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4月, 2019の投稿を表示しています

F-35A機体墜落地点が判明し回収作業が始まった、と発言してしまったPACAF司令官

コメントは下にあります。 Crashed F-35A fighter jet located, US general says 墜落したF-35Aの場所を特定できたと米将官が発言 Wreckage risked exposing military secrets if retrieved by China or Russia 機体残骸からロシアや中国に機密漏洩のリスクがある ALEX FANG, Nikkei staff writer APRIL 30, 2019 08:17 JST  UPDATED ON APRIL 30, 2019 14:33 JST https://asia.nikkei.com/Politics/International-relations/Crashed-F-35A-fighter-jet-located-US-general-says NEW YORK -米空軍高官が行方不明だったF-35Aが日本沖合で発見され、機体回収作業が始まっていると報道陣に29日伝えた。 「機体の場所を突き止めた。現在は回収に努力を集中している」と太平洋空軍司令官チャールズ・ブラウン大将がニューヨークで記者団に語った。 だが同日遅くNikkei Asian Reviewがジョン・ハッチェンソン大佐(在日米軍報道部長)に照会したところ大佐は「機体の場所は海底にあり把握できていない。米軍は航空自衛隊と墜落地点を特定しようとしているところだ」と答えた。. 日本で完成した同機は4月9日消息をたち航空自衛隊と米軍が機体捜索中だが、軍事機密の塊のため中国なりロシアが回収すれば大変だ。 中国、ロシアはF-35に応用してある技術の入手に躍起となっている。機体の残骸が手に渡ればレーダー波吸収材からステルス性能が露呈する。 日本側による機体回収を 米国は 支援中とブラウン大将は述べた。■ コメント  太平洋空軍司令官の錯誤なのでしょうか。フライングなのでしょうか。司令官の大将がとんでも発言をするとは考えにくいので、実は機体はすでに発見されているがメディアに情報規制しているのか、隠す必要があるのか、あるいは何らかのトラブルが現地で発生しているのか、意外に今回の墜落事故は複座な様相を示しているようです。日本メディアはこの発言

米海軍は日本への前方配備部隊に揚陸艦1隻追加派遣

Navy Adding Fourth Amphib to Japan-Based Fleet for Operational Flexibility; 1 DDG Leaving Japan 米海軍が揚陸艦1隻を日本へ追加配備。DDG1隻を本国呼び戻し。 By: Megan Eckstein April 29, 2019 1:07 PM https://news.usni.org/2019/04/29/navy-adding-fourth-amphib-to-japan-based-fleet-for-operational-flexibility-1-ddg-leaving-japan 揚陸輸送ドック艦USSニューオーリンズ(LPD-18)のウェルデッキから揚陸強襲艇が発進している。ドーンブリッツ2015演習 (DB-15)にて。US Navy photo. 米 海軍は前方配備艦として揚陸艦四隻目を日本に派遣する一方、これまでで最長の前方配備となっていた駆逐艦を本国へ呼び戻す。 日本にはサンアントニオ級揚陸上陸ドック型艦二隻が配備されているが、ここにUSSニューオーリンズ(LPD-18)が加わる。USNI Newsは複数の海軍筋からこの配備は在日前方配備海軍部隊FDNF-Jに柔軟度を高めるのが狙いで、訓練とともに同盟国との協調運用を太平洋全域で強めるのも目指しつつ、域内の自然災害にも備える。 海軍はニューオーリンズの追加派遣でUSSグリーンベイ(LPD-20)、USSアシュランド (LSD-48)の修理日程を確保しつつ揚陸即応部隊ARGの即応体制を維持できる。 揚陸艦四隻目の追加で作戦配備にも別の選択肢が生まれる。特に人道支援や災害救助の場面だ。2018年は8月から11月にかけアシュランドは北マリアナへ三回出動し台風通過後の住宅再建などを支援した。FDNF揚陸部隊では重要なミッションとはいえ、ARGの三分の一が共同訓練からはずされてしまった。四隻目の揚陸艦が加わり、ARG専属ではない形になれば司令官には災害救援でも柔軟対応が可能となる。 .同時に強襲揚陸艦USSワスプ (LHD-1) はノーフォーク(ヴァージニア)へ回航され修理に入りかわりにUSSアメリカ (LHA-6)がやってくる。アメリカは航空作戦に最適化

