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★搭載機関砲が当面使えないF-35ではA-10の代わりにならない

A-10を退役させるのはF-35で対地近接支援任務が可能だから、というのがこれまでの空軍の説明でしたが、この記事によればあと4年以上も銃が使えないまま投入することになりますね。これでは議会が懸念を示すのも当然。そもそもF-35にすべてを期待する(せざるを得ない)ことに無理があるのではないでしょうか。あらためて防衛力の空白が生じることに懸念を感じます。 A Tale of Two Gatling Guns: F-35 vs. A-10 by BRENDAN MCGARRY on JANUARY 2, 2015 http://defensetech.org/2015/01/02/a-tale-of-two-gatling-guns-f-35-vs-a-10/ F-35共用打撃戦闘機の機関砲はあと4年間は実用化されないと判明。 理由はガトリング銃の制御用ソフトウェアの完成が2019年にずれこんだせいだ。強力な機関銃はF-35で近接航空支援を実施するのに必須とされる。このソフトウェアブロック3Fの工程が遅れていることは空軍関係者が認めており、2019年の目標もどうなるかわからないという。 もうひとつはF-35が搭載するジェネラル・ダイナミクス製機関銃と1970年代に製造されたA-10サンダーボルトIIのガトリング砲との比較だ。 4本の25mm機関砲をまとめたGAU-22/Aはすでに海兵隊のAV-8BハリアーIIに搭載実績があるが、これを空軍向けF-35Aに搭載し、弾薬182発を積む。海兵隊向けF-35Bと海軍のF-35C艦載型では外部搭載とし、220発の弾薬を積む。 GAU-22/Aは軽量化しながら射撃が正確になったが、一分間3,300発と発射量は下げている。これだとF-35の機関砲は約4秒で弾薬を使い果たすか、目標に火災を一二回発生させるの関の山だ。 これに対して GAU-8/A Avenger は30mm機関銃7本を束ね、A-10ワートホグの機首に搭載されているが、同機では1,174発を搭載。また毎分あたり発射弾数も3,900発だ。 ブロック3Fのソフトウェアが完成するとF-35は機体内部、外部に各種兵装としてGPS誘導式共用直接打撃弾、レーザー誘導式ペイブウェイII爆弾、高性能中距離空