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空母の将来を脅かす5つの軍事技術

All of the Reasons America's Aircraft Carriers Are Doomed by Robert Farley   September 22, 2019  Topic: Security   Blog Brand: The Buzz   Tags: Aircraft Carrier Military Technology World Navy https://nationalinterest.org/blog/buzz/all-reasons-americas-aircraft-carriers-are-doomed-82621 空 母の攻略方法は知れ渡っている。あるいは攻撃を試みる方法というべきか。潜水艦発射の魚雷、巡航ミサイル、弾道ミサイルはいずれも空母に最悪の事態を与えかねない。もちろん、現在の空母は各種攻撃への防御手段を備えているが、攻撃と防御のバランスが確保されているかは残念ながら未知数である。 だがこれからはどうなるのか。30年後なら空母への攻撃方法が変わるのだろうか。空母建造者の頭を悩ませそうな5分野に触れてみたい。 水中無人機 空母にとって潜水艦が長きに渡り最も大きな脅威である。第二次大戦時には、ほぼすべての空母部隊で潜水艦による損失が発生した。冷戦時に米海軍はソ連潜水艦の存在を重要ととらえていた。対潜技術が進歩したとはいえ、潜水艦で最大の課題は空母の捕捉であり、攻撃射程内への接近である。しかも空母部隊の対潜機能の餌食になる前にこれを実施しなければならない。潜水艦には脱出経路を見つけることも重要だ。 無人潜水機は以上の問題をいくつか解決できる。接近を予期してほぼ無期限にわたり水中待機できるし、空母捕捉に成功して初めて移動すればよい。またロボット潜水艇には陸上に残した家族を心配する乗組員は皆無だ。武装がわずかでも事前設定した条件で自律運用する無人機は空母にとって厄介な存在になるだろう。 サイバー攻撃 空母は今でも頭が痛くなるほど複雑なシステムの塊だ。艦だけでなく航空団さらに護衛艦艇もある。フォード級空母ではさらに発展しており、ウェポンシステムの一部となりセンサーも同時にシステムを構成し数百、数千マイルの範囲を探査する。ネットワークはデジタル化し防御も厳重だ

インド海軍が空母三号艦を企画、ただし実現は簡単ではない

Indian Navy plans to acquire its third aircraft carrier for a whopping Rs 1.6 lakh crore インド海軍が空母三号艦を250億ドルで建造したいとする INSヴィクラマディティ(写真)は現時点で唯一のインド海軍空母でINSヴィクラントが建造中。 Ajit Kumar Dubey New Delhi January 15, 2018 https://www.indiatoday.in/mail-today/story/indian-navy-plans-to-acquire-its-third-aircraft-carrier-for-a-whopping-rs-1-6-lakh-crore-1144836-2018-01-15 インド海軍が空母三号艦の実現に向かっており、戦闘機57機を搭載する同艦の建造費用は250億ドルと言われる。現時点のインド海軍には唯一の作戦用空母としてINSヴィクラマディティVikramadityがある。 もう一隻INSヴィクラントVikrant,がコチン造船所で建造中で来年就役予定だ。 海軍は三号艦用に双発艦載機57機を購入予定で米F-18と仏ダッソー・ラファールが競合している。 中国の脅威を理由にインド海軍は三号艦を原子力推進で米技術も取り入れ建造したいとするが、建造は既存艦より高額になる。 インド海軍はインドの東西海域に一隻ずつ配備し、もう一隻を予備とする空母三隻体制の実現を目指している。 ただし国防省が前向きではないのは建造費以外にその他装備の調達にしわ寄せが行き調整が必要となるためだと内部筋が解説する。 空母発艦システムは米企業が特許を有し、建造費の最終額にも影響を与える。 インド海軍は艦載機材の情報開示要求を出しているが、正式な価格見積もり手続きは国防省が認可していない。 ただし海軍はロシア設計のINSヴィクラマディティからの発艦についてはすでにメーカーに性能確認を求めている。国防省筋は空母部隊の拡充では計画済みの空母と陸上基地だけでインド洋地区(IOR)をすべて監視できることから三号艦取得の予定は再考すべきと主張している。 このため、国防省は海軍が求めていた五

★★日本の「空母」の次に続く艦は?

