2026年7月3日金曜日

今年の独立記念日飛行パレードに最新鋭B-21は参加しない見込み

 A B-21 Raider rejoins with a KC-135 Stratotanker. The B-21 program exemplifies the Department of the Air Force's warfighting-focused acquisition mindset, leveraging digital engineering and modern production to deliver a mature, highly capable system at speed. The B-21's efficiency and flexibility will provide a survivable, unpredictable deterrent force, forming the backbone of America’s future bomber force. (U.S. Air Force photo by Todd Schannuth, image altered for security)

(米空軍提供、撮影:トッド・シャヌース、保安上の理由で画像を加工しています)

B-21「レイダー」は建国記念「アメリカ250」の飛行パレードに登場しないと空軍が確認

B-21 Raider Not Appearing In Any America 250 Flyovers, Air Force Confirms


憶測が飛び交っていたが、最新鋭爆撃機は、今年の独立記念日の祝賀行事に参加しないことになった

https://www.twz.com/air/b-21-raider-not-appearing-in-any-america-250-flyovers-air-force-confirms


ット上で憶測や期待を掻き立てた謎めいた示唆があったものの、B-21レイダーのファンは、7月4日の祝賀行事で米国最新の爆撃機を目にすることはないだろう。空軍は水曜日の朝、本誌に対しこれを確認した。現在飛行試験中の2機は、カリフォーニア州のエドワーズ空軍基地に留まる。

本誌から「B-21がワシントンD.C.やその他の場所で行われる独立記念日250周年記念行事には一切参加しないことを確認してほしい」と尋ねられた空軍当局者は、次のように回答した。「B-21は今週の祝賀行事の飛行展示には参加しない。」

同当局者はさらに、ワシントンD.C.での飛行展示が7月10日まで続くにもかかわらず、同機はイベントには一切参加しないと明言した。

B-21レイダー。(米空軍)

B-21が独立記念日の祝賀行事に参加しないという空軍当局者の声明は、先週、トロイ・メインク空軍長官が『Air & Space Forces Magazine』に対してこの件について述べたコメントをさらに明確にするものだ。

「プログラムは実に順調に進んでいますが、機体はエドワーズ基地にあり、給油試験を始めたばかりです」と、メインク長官は同誌に語った。「ですから、(独立記念日のために)B-21を当地に連れてくることはあり得ません。」

レイダーの初期給油試験は本誌が最初に報じていた。

最初の試作型B-21は、2023年の初飛行を経て、エドワーズ空軍基地に到着した。2機目の試作機レイダーは昨年、初飛行を行った。空軍には新型ステルス爆撃機の試作機を計6機が引き渡される。飛行しない機体も、進行中の試験を支援するために使用されている

空軍は、B-21を100機調達する予定で、大幅に多い数になる可能性もある。

B-21の離陸と着陸

B-21が米国の首都上空に姿を現すかどうかという憶測は、主に、製造元のノースロップ・グラマンがソーシャルメディアに投稿した謎めいた動画や画像によって煽られていた。

「ステルスとスポットライトの出会い:B-21がアメリカの誕生日を祝い250本のろうそくを吹き消す」と題された30秒の動画が、11日前にYouTubeに投稿された。

冒頭には「ユタ・ソルト・フラッツ」と表示されたクレジットが流れ、続いてレイダーのシルエットが映し出される。その後、低空飛行する機体が、一列に並べられた250本のろうそくを吹き消し、画面に「ハッピーバースデー、アメリカ」という文字が映し出される中、轟音を立てて飛び去る様子が描かれている。

6月25日にXに投稿された、この動画の7秒版は「レーダーに捉えられないものもある。しかし、アメリカの250周年はそうではない」というタイトルで、シルエットとろうそくが吹き消される様子だけが映し出されている。

6月30日、ノースロップ・グラマンはXに予告投稿し、長編動画の静止画のみを公開した。

同社は、このソーシャルメディアキャンペーンに関するコメントを控えた。また、「レイダー」が7月4日の祝賀行事で飛行するかどうかという質問については、空軍に回答を委ねた。

ドナルド・トランプ大統領は自身のソーシャルメディアへの投稿で、「レイダー」が祝賀行事に出現するかどうかについての憶測にさらなる燃料を注いだ。

「昨夜の集会は4万5000人の大盛況だった。7月4日は、これまでに見たどんなものよりもさらに上を行くものになるだろう」と、トランプは6月27日に宣言した。「軍の飛行パレードは史上最高になるだろう――最も多くの飛行機、最新の飛行機、最速の飛行機が揃う!」…

これらの投稿以前から、X上の軍事航空コミュニティでは、首都でのアメリカ独立記念日祝賀行事に「レイダー」が登場するかどうかで憶測が飛び交っていた。

B-21は飛行展示の主役にはならないが、ワシントンD.C.周辺の航空ファンはすでに、B-2A「スピリット」やB-52「ストラトフォートレス」爆撃機をはじめ、戦闘機やその他の航空機など、数々の象徴的な機体を目にする機会を得ている。新型のエアフォース・ワン・ブリッジ機も登場する予定だ。

記事の冒頭でも触れた通り、7月10日までワシントンD.C.上空ではさらに多くの飛行展示が行われる見込みだ。

したがって、米空軍内部で「アメリカ250」へのB-21の参加を否定して大衆を驚かせるという綿密に調整された陰謀がない限り、「レイダー」はレーダーに捉えられないままだろう。そもそも、それがこの機体の設計意図なのだ。

ハワード・アルトマン

シニア・スタッフライター

ハワードはTWZのシニア・スタッフライター。紛争について頻繁に執筆しており、特に中東とウクライナに焦点を当てているほか、世界中の軍・諜報当局者や産業界のリーダーへのインタビューも手掛けている。フロリダ州タンパ近郊に在住。同地は米中央軍(CENTCOM)および米特殊作戦司令部(SOCOM)の本拠地である

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