米海軍に無人給油機が実現すると航空戦力にどんな変化が生まれるのか

New Navy Carrier-Launched Drone to Fly This Year - Change Attack Strategy 米海軍の新型空母運用無人機の初飛行が今年中に実現しそう-登場で海軍の航空攻撃戦略はどう変わるのか by  Kris Osborn https://defensemaven.io/warriormaven/sea/new-navy-carrier-launched-drone-to-fly-this-year-change-attack-strategy-baUUm36mX0yhE0D8ZZDVig/ 米 海軍初の空母搭載無人機が高度な地上テスト中で、初飛行は早ければ今年中になりそうだ。導入で海軍航空戦力に新戦術が実現し、機材の攻撃距離が大幅に伸びる効果を生む。 無人給油機の登場でF-35CおよびF/A-18各型の攻撃半径はほぼ倍増し、空母戦略、技術に展望が開く。 ボーイング 製作のMQ-25試作機は現在各種テスト中で同社によれば飛行テスト実施も早期実施になる。海軍は昨年ボーイングを選定し次の開発段階に進めた。 テスト準備段階は業界の呼ぶ技術製造開発段階で地上テストから始まる。この段階から空母運用想定で難易度が上がる。 「政府と業界でチームを組みテスト日程をこなし2021年までの初飛行、初期運用能力獲得の2024年という目標を目指す」とMQ-25事業主幹のチャド・リード大佐がWarrior Mavenに伝えてきた。初飛行を2021年とするが海軍は今年中に実現できると述べている。 リード大佐はテスト段階を最長6年とするが、迅速開発方式で短縮化されるとSeapower Magazineが伝えたのは「デジタルモデリング」を多用した調達方式になったためだ。「機体に関すること全てをデジタル環境で再現しています」とブライアン・コリー少将海軍航空システムズ本部航空攻撃装備担当が同誌で述べていた。 ​ Boeing image MQ-25 Stingray 無人機の空母運用では複雑な条件克服が課題だった。風速、艦の速力、海面状況、天候条件で無人機着艦は影響を受ける。 有人機の場合は「フレネルレンズ」が伝える照明ライトを見てパイロットが即座に調整し機体を「グライドスロープ

アイオワ級の航空戦艦化は1980年代冷戦時の構想....実現の可能性は閉ざされていない

The Ultimate Warship: A Hybrid Aircraft Carrier-Battleship?  空母+戦艦のハイブリッドは究極の軍艦になったのか by Kyle Mizokami April 26, 2019   Topic: Security   Region: Europe   Blog Brand: The Buzz   Tags: Cold War Battleships Battlecruiser Carriers Carrier-Battleship Interdiction Assault Ship https://nationalinterest.org/blog/buzz/ultimate-warship-hybrid-aircraft-carrer-battleship-54657 1 980年代初めのレーガン政権は国防事業への予算重点配分をねらっていた。選挙公約に1970年代の「空洞化」を意識し軍再建があった。 その一環で第二次大戦時のアイオワ級戦艦各艦の復帰があり、1982年に工事がアイオワ、ミズーリ、ニュージャージー、ウィスコンシンを対象に主砲16インチ砲、5インチ砲が稼働可能となった。さらにハープーン対艦ミサイル16発、トマホーク対地攻撃巡航ミサイル32発のほかファランクス局地兵装システム(CIWS)4門を新たに搭載した。 ただし四隻が冷戦終結後に退役したのは各艦2千名もの人員が必要なためだった。国防予算縮小が背景にあった。現在は四隻とも記念艦あるいは博物館となっている。だが早期退役でさらに大胆な改修案が実現できなくなった。 1980年11月号の米海軍協会紀要に米海軍大佐(退役)チャールズ・マイヤースが寄稿したのは戦艦艦尾部分の大幅改修で第三砲塔を撤去するという提案だった。 第三砲塔部分はV字形状の飛行甲板とし、V字の底部が艦尾に位置し、Vの左右は前方に伸び航空機発進を実現するとした。昇降機2つでボーイングAV-8ハリヤーII12機を格納庫から運用するとした。 5インチ砲は撤去し、155ミリ榴弾砲の搭載で火力補強をねらった。V字飛行甲板の間のスペースには戦術ミサイルサイロを配備し、320サイロまで搭載可能としトマホーク対地攻撃ミサイル、ASROC対潜ロケ

イースター襲撃情報は事前通告されていたのに何も手を打たなかったスリランカ政府

コメントは下にあります。 Indian police uncovered the Islamic State bombing plot that killed over 250 people on Easter Sunday, but Sri Lankan authorities didn't act  250名の生命を奪ったイースターの日曜日襲撃でインドはイスラム国の計画を事前把握し通告したがスリランカ当局は行動しなかった Emily Schmall, Associated Press 1h https://www.businessinsider.com/indian-police-uncovered-a-plot-but-sri-lanka-didnt-act-2019-4 インドがスリランカにイースター襲撃を事前警告していた インドは実行集団、標的地点、実行時間、自爆犯の居場所をすべてスリランカ政府に通知していた キリスト教会や豪華ホテルをねらった4月21日の襲撃で200名超が死亡 イ ンド警察当局が通 常の通信監視中に異常な内容に気づいた。最大の惨禍となった南アジア襲撃計画の詳細内容だった。 警察はインド南部で弱体化したイスラム過激派への同調者の動向を調べていたが今まで聞いたことのない名前が出てきた。ナショナル・タウヒード・ジャマートでスリランカでIS支援を受けた戦闘員集団としてイースターの日曜日に教会、ホテルを同時襲撃し250名超の人命を奪った主犯と当局が説明している。 インド警察当局は同集団の通信傍受に成功し陰謀内容を知ったと紛争処理研究所(ニューデリー)の Ajai Sahni専務理事が述べる。 「傍受内容は極めて具体的で詳細にわたるものだった。インド当局は集団について、標的も、実行予定時間も自爆犯の居場所も把握し、内容は全部スリランカ政府に伝えた」 スリランカ政府高官は自国の情報部門に襲撃の事前情報が伝わっていたが襲撃防止に何も手を打たなかったと認めた。 国防相、国家警察相を兼任するマイトリーパーラ・シリセーナ大統領と高レベル安全関連会合から閉め出されていたラニル・ウィクラマシンハ首相は、ともに事件後に実行計画を知らされたと述べている。 「極めて詳細に伝えられていた。行

