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台湾で退役したホーク対空ミサイルを米国経由でウクライナへ供与する案が水面下で進んでいる様子。ロシア空軍力には打撃となる。

台湾はホーク地対空ミサイル・システムを退役させたが、米国がこれを買い戻し、ウクライナに送る可能性が出てきた 台 湾メディアによると、アメリカ政府は最近退役した台湾のホーク地対空ミサイルを台湾から事実上買い戻し、ウクライナに譲渡する予定だという。The War Zoneは以前、台湾のホークをウクライナに送ることは、ウクライナが防空・ミサイル防衛能力を追加する必要性に迫られている事情を考えれば、理にかなうと指摘していた。 台湾の『チャイナ・タイムズ』紙が本日未明、匿名情報源を引用して、この取引を最初に報じた。記事によれば、米台当局がこの合意に至ったのは昨年だという。台湾はウクライナへの人道支援を公に約束しており、台湾製の武装無人機がウクライナ軍の手に渡ったこともある。 国防総省のスポークスマンは、この報道について尋ねたThe War Zoneに対し、「生産能力や在庫に関する具体的な数字を議論することはありませんし、ウクライナ向けの安全保障支援の対象となる場所や部隊について議論することもありません。発表前に具体的な装備について議論することはない」と述べた。 2022年11月、米軍はウクライナ安全保障支援イニシアティブ(USAI)を通じ支払われる大規模な支援パッケージの一部として、「将来の大統領によるドローダウン・パッケージに含めるHAWK防空ミサイルの改修資金」の配分を発表した。この文脈での「ドローダウン」とは、別の安全保障支援メカニズムであり、米軍在庫から直接移転することを指す。ホークの最後の米軍ユーザーは海兵隊で、2000年代初頭に退役している。 米軍は2月にも、USAI資金を使って2基の「ホーク防空射撃ユニット」を購入すると発表していた。 台湾軍は6月29日、最後のホーク・システム(HAWKという名称は実際には「ホーミング・オール・ザ・ウェイ・キラー」の頭文字をとったもの)を正式退役させ、国産開発の地対空ミサイル・システム「天弓」IIIに置き換えた。台湾軍は1960年にホークスを最初に受領した。その後数十年にわたり、より先進的な機種や既存の機種のアップグレードを含む追加システムを取得した。 台湾が使用していた最後のホークは、ウクライナへの移管が最も容易であり、維持も容易な改良型ホーク(I-ホーク)のフェーズIIIバージョンだ。1980年代に開発されたフェーズIIIホ