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北朝鮮が試射しているイスカンデルミサイルとはどんな性能を有しているのか

Iskander: The One Missile America and NATO Fears (And North Korea Loves) イスカンデル:米国NATOが恐れ北朝鮮が夢中になるミサイル by Dave Majumdar August 6, 2019  Topic: Security   Blog Brand: The Buzz   Tags: Russia Military Iskander North Korea https://nationalinterest.org/blog/buzz/iskander-one-missile-america-and-nato-fears-and-north-korea-loves-71751 9 K720イスカンデルM(NAOT名称SS-26ストーン)は高性能な短距離弾道ミサイルだ。輸出仕様は射程280キロ、ペイロード480Kgで、ロシア国内仕様は500キロ射程とGlobal Securityがまとめている。 (本稿は2016年初出だが北朝鮮がほぼ同型のミサイル発射試験を行ったため読者の要望に答え再録した) Missile Threat Project 含むその他筋では国内仕様は400キロ射程でペイロード400Kgとしている。いずれにせよ、核弾頭搭載可能なイスカンデル-Mは中距離核戦力(INF)条約制限内だ。とはいえ、同ミサイルはINF条約で第一線から消える旧型OTR-23オーカ(SS-23スパイダー)核弾頭ミサイルと交代する。 イスカンデルは単弾頭で終末誘導装置がつくがミサイル命中精度は異なる。Missile Threatのまとめでは慣性誘導型の命中誤差は200メートルだがGPSあるいはGLONASSを搭載すれば一気に50メートル未満になる。更にレーダーや電子光学センサーの補助で10メートルまで誤差を縮められる。 イスカンデルは各種弾頭が搭載でき、高性能火薬(HE)の他、小爆弾ディスペンサー、気化爆発型、HE貫徹型が選択できる。ロシア国内仕様は核弾頭も運用でき、この意味でイスカンデルは多様に運用できる。 イスカンデルはミサイル防衛網突破をめざし設計されている。Missile Threatによれば終末段階で30G以上の飛翔