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今年のリムパックで最大の見せ場は実弾で退役艦を攻撃するSINKEXで今回は旧USSタラワが標的となる

  今年のリムパックのクライマックスが退役した強襲揚陸艦旧USSタラワへの実弾射撃で、同艦が海中に没するイベントとなるそうです。しかし、中国が数年前までリムパックに堂々と参加を許されていたことが今となっては異様に思えます。PLANは今回もスパイ活動を展開するでしょうね。The War Zone記事からのご紹介です。 The ex-USS Tarawa seen in 2013. USN 旧USSタラワを沈めることで、米国と同盟国は、大型艦を攻撃する経験と、艦船が受ける損害に関するデータを得ることができる 米 海軍の退役した強襲揚陸艦「タラワ」が、2024年の環太平洋合同演習(リムパック)でハワイ沖に沈められることになった。タラワ級艦船が標的として破壊されるのはほぼ20年ぶりのことで、この目的で使用されるのは2例目である。また、米国主導の演習で強襲揚陸艦が沈められるのも10年以上ぶりのことである。そのため、今年のリムパック2024は、このような大型艦に対する各種兵器の有効性や、艦船がどこまでの仕打ちに耐えるのかについてデータを収集する貴重な機会となる。 筆者注:元タラワの正確な処分と計画について、本誌は米海軍に連絡を取り、追加的な説明を求めている。2009年に退役したタラワは現在、ハワイ真珠湾の中心にあるフォード島にある。いわゆる沈没演習(SINKEX)は、2年に1度開催されるリムパックの主要行事であるが、使用される艦船の種類は様々だ USSタラワは、1976年に海軍に就役した同級の1番艦である。1970年代から1980年代にかけて、同艦と米海兵隊は主に西太平洋で定期巡航を行った。また、1983年にはレバノンでの国際平和維持活動を支援するなど、展開することもあった。  より大規模な水陸両用部隊の一部として、タラワは1990年、第一次湾岸戦争直前のデザート・シールド作戦の一環として海兵隊をサウジアラビアに派遣した。その後、他の揚陸艦とともに西太平洋で追加巡航を行い、中東にも何度も戻っており、2003年の米国主導のイラク侵攻に伴うイラクでの作戦参加も含まれていた。タラワの最後の派遣は、イラクとアフガニスタンで進行中の米国の任務を支援することであった。 米海軍は、少なくとも2022年以降、大規模演習でタラワ級を標的として使用することを計画してきた同級のもう1隻、元USSペリ