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日曜日の話題 中国の「国家安全教育日」に登場した奇抜なビデオ宣伝作品

中国国内向けだから版権も著作権も関係ないというのが制作側の考えなのでしょうが、今やこうして世界がすぐその内容を知ってしますのですから、中国政府の姿勢はかなり遅れているとしか言いようがありません。コメディとしてYouTubeにアップロードされると娯楽にはいいかもしれません。とはいえ、こうして大衆は教育されていくとしたら恐ろしいですね。ただし、中国人には多様な価値観があるようで、健全な意見も散見されるのが救いでしょうか。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------- China’s Latest Bizarre Propaganda Videos Use Batman and Mr. Bean to Explain State Secrets 11:48 AM ET BY ZHEPING HUANG JOSH HORWITZ QUARTZ http://www.defenseone.com/ideas/2016/04/chinas-latest-bizarre-propaganda-videos-use-batman-and-mr-bean-explain-state-secrets/127538/?oref=d-channelriver スーパーマン、ジョーカー等のポップカルチャーの人気者が中国のオンラインプロパガンダ宣伝に登場している。本日4月15日は新たに制定した全国安全教育日として国家機密保護の重要性を訴える記念日だ。 この機会に国家保安省がアニメビデオを製作し、ポップカルチャーで政府の意思を伝えようとしている。ジェイムズ・ボンドなどハリウッド映画の登場人物を使ったヴィデオ作品5作で国家安全保障での党基本方針を防諜法と国家安全保障法(2014年、2015年それぞれ成立)の側面から解説している。内容は奇抜としかいいようがない。 あるストーリーでは国家安全保障法を説明し、一般市民に外国人スパイを摘発するよう勧める。「特殊部隊、FBI、CIA以外にもスーパーマン、バットマン、アイアンマン、スパイダーマン、キャプテンアメリカもスパイだ」とナレーションが入る。