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JSまや、JSはぐろがSM-3迎撃テストに成功。日本のBMDがさらに実力をひろげた。

  JS Maya launching SM-3 Block IIA missile 2 022年11月16日と19日、海上自衛隊のまや級駆逐艦「JSまや」と「JSはぐろ」は、米海軍ミサイル発射場から発射された弾道ミサイルを標的にSM-3 Block IIAミサイルを発射した。    その一環で、JSまやは、11月16日に日米共同開発の高性能BMD迎撃ミサイルSM-3ブロックIIAの試射を実施した。姉妹艦のJSはぐろは、11月19日に同ミサイルのブロックIIB型の試射を実施した。いずれも米海軍と米ミサイル防衛庁の支援のもと、ハワイ近海で行われた。標的はカウアイ島にある米海軍ミサイル発射場施設から発射された。  日本艦艇からのSM-3ブロックIIA発射は今回が初。海上自衛隊は試射の結果を成功と発表し、日本の弾道ミサイル防衛(BMD)能力を向上させた。また、駆逐艦は新機能を確認するため模擬発射した。 まや級駆逐艦とは JS Maya. JMSDF picture. まや級は当初27DDG(2015年度予算で建造の意味です)と呼ばれ、2015年から始まったイージス駆逐艦の改良型新プロジェクト。新型駆逐艦クラスは、全長170m、排水量8200トン。310名の乗組員で運用され、COGLAG(COmbined Gas turbine-eLectric And Gas turbine)推進システムを搭載。  この新型駆逐艦は、日本の有名な山の名前を冠した2隻に限定される。同級1番艦のJSまや(DDG-179)は、2017年4月起工し、2018年7月30日に進水、2020年3月19日に海上自衛隊に就役した。姉妹艦のJSはぐろはぐろ(DDG-180)は2018年1月に起工し、2019年7月17日に進水、2021年3月に就役。  1隻あたりのコストは約15億ドルで、いずれも横浜市磯子区のジャパンマリンユナイテッド(JMU)造船所で建造された。まや級は、海上自衛隊のイージス駆逐艦の中で初めて設計段階から弾道ミサイル防衛(BMD)能力を搭載し、また日本のイージス艦で初めて初期から協同対処能力(CEC)を備える。CECは、米海軍やオーストラリア海軍のイージス駆逐艦、日米のE-2D AEW&C機など、他の資産から照準情報の受信を可能にする。日本はE-2Dアドバンスト・ホークアイを4機発