中国の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)試射は重大な出来事だ(2026年7月6日)
China’s Submarine-Launched Ballistic Missile Test In The Pacific Is A Big Deal
極めて稀な中国のSLBM発射には明確なメッセージがあり、急速に進化する北京の戦略兵器体系へさらなる注目が集まっている。
TWZ
ジョセフ・トレヴィシック
2026年7月6日 午後2時15分(EDT)公開
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055型DDG、052D型DDGが空母遼寧に随行したPLANのCSGがUNREPでAORが三隻に同時に燃料補給している。
人民解放軍海軍(PLAN)の2021年は実り多い年となった。誘導ミサイル駆逐艦少なくとも8隻、強襲揚陸艦(LHD)2隻、原子力弾道ミサイル潜水艦(SSBN)1隻が新たに加わった。
東海艦隊に編入された水上艦では皆無だった。同艦隊は台湾海峡を専門とする。かわりに南海、北海艦隊(朝鮮、日本、南シナ海)に新型艦が配備されPLANは外洋での戦闘能力を増強した。
055型駆逐艦ラサ(102)、南昌(101)
VLS112セルを搭載し、NATOでは巡洋艦の分類を受ける(レンハイ級CG)055型は中国艦隊最強の戦力を誇る水上戦闘艦である。一号艦南昌が2020年末に就役し、計四隻が2021年までに配備された。
Lhasa ラサ (102) 2021年3月
Dalian 大連 (105) 4月
Anshan 鞍山 (103) 11月
055型駆逐艦は建造中艦艇で世界最大だ。全長180メートル、全幅20メートル、満載排水量は13千トンで、比較すると米海軍タイコンデロガ級巡洋艦及びフライトIII仕様のアーレイ・バーク級駆逐艦は9,800トン、英海軍45型は8,500トンだ。PLANの制式名称は「10千トン級駆逐艦」となっている。米国防総省は2017年以来一貫して「巡洋艦」と呼んでいる。
130 mm H/PJ-38 主砲x1
VLS 112セル
H/PJ-11 CIWS x1毎分 10,000 発発射
HQ-10 短距離ミサイル
デコイ発射装置
魚雷
VLSセルは64が前方、48が後方に配備されている。052D型駆逐艦搭載のと同じで、ミサイルはホット、コールド両用の発射方式に対応する。これは集中キャニスター発射装置Concentric Canister Launcher (CCL)を採用したことで可能となった。
中国ミサイルはすべて全長が9メートル、直径0.85メートル未満に統一されており、VLSセル運用が可能だ。
PLANは055型一号艦にHQ-9B対空ミサイルを搭載し、射程200Kmとした。YJ-18A対艦ミサイル、YJ-18派生型の新型中距離対空ミサイルも052D型駆逐艦で導入済みだ。また新型対潜ミサイルYu-8Aも運用可能だ。
052DL型駆逐艦開封Kaifeng (124) が実弾発射を北海艦隊の演習で行った。2021年秋。開封は全長を延長したDL型では6号艦、052型では19号艦となる。
055型は建造費が高いが、やや小型ながら経済性の高い052DL型も昨年PLANに5隻就役している。中国初の多用途駆逐艦としてPLANで重要な位置づけとなっている。
苏州Suzhou (132)
淮南Huainan (123)
南寧Nanning (162)
開封Kaifeng (124)
桂林Guilin (164)
湛江Zhanjiang (165) *未確認*
052D型昆明Kunming級(NATO制式名称ルーヤンIII型)は中国海軍で最新の誘導ミサイル駆逐艦(DDG)で、先に出た052C型DDGと艦体は共通だが、052D型ではセンサーと兵装で改良点が多い。各艦は米イージス駆逐艦に相当する存在とされる。
同級の建造は上海、大連の造船所二カ所で続いており、一号艦昆明(172)は2014年3月就役している。
排水量7,500トン、全長157メートル、全幅17メートルで280名が乗り組む。
052D型は外洋運用を主眼とし、052C型とほぼ同じ艦容だが戦闘システムを向上し、中国海軍のめざす「小幅改良で迅速発展させる」方針を体現する存在だ。
VLSで対空、対潜、戦術巡航ミサイルを運用する。三連装魚雷発射管も搭載している。
14号艦淄博Zibo(156)から052DL型となり、全長を4メートル延長した。ヘリコプター格納庫と飛行甲板がこの恩恵を受ける。Z-20新型ヘリコプター搭載を想定と思われ、ハンガーは同ヘリ2機を格納できる。517B型レーダーが052D型に搭載されたが、有効距離を延長した新型レーダーに変更されており、低電力消費ながらステルス機探知が可能といわれる。
075型 LHD海南 (31)の艦上に昌河Changhe Z-18ヘリコプター多数がみられる。
「攻撃用艦艇」に加え、2021年にヘリコプター空母二隻がPLAN艦隊に加わった。075型強襲揚陸艦海南Hainan(31)と広西Guangzi(32)だ。これで中国もLHD運用国に加わった。噂のあるカタパルト発艦無人機空母076型の登場も今後予想されるが、071型LPD8隻の建造も進み、大型水上戦闘艦で整備が一段落するとPLANは揚陸艦建造に中心を移すとみられる。台湾海峡の緊張が高まる中、建艦部門は東海艦隊に焦点をあてそうだ。
中国海軍は075型開発を2011年開始した。ヘリコプター空母で排水量30千トン超を想定し、狙いは「垂直」強襲揚陸能力の整備で台湾東部の山岳地帯を念頭においているようだ。
性能諸元では公開情報では「排水量36千トン」「ヘリコプター28機運用」「ディーゼルエンジンは12,000 kWの16PC2-6B」「CIWSx4、HQ-10x2、H/P-11x2」とある。
075型は米海軍LHAよりやや小ぶりに見えるが、フランス、スペイン、オーストラリア各国のLHDより大型である。イタリアが計画中のトリエステ級LHDにかなり近い艦容だ。
075型初号艦は記録破りの短期間で建造され、中国の艦艇建造は極端なまで早いペースで行われており、他国が追随できない。PLANはLHD8隻を発注といわれ、さらに大型艦076型の計画で噂がある。
