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緊急 大統領選挙投票日にニューヨーク州等で同時テロ襲撃の可能性

オオカミ少年といわれようとも誤報に終われば良いのですが、大統領選挙投票日にテロ襲撃が発生すれば大混乱です。また正しい投票が行われなくなれば政治的空白も生まれかねません。なぜアルカイダなのかも不明ですが、くれぐれも誤報であることを祈るばかりです。11月8日は大変な厳戒体制での投票日になるでしょう。 Report: U.S. Intel Warning of Possible Terror Attacks on Monday Members of al Qaeda-linked Fatah al-Sham Front in Syria / AP       BY: Alyssa Canobbio Follow @AlyssaEinDC November 4, 2016 10:29 am http://freebeacon.com/national-security/u-s-intel-warning-possible-terror-attacks-monday/ アルカイダが米国内3つの州で投票日前を狙ってテロ攻撃を計画していると米情報機関が警告を出したとCBSニュースが報道している。 ニューヨーク、テキサス、ヴァージニアで可能性があると情報筋がCBSニュースに語っているが詳細には言及していない。 「対テロ、国土防衛関係諸機関は高度の警戒態勢にあり、米本土で攻撃が実行されても有効に対抗できる」とFBI高官がCBSニュースで語っている。「FBIは各組織と連携し情報の評価、共有を毎日行っており、今後も法執行機関と情報機関間の連携を維持強化し公衆の安全を脅かす可能性のある脅威を探知、排除していく」 関係機関は今回の脅威を真剣に受け止めているが、各情報機関は真偽を確認しようとしている。対テロ専門家は警戒して待機中だ。 CBSニュースは来週火曜日に大統領選挙当日が近づく中で連邦法執行機関が最悪のシナリオ複数を想定していると伝えている。大きなイベントや休暇期間ではテロ攻撃の危険性がたえずあると関係者は注意を促している。 現地警察は投票所が「一匹狼」型の攻撃の標的になると警戒し、テロ集団と関係なくても思想上の影響を受けた個人が犯行に及ぶかもと見ている。■

★★トランプ大統領で米国防政策はこうなる

投票数で勝っても選挙人で多数を獲得できなければトランプ候補は当選できないのですが、ここに来て同候補に明らかに勢いがついており予想外の結果が生まれそうな気配です。トランプ大統領になって国防政策はどうなるのか、共和党の重鎮の考え方に耳を傾けてみましょう。このとおりならかなり期待できる国防政策が期待できそうです。選挙戦は人格攻撃など低劣になっていますが、冷静な思考が裏で動いいていることにホッとします。日本も一層の防衛支出を求められるのは避けられないでしょう。 Top Trump Military Advisers Detail GOP Candidate's Defense Plan By: Christopher P. Cavas and Joe Gould, October 30, 2016 http://www.defensenews.com/articles/trump-defense-plan-detailed 2016年大統領選挙で国防問題は主要争点になっていない。予算制限法の制約が予算強制削減措置とともに解除された場合を想定し、両陣営ともに国防政策では一般的な言及にとどめているのが現状で、その中でクリントン候補が政策面にやや詳しく触れている程度だ。トランプ候補は本人が軍の「惨状」と呼ぶ状況の再建に重点を置いている。だが両候補ともに各論となるとわずかしか明らかにしていない。 一般投票まで一週間となった今、共和党の軍事問題政策の重鎮二名からトランプ当選で国防がどうなるかが見えてきた。アラバマ州選出上院議員ジェフ・セッションズは上院軍事委員会に所属しトランプ政権誕生の暁には国防長官就任が濃厚と言われている。ランディ・フォーブス下院議員はヴァージニア州選出で下院海洋権力小委員会委員長だが来年1月で議員を退く。予備選に勝てなかったためだ。だがフォーブスは海軍問題での知見の豊かさで知られ、海軍長官候補のひとりた。 先週金曜日にこの両名がDefense Newsへトランプ政権のペンタゴン方針について語った。 政権発足早速とりかかる主要政策は何か セッションズ:トランプは米国は力による平和を推し進めるべきとする。軍の戦力が低下していると見ており、再建が必要だ。予算強制削減がその原因だ。アメリカの国益を第一にお

