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2026年5月21日木曜日

イタリアがエアバスA330MRTTを6機導入へ―KC-46は落札失敗、イタリアはこれで欧州各国と機材共通化へ

 



NATO Airbus A330 MRTT

提供:エアバス・ディフェンス・アンド・スペース

ロンドン――エアバスのA330多用途給油輸送機(MRTT)でイタリアが次の導入国となる。

欧州連合(EU)の「Tenders Electronic Daily」によると、同国は6機のA330多用途給油輸送機(MRTT)の調達および10年間のロジスティクス支援に、13億9000万ユーロ(16億1000万ドル)を投じる計画だ。

文書によると、MRTTは12月に選定され、4月16日に契約が締結された。イタリア国防省もエアバスも、この発注について発表していない。

イタリアのニュースサイト「Ares Difesa」が、この公示について最初に報じた。

イタリア空軍は現在、ボーイングKC-767を運用している。同空軍はボーイングKC-46ペガサスの導入を図っていたが、ローマ政府は2024年に計画を凍結し、競争入札を開始した。

MRTTがKC-767に交代するかは不明だが、この動きにより、イタリアはフランス、スペイン、英国を含む他の欧州諸国の空軍や、ベルギー、デンマーク、ドイツ、オランダ、スウェーデンに空中給油を提供しているNATOと足並みを揃えることになる。もしMRTTがKC-767に取って代わる場合、6機発注はイタリアの給油機部隊を50%増強することになる。

本誌が入手した情報によると、今回の発注はA330-800neoをベースにした新型MRTT+ではなく、中古機体を使用した標準A330-200ベースのMRTTとなる。これらの機体の調達元は確認できいない。

KC-767はイタリア空軍において、導入当初は困難なスタートを切った。イタリアは2002年に同機のローンチカスタマー契約を締結したが、開発および試験中に発生した技術的問題のため、同国初のKC-767が就役したのは2011年となった。■

トニー・オズボーン

Eメール:tony.osborne@aviationweek.co.uk

ロンドンを拠点とするトニーは、欧州の防衛プログラムを担当している。2012年11月に『エイビエーション・ウィーク』に入社する前は、シェパード・メディア・グループに在籍し、『Rotorhub』誌および『Defence Helicopter』誌の副編集長を務めていた

Italy Is Set To Acquire Six Airbus A330 MRTTs


Tony Osborne May 19, 2026

https://aviationweek.com/defense/multi-mission-aircraft/italy-set-acquire-six-airbus-a330-mrtts