米海軍が艦隊へのヘリコプター補給を請負業者に委託(National Defense Magazine)―民間企業が防衛任務を支える構図ですが、任務が特殊すぎて純粋の民間出身者では実施が困難というのがネックのようです。日本では当面無理?
米海軍の補給物資を運ぶACHIのヘリコプター Navy photo 米 海軍は、以前は自ら行っていた洋上での艦船への航空補給任務を民間企業に頼っている。 海軍は7月、 エア・センター・ヘリコプターズ Air Center Helicopters Inc.と7730万ドルの契約を結び、軍事物資海上輸送司令部(Military Sealift Command)のT-AKE級ドライカーゴ/弾薬運搬船での大量垂直補給サービスを提供することを発表した。 補給艦は、中東やインド太平洋に展開する空母打撃群、水陸両用準備群、水上戦闘艦、さらには潜水艦を支援している。 同社にとって今回の契約は、2018年以降に海軍から獲得した4つ目の契約で、戦時中を含むさまざまな状況下で、1年365日、4隻のT-AKE艦から4機のヘリコプター分遣隊を運用している。 戦略国際問題研究センターの国際安全保障プログラムで上級顧問のマーク・カンシアンは、海軍が垂直離着艦補給任務の民間契約を使い続けていることに驚きはしなかった。 「海軍に選択の余地はないのです。 仕事を成し遂げるためには、他の方法を考えなければならない。これは、戦力を増強する方法のひとつだ」。 かつて国防総省は、組織的に行っていた垂直補給任務の重要部分を請負業者に依存していること、あるいは、展開中の海軍部隊の戦闘を維持する能力にどのような影響を与える可能性があるかについて、本誌は司令部や事務所に質問を投げかけたが、 海軍航空隊、海軍大西洋空軍、海軍補給システム司令部、インド太平洋軍、海軍長官室、海軍情報局は、回答しなかった。 海軍広報官ベス・ティーチ中佐の声明は、「この契約は、司令官、海軍航空部隊の運用充当資金から支払われ、艦隊全体の垂直補給要件を満たすのに役立ち、MH-60Sに重量物輸送能力と後方支援の冗長性を提供する」と述べただけだった。 声明にあるように、海軍はMH-60Sを中型揚力の垂直補給(VERTREP)任務に使用している。しかし、CH/MH-53Eフリートの老朽化と減少に伴い、海軍のヘビーリフト能力は着実に低下している。 MH-53の退役は2027会計年度に予定されており、後継機はない。 海軍情報部スポークスマンのウツァヴ・トリヴェディ中尉によれば、「CMV-22BオスプレイとMH-60Sシーホークが、...