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イランによるイスラエル攻撃の詳細、ならびに多方面への影響について。

  POLITICOの速報記事です。 AP イランはイスラエル攻撃をこう展開した 米国は無人機の一部を撃墜した イ ランは、在シリア領事館への攻撃に対する報復として、土曜日にイスラエルに対して大規模な空爆を行うという脅しを実行に移した。  ドローンとミサイルによる攻撃は、イスラエルとハマスの戦争が続く中、中東における大規模なエスカレーションにつながる可能性がある。  以下、今回の攻撃とイスラエルの同盟国による対応についての詳細である。 攻撃の規模 イラン指導層は数週間前から、4月1日にシリアのダマスカスにあるイラン領事館への空爆で死亡したイラン革命防衛隊幹部2人の仇を討つと誓ってきた。  イスラエル当局は、土曜日、100機以上の無人機がテヘランを離れ、イスラエルに向かっていることを確認した。イランの国営メディアは、イスラエルの標的に対して弾道ミサイルと無人機を発射したと報じた。  このような攻撃は、過去にあったものとは異なり、イラン政府とその軍部から明確かつ直接的に行われていることを知ることが重要である。 レバノンを拠点とするヒズボラやハマスなど、イランが支援する代理勢力は、以前からイスラエル軍と衝突を繰り返しており、ヒズボラは10月のイスラエル・ハマス戦争勃発以来、定期的にイスラエルの標的にロケット弾を発射している。  イエメンのフーシ派反政府勢力やヒズボラなど、イランが支援する代理勢力は、イスラエルに対して独自に同時攻撃を開始している。 イランの無人機はいつイスラエルに到着するのか? イスラエルは、土曜日の午後4時(東部標準時)ごろに無人機の発進を検知したと発表し、到着には数時間かかると指摘した。  POLITICOが確認したソーシャルメディアの報告やビデオによれば、イラン無人機はすでにイスラエル領空に侵入し始め、東部標準時の午後6時までにイスラエルの防空網に遭遇している。  イランは午後6時ごろ(米国東部標準時)、国連テヘラン代表部のX投稿によれば、軍事行動を終了したと述べた。 イスラエルは無人機やミサイルを撃墜できるのか イスラエルには防空システムのアイアンドームがある。アイアンドームは、2011年の運用開始以来、ミサイルの90%以上を迎撃している。RTXとラファエル・アドバンスト・ディフェンス・システムズが共同製造した同システムは、飛来する攻撃を検知し、迎

速報 イランがイスラエル攻撃を開始(現地時間4月14日)ドローン、弾道ミサイルでイスラエル軍基地を標的にした初回攻撃か。追加情報あり

恐れていたイランの攻撃が実行に移され、イラン国内だけでなく、イエメンやイラクからも発射されたようです。イスラエル固有の防空体制に加え、英米も迎撃に協力し、これまでのところほぼ全数を着弾前に撃破し(イランは半数が着弾と発表)、攻撃対象を軍事施設に限定したこともありイスラエル民間人の被害はない模様です。イスラエルが応酬するかが注目されますが、状況は流動的です。中東の空域は閉鎖され、民間機がダイバーとしているようです。明日のマーケットに大きな影響を与えそうです。The War Zone記事から追加分も含め、本日は特別体制でお知らせしています。 Torsten via Wikicommons/The War Zone イランは自国内からイスラエルに向け、予想されていたとはいえ前例のないドローンとミサイルの乱射を開始した 11:50JST アップデート部分を下に加えました。 14:30JSTアップデート部分を追加しました。 イランは、自国領土からイスラエルの標的に向けて大量のミサイルと無人機を発射したと発表した。その後、イスラエル当局もその主張を認めた。この攻撃は、4月1日にシリアの首都ダマスカスのイラン大使館に付属した領事館をイスラエルが攻撃したことへの報復である。  「IRGC(イラン・イスラム革命防衛隊)の航空宇宙部門は、(イスラエル)国内の特定の標的に対して数十発のミサイルと無人機を発射した」と、イランの国営テレビ局PressTVが、IRGCの声明を伝えている。IRGCは報復作戦を『真の約束』と名付けた。ミサイルやドローンの正確な数や種類は不明だ。100機ものドローンが飛行している可能性があるとの情報もある。  また、イランのミサイルと無人機がイスラエルに向かっているところを撮影したとされる未確認の画像も出始めている。  「イランはイラン国内からイスラエルに向けて直接攻撃を開始した。我々は、イランが送り込んだ無人機を注意深く監視している。これは深刻かつ危険なエスカレーションである」とイスラエル国防軍報道官のダニエル・ハガリ少将は声明で述べた。「イランからのこの大規模な攻撃を前に、我が国の防衛力と攻撃力は最高レベルの準備態勢にある。イスラエル国防軍は、パートナーとともに、イスラエル国家とイスラエル国民を守るために全力で活動している」。  イランの行動を受け、イスラエルは

