ロサンジェルス級の量産は米国にとって非常によい投資だったと思います。ヴァージニア級はさらに能力が高いと思われますが、ロシア等の潜水艦技術の進展に対抗できる状態を長く続けるのが肝要ですね。 The Navy's Los Angeles–Class Submarine Is Old (But It Can Take on Any Sub on the Planet) 米海軍ロサンジェルス級は老兵になったがどの艦にも勝てる実力を保持している Kyle Mizokami January 5, 2018 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/the-navys-los-angeles%E2%80%93class-submarine-old-it-can-take-any-23947?page=show ロサンジェルス級原子力攻撃潜水艦は冷戦時の米潜水艦として最大の成功をおさめた艦であった。米国は62隻建造し、これを上回るのは第二次大戦中のゲイト―級だけだ。高速かつ強力な武装を搭載した同級は徐々にヴァージニア級攻撃潜水艦に交替されつつある。 ロサンジェルス級は688級とも呼ばれ原設計は1970年代初めだ。一号艦USSロサンジェルス(SSN-688)は1976年建造された。冷戦を背景に年間3隻から5隻のペースで建造が進んだが現在のヴァージニア級は年間2隻だ。建造は20年間に及び、各型が生まれ推進方式、艦首艦尾ソナー、船体素材が改良を受けその時点の最新技術が導入された。 全長360フィート(約110メートル)潜航時排水量6,927トンのロサンジェルス級は先代スタージョン級より全長で20パーセント、排水量が50パーセント大きい。最高速度も増加し、スタージョン級は潜航時26ノットだったがロサンジェルス級は37ノットを出したといわれる。 初期建造はHY-80鋼と艦首ソナーアレイにガラス繊維強化プラスチックを使った。公式発表の最大深度は650フィート(約200メートル)だった。実用深度が950フィート(約290メートル)との情報もある。緊急時の最大深度は1,475フィート(約450メートル)と伝えられている。 涙的型船体を最初に導入したのはスキップジャック級で潜航舵をセイルにつけていた。...
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