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2026年8月6日木曜日

ステルス戦闘機対決:米F-35と中J-20はどちらが優秀なのか

 China J-20 Taking on Fuel Chinese Military Photo

給油中の中国J-20 中国軍提供写真

米空軍のF-35対中国のJ-20ステルス戦闘機:優れているのはどちらか?

US Air Force Lockheed Martin F-35 vs. China’s J-20 Stealth Fighter: Which Is Better? The Answer Isn’t So Clear Anymore


F-22ラプターや、至る所で見かけるF-35ライトニングIIは誰もが知っているが、中国の第5世代戦闘機成都J-20(およびJ-35)は米国のF-22やF-35にとって真のライバルとなっている

https://www.19fortyfive.com/2026/08/us-air-force-lockheed-martin-f-35-vs-chinas-j-20-stealth-fighter-which-is-better-the-answer-isnt-so-clear-anymore/

日、多くの航空宇宙専門家の間で、米国が第5世代戦闘機技術の揺るぎない王者であり続けるかどうかについて、疑問が提起されている。象徴的なF-22ラプターや広く普及しているF-35ライトニングIIを誰もが知っている一方で、中国の成都J-20(およびJ-35)という第5世代戦闘機が真の挑戦者となっている。

それぞれの異なる任務体系を認識することは、現代の空中戦における戦略的多様性と専門性を理解する上で役立つ。

まず、F-35は、厳重に防衛された空域に侵入しつつ、戦場情報を収集・共有できる多用途攻撃戦闘機として開発された。

一方、J-20は、敵機、特に高価値の支援資産を攻撃することを目的とした長距離制空戦闘機(F-22に近い)として設計された。

対照的な設計思想の違いは、両戦闘機のほぼあらゆる側面に影響を及ぼしている。

両機ともステルス性能が特徴だが、これらの性能が作戦上の利点や制約にどのように結びつくかを考察することで、それぞれの戦略的役割に対する理解を深めることができる。

ステルス要因

F-35は、レーダー波を吸収する素材と、内部兵器格納庫や特別に設計されたエンジン吸気口など、慎重に配置された表面形状を組み合わせ、レーダーシグネチャを低減している。

F-35はまた、F-117ナイトホークやF-22といった先行プログラムを通じ、米国が数十年にわたり蓄積してきたステルス技術開発の経験の集大成でもある。

アナリストたちは概して、F-35のシグネチャ管理(特に正面からのもの)が、実戦配備機体の中で最も成熟したものと考えている。

J-20もまた、ダイバーターレス超音速吸気口、レーダー吸収材、機体内部の兵器格納庫など、主要なステルス機能を備えている。

J-20は、前部胴体の形状も入念に設計されている。しかし、J-20はF-35よりも機体サイズが大きく、前部カナードなどを備え、アナリストらはこれらがステルス性を低下させていると考えている。

エンジンの違い

推進システムも、2機の航空機の比較研究において、議論の的となっている。

J-20は2基のエンジンを搭載し、初期のロシア製エンジンから、国産の高性能なWS-15エンジンへ段階的に移行してきた。WS-15エンジンは、推力、加速性能、および持続的な高速性能を向上させている。とはいえ、WS-15に関する中国側の主張の信頼性については、多くの専門家が疑問を呈している。

一方、F-35Aは単発のプラット・アンド・ホイットニー F135エンジンを採用しており、公式に公表されている最高速度はマッハ1.6である。

J-20

J-20。画像:中国のインターネット。

J-20

J-20。画像提供:中国のインターネット。

専任の制空権確保用戦闘機と異なり、F-35は最高速度を優先するように設計されたことは一度もない。

F-35の初期構想では、F-22との混成部隊での運用が想定され、F-22が護衛を行う一方で、F-35が敵陣深くへ空襲を行うという役割分担が想定されていた。

火力の比較

F-35は、内部ベイに空対空兵器と空対地兵器の両方を搭載できるため、戦闘行動中も低可視性を維持できる。米空軍は最近、F-35の火力を高めつつ、全体的なステルス性を低下させる外部兵装能力(「ビースト・モード」として知られる)を追加した。

前述の通り、中国のJ-20は機体が大きいため、レーダー探知がやや容易である。しかし、その大きな機体により、燃料や兵器を収容できる内部容積も大きくなった。

主兵器ベイには長距離空対空ミサイルを、小型のサイドベイには短距離ミサイルを収容している。

この配置は、敵戦闘機の迎撃や、空中給油機、早期警戒機、その他の重要目標といった高価値の支援機への攻撃を重視する中国の戦略と合致している。

センサーフュージョン

米国の専門家が、F-35が中国の競合機に対して決定的な優位性を保っていると考える分野の一つが、高度なセンサーフュージョンおよびネットワーク機能である。

高度なセンサーを搭載するだけでなく、同機は支援電子システムからの情報を統合できる。

この統合アプローチにより、機体の信頼性が向上し、現代の戦場ネットワークにおいて不可欠な構成要素となっている。

しかし、J-20も高度な電子機器を備えている。北京は、自国の第5世代戦闘機が米国機と競争力を維持できるよう、ネットワーク化能力へ投資を続けている。

米国の防衛専門家たちは、中国のライバル機と比較してF-35の電子戦(EW)システムやセンサーパッケージの優位性を過大評価する傾向がある。特に、中国政府がJ-20の開発を継続中である現状においてはなおさらである。