主張 クリントン当選を期待する国の存在がトランプへの一票を正当化する

報道界が必死になりクリントン優勢の機運を盛り上げてきたにも関わらずここに来てもクリントンのリードはごくわずか、というのは投票日当日に大きなどんでん返しがあっても不思議ではないということで、最初からクリントン優勢と信じ込んでいる向きには不安な気持ちが広がっているでしょう。   20世紀政治の延長を選ぶか、21世紀になりあらゆる点で見直しを図るのかの選択で、米国からの便宜供与を受けている既得権層が自らの存続をかけ必死になるのは理解に堅くありません。  果たしてその期待どおりに進むのでしょうか。 Foreigners Want Hillary Clinton for President: A Good Reason to Vote for Donald Trump Doug Bandow October 28, 2016 http://nationalinterest.org/blog/the-skeptics/foreigners-want-hillary-clinton-president-good-reason-vote-18218?page=show ヒラリー・クリントンは世界の大統領候補なのか。ある見出しは「世界はクリントンに期待」とある。 背景には醜悪とも言えるドナルド・トランプの大衆迎合主義がある。ただしアメリカだけの話ではない。フィリピンのロドリゴ・ドュテルテはトランプ以上に「トランプ的」である。ヨーロッパにも大衆の受けを狙った政党が乱立しており、一部政権に参画しているものもあれば次回国政選挙で政権奪取を狙う党もある。マリヌ・ルペンが大統領となればトランプよりも過激になるだろう。 だがもっと大きな懸念事項は世界各国を支援する超党派政策をトランプが継続するとは思えないことだ。第三世界では米財政支援に頼り切る国が多い。トランプは「対外支援」の用語を口にしておらず、米国から雇用を奪い不法移民を流入させるような国には資金提供を打ち切る可能性が高い。 西側の経済援助が各国の開発に大きな貢献をしたと証明することは難しい。被援助国エリート層は恩恵を受けているが、豊かな国の貧困層から資金を調達したのが対外援助の本質で貧しい国の富裕層を肥やしているといわれてきた。その恩恵を

トランプ、クリントンの国防観、安全保障政策はここまで異なる

米報道機関はなんとかクリントンを当選させたく必死になっているようですが、状況は極めて流動的です。ここで米国内でテロ事件でも発生すればあるいは海外で危機状況が発生すれば一気に情勢が変わりかねません。軍関係者としては不毛の選択を迫られそうですが、トランプの方がまだマシということになるのではないですかね。クリントンがタカ派と言うのは日本では信じる人は少数派でしょうね。 From troops to nukes: This is how Trump and Clinton would manage the military B y: Andrew Tilghman and Leo Shane III, October 2, 2016 http://www.militarytimes.com/articles/from-troops-to-nukes-this-is-how-trump-and-clinton-would-manage-the-military 米軍は来年1月に新しい最高司令官を迎える。好き嫌いに関係なく当選に最も可能性の高い二人の選択で今後四年間にわたり軍の姿は大きく変わるが変容ぶりは選択次第で全く異なるだろう。 ドナルド・トランプ大統領の下で軍は人員、装備面で劇的にまで拡大するが、任務はひろがらないはずだ。同候補は世界各地の問題地点への米介入に疑問を隠すことなく述べており、米軍が多国籍軍に参加することにも懐疑的だ。米軍の海外拠点も減る方向に向かう。 対象的にヒラリー・クリントンが11月に勝利を収めれば、かねてから外交といわゆるソフトパワーを多用すると発言しており、世界各地で発生する小規模な介入でもこの姿勢を貫くはずだ。また同性愛者,性統一障害者に門戸を開いた軍の方針を歓迎しており、女性にも職種を開放したことを評価している。 軍各部隊の隊員には両候補者に不快感を示すものが多く、明確に一方の支援に傾くことはないようだ。9月中に行われたMilitary Timesとシラキューズ大共同の現役隊員向け調査では85パーセントがクリントン候補に不快感を示す一方で、66パーセントがトランプ候補にも快く思っていないことが判明した。 米軍隊員向け世論調査では独立候補ゲーリー・ジョンソンがドナルド・トランプと並ぶ支持率を集

こんな人には大統領になってもらいたくない②ドナルド.J・トランプに国際安全保障で中身のある考えは期待できない

当然このシリーズ二回目はトランプ候補です。米大統領選挙史上で最も異彩な候補者と言ってもいいでしょう。正統派の共和党には受け入れられず、多数の既成共和党政治家が不支持を公然と表明しているのは異様ですが、世論調査ではまだヒラリー候補と大きな差がついていなのも異様です。どちらが当選しても過去の延長線の大統領にはなりそうもありませんね。その結果が安全保障面でこれからどう現れるかが懸念されます。 Donald J. Trump? Never. Does he have any real ideas about international security other than those he reads from his teleprompter? “Donald Trump speaking with supporters at a campaign rally at Veterans Memorial Coliseum at the Arizona State Fairgrounds in Phoenix, Arizona.” Photo by Gage Skidmore, CC BY-SA 2.0. Dov S. Zakheim August 8, 2016 http://nationalinterest.org/feature/donald-j-trump-never-17284 ドナルド・トランプに大統領選挙で一票を鼻をつまみながら投じても良いと一瞬思える時期が筆者にもあった。 今年4月末にNational Interest主催の機会で外交政策の所信表明をし、納得できる点があった。トランプはイスラエルとアラブ諸国の間に平和を実現するとの立場を見せ、他方でNATO同盟諸国にはGDP比2パーセントまで国防支出を増やさせ、アメリカの防衛政策のあるべき姿を従来より詳しく述べた。核兵器近代化を支持し、ミサイル防衛の実効性も高めるとした。また陸軍の増強、艦船数、空軍兵力の拡大も主張した。対ロシア姿勢では以前よりバランスが取れたものの言い方で力を背景にした交渉のみをすると言い切っていた。 筆者はずっと共和党員であり本選挙では共和党候補なら誰でも構わず投票してきた人物だが、トランプはこの筆者を完全に納得させられなかった。貿易