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☆ 米空軍の主力機が大型機に統一される日が来る?

第六世代戦闘機の開発に乗り出そうというところで、冷水をかけるような報告書ですが、大きなインパクトが出そうです。戦闘機命のヒエラルキーに支配された空軍の成り立ちが変わってしまうかもしれませんが、やはり価値観の違いを理由に黙殺されてしまうのでしょうか。なお報告書の著者は米空軍出身(ただし戦闘機パイロットではない)でRAND研究所でも仕事をしていた人とのことです。 Should Future Fighter Be Like A Bomber? Groundbreaking CSBA Study By COLIN CLARK  on April 08, 2015 at 3:46 PM http://breakingdefense.com/2015/04/should-future-fighter-be-like-a-bomber-groundbreaking-csba-study/feed/ WASHINGTON: 米空軍の次世代主力機は小型戦闘機ではなくステルス長距離爆撃機に近い機体になるかもしれない。 これは予算戦略評価センター Center for Budgetary and Strategic Assessments がこのたび発表する報告書  TRENDS IN AIR-TO-AIR COMBAT: IMPLICATIONS FOR FUTURE AIR SUPERIORITY の結論部分であり、このたびBreaking Defenseは同センターとは無関係の筋から写しを入手した。 報告書の主な所見は以下のとおり。「包括的結論として電子センサー、通信、誘導兵器で相当な技術進歩が過去数十年で発生しているので航空戦闘の形態がすでに根本的に変化している可能性があることへ注意喚起する」 上記結語は報告作成者ジョン・スティリオン John Stillion が世界各地で1965年以降の「1,450件以上の勝利実績」を集めたデータベースを精査して得たものだ。 スティリオンの研究では敵機を探知、待ちぶせ、攻撃し、かつ防空体制をスピードと操縦性で出し抜く航空機の製造は、航続距離、速度、性能それぞれ物理的な限界に近づいているという。 「電子センサーに加え、物理的な痕跡の削減、RF(電波)・IR(赤外線)対抗