こうしてみると技術実用化に段階を追って対応する日本の特徴が見えますね。中国はこの観点が欠落しており、技術は買えばよい、というもので例がスクラップとして購入してきたロシア空母を堂々と就役させたことであす。どちらがいいのかは実戦にならずとも今後の供用で明らかになるでしょう。では日本が空母を建造する動きに出るのかが各国の注目でしょうが当面はなさそうですが、現在の四隻も次に備えた動きととらえればその先はわかりますね。 Japan's Non-Aircraft Carrier Is Also a Secret Weapon 日本の「空母」は秘密兵器だ Kyle Mizokami October 31, 2017 http://nationalinterest.org/blog/japans-non-aircraft-carrier-also-secret-weapon-22983?page=show 日本が運用中の艦船は注目に値する。日本は再び全通型飛行甲板付き航空母艦を運用するに至った。ただし海軍や航空母艦の名称は使っていない。 「ヘリコプター護衛艦」四隻が就航中で各艦は空母と外観こそ似ているが、政治面及び技術的な観点で空母に分類されず今後もその予定はない。だが日本は必要があれば本格空母運用に走れる。 第二位大戦後の日本は戦争を国家政策手段として放棄した。政府は自衛隊を発足させ厳しく防衛任務に限定してきた。名前こそ海上自衛隊(MSDF)だが実質は海軍とはいえ制約条件が付く。政府は攻撃的な装備の保有を禁じ空母もここに含まれる。 にもかかわらずMSDFは航空戦力の復活を長年目指してきた。MSDFの主任務は海上交通路防衛でこのために英海軍インヴィンシブル級軽空母含む空母型艦が望ましいとされた。この実現にむけ海上自衛隊は長期間戦略を立てた。 1960年代末に二隻のヘリコプター護衛艦がはるな級として建造された。はるな、ひえいの二隻は後部をすべてヘリコプター甲板と格納庫にあてた。対潜戦の海上基地とするのが目的とされた。その後同様仕様のしらね級二隻が続いた。 はるな・しらね級各艦は空母とかけ離れた存在だったが海軍航空力の「海上試験台」となり、その後おおすみ級戦車揚陸艦が生まれた。日本国内島しょ部への

★★米空母への攻撃手段四点と対抗策:空母撃沈は可能なのか

就航前艦ジェラルド・R・フォードが自力で初の建造所公試で外海に向かう。フォードは米スーパー空母の新型一号艦。Photo credit: United States Department of Defense かつての戦艦同様に現在の航空母艦はすでに実効力を失っているのではないかと長年批判されていますが、今回の朝鮮危機で示されているように今でもその威容は十分に威嚇力があり、搭載機も北朝鮮程度の一線機材を上回る規模です。では空母は無敵なのかといわれればそうでもなく、それだけにいろいろな対策を加えればさらに巨大艦になっていきます。ロシア、中国、北朝鮮、イランが記事にあるような攻撃手段を研究しているはずなので今後さらに技術が進歩していくでしょう。 What It Would Really Take To Sink A Modern Aircraft Carrier 最新の航空母艦撃沈に必要な条件はなにか Robert Farley 4/20/17 10:45am http://foxtrotalpha.jalopnik.com/what-it-would-really-take-to-sink-a-modern-aircraft-car-1794182843 現代の空母は米国による支配、覇権、平和、そして帝国の象徴である。しかし全長1,000フィート排水量10万トンの空母は格好の標的なのだろうか。アメリカの国力の象徴は時代遅れで脆弱な鉄の塊に過ぎないのだろうか。 米国が超大型空母運用を続けるべきかの議論があるが結論は出ていない。空母を沈めるのは困難でも不可能ではない。カギを握るのは何をどのように投入するかであり、敵が誰なのかという点だ。空母を沈めたいのであれば以下を参照されたい。対抗措置も述べる。 現代の空母の歴史 米国防部門では1940年代末から空母無用論が戦わされている。第二次大戦で空母は海軍戦で決定的な存在になった。戦後の技術開発で空母の残存性に疑問がついた。精密誘導ミサイルは無人カミカゼ攻撃といってよく潜水艦の性能向上で空母の防御は不可能と言われ始めた。さらに核兵器がここに加わった。 空母を核攻撃すればゲームオーバーである。核攻撃すればなんでもおしまいだ。 空母の将来を巡る危機の最初

★★中国空母二号艦の建造状況、上海で建造中の三号艦が要注意

中国が建造中の初の国産空母の進捗状況をChina Defense Blogが中国報道を引用する形で紹介しています。一体中国の軍拡はどこまで続くのでしょうか。ハードウェアはできても運用要員等のソフト面がついていけるのでしょうか。なんでもコピーすれば良い、自分で作らなくても買ってこれば良いと言うのが中国流ですが、いつか馬脚を表すでしょう。 http://china-defense.blogspot.jp/2017/02/2nd-carrier-almost-complete.html 2nd carrier almost complete http://english.chinamil.com.cn/view/2017-02/21/content_7494952.htm 中国空母二号艦が完成に近づいており、2020年就役の見込みと関係者が述べている。 中国中央テレビ(CCTV)報道では001A型航空母艦の足ぐみが外され、赤色下塗りが艦喫水線下ではじまったという。建造は大連で行われており、進水式がまもなくだという。 「遼寧(001型)との違いは001Aが国産建造で設計、戦闘能力、技術のいずれも進んでいることです」と中国軍事専門家 Song Zhongping が環球時報に述べている。「艦設計は一層『人間に優しい』点も大きく違い、乗組員は快適に仕事ができます」 ただし「進水から就航までは時間がかかる。通常でも2年だ」と人民解放軍海軍装備研究センターの Yin Zhuo がCCTVに語った。 武装や装備すべてを艦に取り付けたあと、空母は搭載航空機とともに公試に臨みやっと就役準備が終わる。 「艦体建造は日程通り。建造設計は大部分完了している。レーダーその他装備の取り付けが今後ある」と国防部報道官 Wu Qian が2016年10月の時点で語っていた。 進水後に艤装工事が控える。進水は今年中と海軍専門家 Li Jie は述べている。「各装備の機能を調整しながら公試は2019年はじめだろう」 中国国防部が001A型の建造を公式を公式発表したのは2015年12月31日のことで、「排水量5万トンでJ-15戦闘機等を搭載する」とし、二号艦の設計、建造には遼寧の経験が生かされていると述べている。 国防部発表内

