日本の海上自衛隊も定員確保に苦労しているようですが、英海軍はもっと深刻なようです。Business Insider記事からのご紹介です。 英国海軍は、潜水艦部隊の少将職探しでリンクトインを使った 人材確保に苦戦する中で、この型破りな採用プロセスが生まれた 元潜水艦乗りは、"恥ずべきこと"と呼んだ 英 国海軍がリンクトインの求人広告で、潜水艦部隊の少将の候補者を募集していると、テレグラフ紙が報じた。▼海軍は、サイモン・アスキス少将の後任として潜水艦の責任者となり、「極秘のステルス、エリート作戦、核抑止力であるトライデント部隊」の責任者となる候補者を求めている。▼応募者は、年俸約19万ドル(約1,500万円)で、予備役か正規軍に所属していなければならない、と広告にある。▼ タイムズ・オブ・ロンドンが報じたところによると、今回の上級職のための異例の採用プロセスについて、ある元上級潜水艦乗組員は「まったく恥ずべきことだ」と述べている。▼別の海軍関係者は「前例がない」と語り、海軍は候補者さがしに苦労していると付け加えた。▼しかし、元海軍司令官のトム・シャープは、この動きを擁護し、テレグラフ紙にこう語った:「理想的な世界ならば、海軍は内部から選抜するはずです。しかし、私たちは理想的な世界にはいません」。▼英軍は、現役兵の数が減り続ける中、人材さがしに苦労している。▼英国国防省の統計によると、海軍と海兵隊の全体の人員数は、2022年10月から2023年10月までに1,450人減少し、3.7%の減少に相当する。▼英国軍全体の現役兵員数は同期間に3.9%減少した。▼海軍は人手不足のため、2隻の軍艦を退役させなければならない、とテレグラフ紙も今週報じた。▼英国海軍は、Business Insiderのコメント要請に応じていない。■ Britain's Royal Navy resorts to LinkedIn to recruit a top submarine role that will oversee the nation's nuclear program, reports say Polly Thompson Jan 7, 2024, 2:38 AM JST
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