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SR-72の配備は2030年代か、有人無人切替式のマッハ6極超音速機に

A Mach 6 SR-71? This Is How Amazing (And Deadly) the SR-72 Could Be. マッハ6版のSR-71をめざすSR-72はどこまで驚異的(かつ強力な)機体になるのか It could have a strike mission. 攻撃機にも転用か by Harold C. Hutchison https://nationalinterest.org/blog/buzz/mach-6-sr-71-how-amazing-and-deadly-sr-72-could-be-29217 ロッキードSR-71ブラックバードは伝説の域に達した機体だ。どんな敵も対抗不能の偵察機として知られる同機は戦闘機にも発展するものと考えられ、実際には有人機として世界第二の高速飛行記録を樹立した。 米軍での供用期間は1964年から1998年まで、NASAでは1991年まで活躍した。原型はA-12オックスカート(A-12アヴェンジャーとは無関係)のSR-71は単座で高速偵察飛行を塗り替えてもいる。 衛星と無人機がSR-71の代わりになると言われてきた。だが衛星は動きが予測可能であり、無人機では性能、信頼性が劣る。そこでロッキードのスカンクワークスはA-12/YF-12/SR-71ファミリーの製造元としてSR-72を開発中であり、ブラックバードの速度を上回る機体になると約束している。 SR-71は紙上で計算尺を使って設計されたが、ハイテクの恩恵は受けずに十分役目を果たす機体になった。 次のSR-72はDARPAによるファルコン・ハイパーソニック・テクノロジー・ビークル2(HTV-2)(下図)の技術からマッハ6超の飛行を目指す。HTV-2はマッハ20の速度を記録している。 Popular MechanicsによればSR-72は攻撃ミッションも担当する。どんな兵装を搭載するのか不明だが、Aviation Weekは「飛行実験機」を2020年代初頭に製造し、実際に配備する機体は2030年代に登場するとしている。 実際に同機を操縦する幸運に恵まれたパイロットはブラックバードのパイロットのようなかさばる飛行スーツの着用はないはずだ。というのは当初はSR-72は無人機運用する構想だ