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LCS沿海域戦闘艦がMk70垂直発射装置を搭載し、ついに戦力増強が実現へ(The War Zone)

LCSは火力不足で悪名高いが、モジュール式ランチャーがそれを補いそうだ。しかし、これにはトレードオフが伴う 沿 海域戦闘艦(LCS)の攻撃能力強化の大きな一歩として、カルロス・デル・トロ海軍長官は水曜日、「多数」のLCS艦がモジュール式Mk 70ペイロード・デリバリー・システムを受領すると発表した。苦境に立たされていたLCSは強力な火を装備することが可能になる。  Mk 70は、米軍や外国軍の軍艦多数で使用されているMk 41垂直発射システム(VLS)をベースとしたコンテナ式発射システムで汎用性の高いスタンダードミサイル6(SM-6)やトマホーク陸上攻撃ミサイル(TLAM)など、各種ミサイルに対応する。 USSサバンナ(LCS 28)はMk 70モジュラーミサイルランチャーからSM-6ミサイルの発射テストを2023年実施した。(米海軍) Mk 70はLCSに「敵対勢力への圧倒的な火力と、さらに優れた戦術的優位性」をもたらす、とデル・トロ長官はワシントンD.C.で開催された米国海軍協会の2024年防衛フォーラムで述べた。  「LCSは復活しました。フリーダム級とインディペンデンス級です。世界中のあらゆる場所に積極的に配備します。ペルシャ湾も当然その対象です。掃海能力を備え、必要とされる場所であればどこでも、特に太平洋地域ではこれらの追加能力のまま配備するつもりです」とデル・トロ長官は述べた。  かつては海軍の未来における重要な多目的艦として期待されていた高価なLCSは、実戦配備されることのなかったミッションモジュールや、インディペンデンス級とフリーダム級にそれぞれ影響を与えた船体亀裂の問題や全艦にわたる推進力の問題などを抱えてきた。また、各艦は限定的な運用にとどまっている。  デルトロ長官の発言は、LCSの運勢を逆転させ、最終的により高度な戦闘に耐えうる艦艇を準備するため、Mk 70が何ができるかについて海軍は楽観視している様子を示唆している。デルトロ長官が指摘したように、LCSが実際に「積極的」に派遣された場合のLCSの生存能力については疑問が残る。  本誌は海軍に連絡を取り、アップグレードのスケジュールやどのLCSが関与するのかなど、より詳しい情報を入手しようとしている。  Mk 70はすでに一部LCSに配備されており、2024年11月のUSS ナンタケットNan...