☆中国空母三番艦からカタパルト方式を採用か

なるほどスキージャンプ方式では機材を空中に送り出すのに時間がかかって仕方ありませんし、カタパルト方式にはかなわないと判断したようですね。ただ各艦が異なる仕様となると運用上面倒ですね。空母建造が二隻で終わるかどうかですが、後続艦が初期三隻の運用経験から決定的な仕様になるはずで、そう考えると中国の空母で文法が完成するのはもう少し先のようですね。 China's third aircraft carrier likely to be fitted with catapults Andrew Tate, London - IHS Jane's Defence Weekly 04 August 2016 http://www.janes.com/article/62780/china-s-third-aircraft-carrier-likely-to-be-fitted-with-catapults 001A型空母の建造中写真からスキージャンプ方式を採用し、短距離陸運用を狙っているのががわかる。. Source: Via sinodefenceforum.com 中国国内のフォーラムに出た写真から湖北省武漢にある空母実物大模型が改修を受けたと判明した。 改修の背景には国産初の空母001A型一号艦(大連で建造中)と次号艦002型とで相違点があるようだ。 実物大模型ではスキージャンプが取り外され、今後建造される三号艦がカタパルトを搭載するとの観測を強めている。 空母三番艦の建造は江南造船Jiangnanの長興島造船所Changxingdao shipyardで行うと予想されるが現在まで船体建造が始まった様子はなく、モジュラー部の製造が始まっているとの観測がある。 艦載戦闘機J-15の運用を支援するHuangdicun空軍基地でカタパルト施設の建設が2015年に始まったのが衛星画像で確認されている。これもカタパルト発艦、拘束フック着艦方式の運用が次期空母に採用される証拠だという。 同空軍基地に蒸気動力方式と電磁式のカタパルトが据え付けられている。両方式から最終案を絞り込むt、まだ結論が出ていないようだ。 大連で建造中の001A型空母の非公式写真を見ると一番艦遼寧と同様のスキージャンプがわかる。

インド>国産空母の完成近づく、二号艦は原子力推進へ

さすが悠久の時間の国、インドの建造計画ははゆっくりとしていますが、インド洋でインドががんばってくれればアジア太平洋の各国(中国除く)のエネルギー供給、通商で大いに頼りになる存在になりますね。米国以外に日本や豪州との協力関係も進むでしょう。一方、中国には目の上のたんこぶのような存在となり、中国自身の艦隊運用の活発化やスリランカ、パキスタンでの母港確保、更にはインドの仇敵パキスタンは潜水艦部隊整備で対抗すべく中国への依存を高めるでしょうから、インド洋をめぐる安全保障の地図はこれから大きく変わりそうです。その中で「利益線」を意識してどう動くべきかを日本は考えたら良いと思います。 India Will Relaunch First Domestic Carrier Vikrant Next Week, More Money Approved for Second Carrier By: Sam LaGrone May 21, 2015 11:55 AM http://news.usni.org/2015/05/21/india-will-relaunch-first-domestic-carrier-vikrant-next-week-more-money-approved-for-second-carrier インド初の国産空母ヴィクラントの初回進水式(2013年) 大幅に建造が遅れていたインドの国産空母が来週再進水式に臨むが、ナレンドラ・モディ首相は国産二番艦の建造予算増額を承認したと現地報道が伝えている。. INSヴィクラント Vikrant (排水量4万トン)は5月28日にコチン造船所の乾ドックを出る。初回進水式は2013年に執り行われている。 建造に苦労したヴィクラントの完成は大幅に遅れた。コチン造船所への契約交付は2005年で、建造は5年遅れ、40億ドルも予算超過したといわれる。 だが2014年に建造のピッチが上がったのはモディ首相が31億ドルを追加注入する案を承認したためだ。 モディ政権は国産空母建造を強く支援しており、中国の拡張傾向への対抗策として期待している伝えられる。中国はソ連時代の遼寧(旧ヴァリャーグ)を取得しているが、国産空母数隻を建造中と言われる。インドにはロシア製の空母 INS ヴィクラマデ