て工場へ搬送される。 BAEシステムズは2015年12月にサムルズベリ工場を拡張し増産に備えると発表していた。同社は機体後部、垂直・水平尾翼部分と空母運用型の専用翼端部分を製造する。同社は燃料系統、乗員緊急脱出システム、生命維持装置、機体状態の診断管理装備、英海軍空母での運用に向けた調整も同時に担当している。 英国はJSFのレベル(ティア)1協力国として唯一の存在でおよそ15%の製造を受け持つ。英国の観点からすれば総額1.5丁億ドルのF-35各国向け調達は国内総生産では300億ポンドの経済効果を2009年から2036年にかけてもたらし、25千名にのぼる国内雇用を生むことになり、航空宇宙産業基盤の相当部分を占める存在だ。■...