製造上の優位性

F-35の生産数において、米国は中国をリードしている。

ロッキード・マーティンは2025年にF-35を191機納入した。

しかし、中国には固有の製造上の優位性がある。

中国はJ-20の生産を効率化しており、もし長期的に真の競争となるならば、時間の経過とともに、中国が保有するJ-20の数は、西側諸国が保有するF-35の数をはるかに上回る可能性が高い。

さらに、繰り返しになるが、F-35とJ-20の比較は「同種同士の比較」ではないことを強調しておかなければならない。J-20と本来比較対象となるのはF-22である。

とはいえ、F-22の生産ラインはすでに終了しており、その生産数は空軍が当初目指していた数をはるかに下回っている。一方でJ-20の生産ラインは現在も稼働しており、生産数は年々増加中だ。

アメリカ側は、中国に対する自国の優位性を過大評価している可能性がある。■

著者について:ブランドン・J・ワイチャート

ブランドン・J・ワイチャートは、19FortyFive.comの国家安全保障担当シニアエディターである。また、Substack上の「The Weichert Brief」の運営も担当している。ワイチャート氏はさらに、Rumbleで「National Security Talk」のホストも務めている。著書には国家安全保障に関するベストセラー4冊があり、最新作は『A Disaster of Our Own Making: How the West Lost Ukraine』(エンカウンター・ブックス)である。


2026年8月4日火曜日

トルコの第5世代戦闘機「カーン」がタキシング試験を開始

 TAI kaan on runway

提供:トルコ航空宇宙産業(TAI)

トルコの「カーン」戦闘機がタキシング試験を開始

Turkish Aerospace Industries' Kaan Fighter Jet Begins Taxi Trials


https://aviationweek.com/defense/aircraft-propulsion/turkish-aerospace-industries-kaan-fighter-jet-begins-taxi-trials


ルコ航空宇宙産業(TAI)が、戦闘機「カーン」Kaanの最初の完全実物大プロトタイプでタキシング試験を開始した。

7月31日に公開された静止画と動画には、初飛行を控えた、ほぼ完成状態の同機が、アンカラ近郊にあるTAI施設の滑走路をタキシングする様子が映し出されている。動画では、同機が試験を行う様子が確認できる。一部フェアリングが欠けており、特定のカバーはまだ取り付けられていない。

また、この新たな画像からは、当初は飛行を想定していなかったものの、2024年に2度の飛行を行った「P0」デモ機と比較し、機体設計の変更点を明確に確認することができる。

TAIは機体の2基のジェネラル・エレクトリックF110エンジンに空気を供給するエアインテーク位置をコックピットのさらに後方に再配置し、サイズも拡大した。キャノピーのすぐ前には、アセルサン Aselsan 「カラット(Karat)」赤外線探知・追跡装置(IRST)用の多面体の開口部がある。機首下には、アセルサン社製「トイグン(Toygun)」電気光学照準システム用の別の多面体のフェアリングがあり、こちらはすでに装着されているようだ。また、P0機と比較して、主脚は胴体上で外側に移動され、広いトレッドが確保されている。

TAIのメフメット・デミログル Mehmet Demiroglu CEOはファーンボロ航空ショーで、同機のタキシング試験が開始されたと明らかにしていたが、映像を公開するには政府の承認を待たなければならなかった。初飛行の時期には言及しなかったが、本誌に対し、サプライチェーンの遅延がスケジュールを妨げていると語った。P2と呼ばれる2機目の完全な実機プロトタイプ「カーン」も組み立ての最終段階にあり、P1に続いて飛行を行う予定だ。

トルコ空軍は、この双発・34メートルトンの戦闘機を、今後数年のうちに現行のロッキード・マーティン¥F-16の代替機として導入することを目指しており、最初の約20機のバッチは、今世紀末までにトルコ空軍に配備される予定だ。

TAIはすでに、生産仕様のカーンBlk. 10モデル20機の製造契約を締結しており、トルコ政府は現在、同機に搭載されるF110エンジンを米国政府から調達する手続きを進めている。F110エンジンは「カーン」のBlk. 10およびBlk. 20シリーズに搭載される予定であり、その後のロットでは、TUSAS Engine Industries社とTRMotor社が共同開発中の国産エンジン「TF35000」が採用される見込みだ。■

トニー・オズボーン

ロンドンを拠点とするトニーは、欧州の防衛プログラムを担当している。2012年11月に『エイビエーション・ウィーク』に入社する前は、シェパード・メディア・グループに在籍し、『Rotorhub』誌および『Defence Helicopter』誌の副編集長を務めていた。