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新型フリゲート艦コンステレーションに高性能57mm砲Mk 110の採用が決まった。沿岸警備隊にも。毎分220発発射で対空、対艦、対地砲撃に対応。

  コンステレーション級フリゲート艦の最新想像図Fincantieri image   B ASEシステムズ は26百万ドル契約で米海軍向けコンステレーション級フリゲート艦に完全自動57mmMk 110砲を供給する。   契約交付は10月初めで、USSコンステレーション(FFG 62)、USSコングレス(FFG 63)にMk 110砲2門を供給する。コンステレーション級は多任務誘導ミサイルフリゲート艦となり外洋のみならず沿海域でも活動し、前方配備海軍戦力を増強する一助となる。   Mk 110 砲システムは国際的にはボフォース57 Mk 3として知られ、多任務中口径の艦載砲として対空、対艦、対地攻撃に対応しながら、各種砲弾の切り替えが不要だ。毎分220発を最大9カイリ発射でき、BAEシステムズの6モードのプログラム可能・事前断片化・近接信管(3P)砲弾を使う。   ボフォース57 Mk3 中口径砲guns (Credit: BAE Systems)     「Mk 110が米海軍のコンステレーション級フリゲート艦に採用されたのはこの砲への信頼度とあわせ、現在将来の艦艇防御能力を買われたからだ。Mk 110砲と新世代フリゲート艦の組み合わせで水上艦艇への恩恵は大きい」(BAEシステムズの兵装システム製造担当副社長ブレント・ブッチャー)   今回の契約では同時にMk 110システムを沿岸警備隊のアーガス級外洋哨戒カッター三号艦となるUSCGCインガムにも搭載する。海軍海上システムズ本部の統合戦闘システム(NAVSEA IWSが契約主体となり、2023年からの搭載を予定する。   57mm砲Mk110は米海軍では沿海域戦闘艦(LCS)、沿岸警備隊のナショナルセキュリティカッターで採用されている。これまで米海軍向けには36門、沿岸警備隊には15門をBAEシステムズが供給している。世界では9か国向けにMk110は103門がすで引き渡されている。■   U.S. Navy Selects 57mm Mk 110 As Main Gun For New Constellation-Class Frigates https://www.navalnews.com/naval-news/2021/10/u-s-navy-selects-57mm-mk-110-as-main-gun-