075型LHDはPLANの揚陸作戦能力を従来の071型LPDから高次元に引き上げるだろう。
094 型SSBN 長征18
094型(NATO名称晋級)原子力推進弾道ミサイル潜水艦(SSBN)の少なくとも一隻が2021年4月に就役している。
長征Chanzheng18は094型6号艦あるいは7号艦で艦番号421がついた。初号艦は2007年就役している。
094型はJL-2型SLBM12発を搭載し、推定射程は7,400 km (4,600 mi)とされる。艦の全長は135メートルだ。
これだけの規模の建造を進めた2021年のPLANだが駆逐艦部隊だけ見てもVLS合計768セルが追加されたことになる。これ以外に小型054A型フリゲート艦、056Aコルベット艦もある。結局、2021年にPLANに就役した艦艇は総合計170千トンと、太平洋で他の追随を許さない。日本が海軍力整備に本腰を入れ、南朝鮮も外洋海軍整備に乗り出す中で、同地域は100年前の再現のような海軍軍拡レースに入ろうとしている。■
PLAN in motion: Chinese Navy's Massive Ship Commissionings in 2021 - Naval News
Naval News Staff 06 Jan 2022
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Lia Wong is a student and aspiring polyglot passionate about OSINT. With experience in translating live media on political movements in Asia, she prides herself on her print and social media gathering/analysis talents. Young and eager, she focuses particularly on Western Pacific forces and the geopolitical impact of their interactions. Her Twitter handle is @LiaWongOSINT.
左より ジン級SSBN、055型DDG、075型 LHDが 同時にPLAN 艦隊に加わった。
4月23日、人民解放軍海軍(PLAN)で主要艦艇三隻が同時就役という今までにない成果が生まれた。
三隻は055型駆逐艦(NATO名称レンハイ級巡洋艦)、075型LHD(NATO名称ユーシェン級)、094型SSBN(NATO名称ジン級)。
7万トン超が一日に就役したのはPLAN創設72周年記念日に合わせたもの。
就役式典は海南島三亜海軍基地で行われ、習近平主席が参列した。
055型駆逐艦大連 (105)
Type 055 Destroyer Dalian (105)
055型駆逐艦は大連(艦番号105)と命名され、同級三号艦で、3月に就役した二号艦につづき今年二隻目となった。
055型駆逐艦は現在建造中の艦艇として世界最大で全長180メートル、満排水量13千トン(米海軍タイコンデロガ級巡洋艦、フライトIIIアーレイ・バーク級駆逐艦はともに9.800トン、英海軍45型駆逐艦は8,500トン)で、PLANの制式名称は「1万トン級駆逐艦」だが、米国防総省は巡洋艦と区分している。
一号艦「南昌」は2017年6月進水し、二号艦は2018年4月にともに上海の江南造船で建造されている。055型ではさらに2018年、2019年とつづけて2隻ずつ、2020年に1隻の建造が始まっており最終的に8隻となる。
南昌は2020年1月に就役した。055型の兵装は以下の通り。
130 mm H/PJ-38主砲一門
VLS サイロ112 門
H/PJ-11 CIWS一門、毎分発射速度 10,000 rd/min
HQ-10短距離ミサイル発射装置1
デコイ発射機
魚雷発射装置
VLSサイロは64を艦前方に、48を後方に分けて搭載。型式は052D型と同一で、
同心キャニスター発射装置Concentric Canister Launcher (CCL) となっている。
PLANは初期建造型の055型にHQ-9B対空ミサイルを搭載し200Kmの射程を誇る。
YJ-18A対艦ミサイル、新型中距離対空ミサイル、対地巡航ミサイルをYJ-18系として搭載しているのは052D型と共通している。
また新型対潜ミサイルYu-8Aも搭載しているとの推測がある。
075型ヘリコプター上陸ドック型艦(LHD)は海南(艦番号31)と命名され、同級の一号艦となった。
2019年9月に進水しており、2020年8月から海上公試を開始していた。上海の滬東中華造船で二隻がさらに建造中だ。
中国はLHDを半年ごとに一隻との驚異的なペースで
建造を進めている。
075型開発は2011年に開始された。
ヘリコプター空母で30千トン規模と想定された。
山地が多い台湾東側の地形を念頭にヘリコプター強襲上陸作戦能力の増強を狙っているようだ。
排水量36千トン、ヘリコプター28機搭載、ディーゼル機関で12,000 kW 16PC2-6B、CIWS4基搭載との噂がある。
075型一号艦の建造日数は記録的な短さだが、中国の艦艇建造は今やこれが普通になっており、他国ではまねができない。
LHD発注は全8隻との説があり、さらに大型の076型建造計画の噂もある。
Type 094 SSBN Long March 18
三番目の艦艇は094型原子力推進弾道ミサイル潜水艦(SSBN)長征18で094型(09-IV型ともいわれる)の6番艦(あるいは7番艦)となった。
艦番号421がついた。
同級の一番艦は2007年就役している。
094型にはJL-2SLBMが12発搭載され、射程距離は
7,400km (4,600 mi)との推定がある。
艦の全長は135メートル。■
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China Commissions a Type 055 DDG, a Type 075 LHD and a Type 094 SSBN in
Xavier Vavasseur 24 Apr 2021