イランが大口を叩いても本格的な攻撃を実施できない理由-----ヒント 国内情勢と統治の正当性

  神権政治を現在に復活させたイランイスラム共和国が共産主義と同様にイデオロギーが存続理由になっているので、言っていることとやっていることがくいちがうのはよくあることです。イスラエルがシリアのイラン大使館を直接攻撃し、IRGC要人を排除したのに対し、イランが報復を叫びながらまだ大きな動きを展開できていないのは深刻なジレンマがあるためでしょう(記事掲載後に大規模攻撃があれば即座にこの記事を撤回します)国民の中に不満が高まるとある時点で爆発しかねず、そのときに現体制は存続の危機に直面することになります。これは北朝鮮ややや長いスパンで見た中国やロシアにも共通する時限爆弾ですね。1945記事からのご紹介です。 イランがアメリカやイスラエルとの戦争を恐れる理由 イランがイスラエルやアメリカとの直接戦争に消極的な理由のひとつとして、イラン国内の混乱と戦略的同盟国の欠如がある イ ラン・イスラム共和国は現在、イスラエルとアメリカの両方に長年にわたり対立している。イスラム革命を背景に、新たな支配者となった神権国家は、欧米とイスラエルに対しファトワ(イスラム法による決定)を宣言し、武装を呼びかけてきた。 しかし、40年にわたる厳格なイスラム法、公開鞭打ち刑、数千件の処刑、全国的な抗議行動の結果、ムラ(聖職者)はますます不人気になっている。社会経済の後退、分離主義運動、敵対的な隣国、地域で勃発する紛争に直面し、支配者はイスラエルやアメリカとの直接戦争の可能性をめぐる岐路に直面している。 イランの現状 パーレビ王朝から政権を奪取した最高指導者ホメイニ師とその支配聖職者たちの目標は、中東全域に神権的影響力を輸出することであった。 その結果、現在のイスラム共和国は、イラク、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、イスラエルといった国々と真っ向から対立することになった。イランの革命防衛隊(IRGC)はムラの私兵であり、戦争で荒廃したレバノンの支配を強固にするためヒズボラを創設した。 ハマス、パレスチナ・イスラム聖戦、アンサール・アッラー、イラク人民動員軍など、その他過激派グループもすべて、IRGCから資金と訓練を受けて直接支援されている。これらの派閥は過去数十年にわたり、中東で米軍や同盟国を攻撃してきた。 地域のネットワークが拡大しているにもかかわらず、イスラム共和国は国内で反撃を経験している。数年

米軍が報復攻撃を開始し、B-1が精密爆弾をイラク、シリアのイランおよび現地戦闘員集団の拠点を投下した。攻撃は今後も続くというが、バイデンの優柔不断がまた発揮された。

先週日曜日の事件に対する対応としては今回もバイデンの決断が遅かった感がありますが、米軍が報復攻撃を開始しました。しかも、今回で終わりではなく、必要に応じ継続していくと公言しています。問題はイランでしょうね。しかし、情報が交錯しているようです。The War Zone記事からのご紹介です。 USAF SCREENCAP ヨルダンで米兵3人が死亡、数十人が負傷した無人機攻撃への報復として、米国は攻撃を開始した 米 国は、1月28日にヨルダンで米兵3名を殺害したドローン攻撃への報復として、待望の攻撃を開始した。 攻撃は米空軍のB-1B爆撃機によって行われたとポリティコは報じた。今回の攻撃は、予想される多くの攻撃の最初のものである。 米国は、イスラム革命防衛隊員や、イランが支援する代理組織カタイブ・ヒズボラやイラクのイスラム抵抗組織に反撃すると述べた。攻撃は、イスラエルとハマスの戦争をきっかけに始まった。 米軍はイラクとシリアでイラン代理勢力に攻撃を行ったことはあるが、これほど大規模なものはなかった。 イラン指導層は、自分たちはヨルダンにおける攻撃に関与していないと主張し、攻撃されれば報復すると脅している。米情報機関からは、テヘランがこれらのグループを実際にどの程度コントロールしているのか疑問の声さえ上がっている。しかし木曜日、ロイド・オースティン米国防長官は、それは問題ではないと述べた。 「これらはイランの代理グループだ。「イランが資金を提供し、場合によっては高度な通常兵器を訓練している。そのような支援がなければ、このようなことは起こらない」。 しかし、ニューヨーク・タイムズの木曜日報道によると、イランはこれらの攻撃を見越して、全軍を厳戒態勢に置き、地対空防衛システムを作動させ、弾道ミサイルをイラクとの国境沿いに配置した。 Three U.S. soldiers were killed and more than 40 wounded in a drone strike on Tower 22 in Jordan. Google Earth image 1月28日にヨルダンのタワー22が攻撃され、ウィリアム・J・リバーズ軍曹、ケネディ・L・サンダース軍曹、ブリーナ・A・モフェット軍曹が死亡し他に40人以上の兵士が負傷した事例に対する報復攻撃についてのニュースが漏れるにつれ