★F-3開発はF-22/F-35ハイブリッド案に決まったのか

コメントは下にあります 。 Japan's New Stealth Fighter: A Hybrid Mix of the F-22 and F-35? 日本の次期ステルス戦闘機はF-22、F-35のハイブリッド案で決定?   by David Axe Follow @daxe on Twitter L April 24, 2019   Topic: Security   Blog Brand: The Buzz   Tags: F-22 F-35 Military Technology World Japan Stealth https://nationalinterest.org/blog/buzz/japans-new-stealth-fighter-hybrid-mix-f-22-and-f-35-53962 日 本政府は米F-22、F-35ステルス戦闘機の要素を組み合わせた新型機を実現したい意向だ。 極秘技術を日本に公開しハイブリッド戦闘機の実現を進めようとの姿勢が米当局から示されている。 日本には同様の経験が前にもあった。1980年代90年代にかけてロッキード・マーティンF-16戦闘機の設計をもとにライセンスを受けF-2開発を進め、主翼を大型化し電子装備を強化した。 だがF-2はあまりにも高額な機体になった。日本が目指すステルス機戦闘機は少数規模に終わったF-2後継機の想定だが同様にとんでもない単価になる可能性がある。 「高性能F-35ステルス戦闘機の極秘技術情報を日本へ開示し航空自衛隊F-2戦闘機の後継機種開発を進めたいとの提案が米国から入った」と読売新聞が伝えている。 航空自衛隊にはF-35もある。防衛省に届いた米提案内容ではF-35等を元に共同開発するとあり、世界最先端の戦闘機を実現するとのものだ。 日本政府筋によれば米国からF-35搭載のエンジンやミサイル制御用のソフトウェアの機密情報開示に応じてもよいと伝えてきたとある。F-35用のソフトウェアは今まで米国以外に公開していないが、F-2後継機に搭載されれば米国はソースコードを日本に公開することになる。 ハイブリッド機は日本が「F-3」と呼称するはずで機体はロッキードのF-22でセンサーや電子装備はF-

F-35A墜落事故の捜索体制を強化する日米両国。中国、ロシアの機体奪取は発生せず?

今回の捜索活動は難易度がそこまで高いのでしょうか。機体、パイロットの回収は依然完了していません。まず、ロイター記事をBusiness Insiderが伝えています。 Japan is expanding the hunt for its F-35 that disappeared over the Pacific Tim Kelly, Reuters 2m https://www.businessinsider.com/japan-expands-the-hunt-for-f-35-jet-that-went-missing-during-exercise-2019-4 航空自衛隊第3航空団302戦術飛行隊(三沢基地)所属のF-35A 日本が4月9日墜落したF-35戦闘機の捜索活動を強化中 回収できたのは尾部の一部にとどまりパイロットは見つかっていない 行 方不明のF-35戦闘機で日本は4月25日から捜索体制を強化し、海洋探索船が新たに加わったほか、米海軍のサルベージ部隊も数日内に合流すると航空自衛隊が伝えている。 墜落は4月9日発生し、訓練中に一機が太平洋上空の日本北西部付近で消息を絶った。尾部の部品数点しか回収されていない。 探索艦船が搭載するソナーは深度1,500メートルまで有効だ。 三沢基地で第3航空団が初のF-35Aを2018年2月24日に受領した。US Air Force/Tech. Sgt. Benjamin W. Stratton 米海軍はサルベージ部隊を民間潜水支援船DSCVヴァン・ゴッホから運用し、17,150平方キロに及ぶ海域の探査を開始すると第7艦隊が報道発表した。 海上保安庁艦船が一般船舶を該当海域から締め出していると空軍報道官は述べている。該当海域は公海の一部。 「これだけの最新装備なので他国が回収する懸念が常に残る」と米海軍関係者は中国ないしロシアが機体入手に関心を持っているのではとの問に答えている。「そんな事態に日本がさせないと確信している」 捜索部隊は単価126百万ドルの機体からフライトデータレコーダー回収を急ぎ事故の実態を把握をめざす。 一方で事故機パイロットの医療記録の精査が続いており、同僚パイロットには本人の精神状態含む聞き取り調査を展開中