スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

ラベル(主力戦車MBT)が付いた投稿を表示しています

英独共同開発のチャレンジャー3主力戦車の全貌が明らかになった---2027年にIOC獲得を目指す

  ウクライナ戦で主力戦車の効用が疑問視されていますが、いますぐ戦車が表舞台から消えるわけではありません。英独共同でチャレンジャー戦車の性能向上が進んでいることが明らかになりました。Breaking Defenseの記事からのご紹介です。 Images of the British Army’s first Challenger 3 main battle tank prototype were released for the first time by RBSL today. (RBSL) 「チャレンジャー3は、NATOで最強の戦車となり、ネットワーク対応のデジタル主力戦車として、一歩先の能力を提供する」 英 独の合弁会社 ラインメタル・BAEシステムズ・ランド (RBSL)は、英国テルフォードの生産施設で新型車両の製造を完了し、チャレンジャー3主力戦車(MBT)プロトタイプの画像を公開した。  プロトタイプの初公開画像は、本日ロンドンで開催されたIQPC国際装甲車会議で公開され、車両はまもなく試験を開始する。来年のシステム適格性審査に先立ち、英国とドイツで合計18カ月の試験が計画されている。試作車は8台開発される。  「チャレンジャー3プログラムは、NATOで最高の戦車を提供し......ネットワークに対応したデジタル主力戦車を提供し、兵士に段階的に変化する能力を提供し、21世紀の抑止力を[2040年に予定されている]使用停止日まで確保します」と、RBSLの戦略・未来ビジネスディレクターであるローリー・ブリーンは述べた。「プロトタイプは......今後数週間で試験を開始する予定だ」。  乗組員なしの状態で行われるトライアルの主な目的は、「(その後の)乗組員によるトライアルのためにシステムが安全であることを確認すること」だとブリーンは付け加えた。  イギリス陸軍の現役主力戦車チャレンジャー2からチャレンジャー3規格にプロトタイプをアップグレードするため行われたエンジニアリング活動についても詳しく説明した。  「プロトタイプで行うことは、むき出しのシャーシを使い、LRU(Line Replaceable Units)の約50%を交換することです」。  プロトタイプに搭載され、8億ポンド(10億ドル)規模のチャレンジャー3計画の一環として148両の量産戦車に搭載され

ラインメタル自社開発の新型主力戦車パンサーに注目。独仏共同開発の次期MBTはどうなる。

  Rheinmetall ドイツのラインメタルが発表した「KF51パンサー」は独仏の新主力戦車計画を混乱させる可能性を秘める。 ウ クライナ戦が激化し、戦車戦が再び注目が集まる中、 ラインメタル は本日、130mm口径主砲を搭載した最新主力戦車「KF51パンサー」を発表した。ドイツ陸軍で広く使用されているレオパード2の後継機種を目指す設計だが、好戦的なロシアの脅威に対抗するべく装甲部隊の再編成を進めるその他ヨーロッパ諸国の関心を引く可能性がある。 KF51パンサーは、第二次世界大戦中のナチスドイツの伝説的戦車を思い起こさせる名前で、本日パリで開催されたユーロサトリ陸上防衛展で、ラインメタルのアーミン・パッパガー Armin Papperger  CEOにより発表された。 これまで同社は、この新型MBTとその仕様について、ほとんど情報を公開してこなかった。重量は約65トンと伝えられる。これは、最新2A7V型で70トン強のレオパルド2より軽い。同じ1,475馬力ディーゼルエンジンを搭載するため、パンサーは現行車両より機動性が向上しているはずだ。パンサーは、現在の西側MBTの多く、特にアメリカ製のM1エイブラムスの後期バージョンより軽く、戦闘時総重量は70トンを超える。設計者がハイブリッドパワープラントなど、現代的な推進装置を選択しなかったことのは驚きであるが、開発・生産は迅速かつ容易になるはずだ。 新型MBTは、レオパルド2の120mm主砲から130mm口径滑腔砲になり、火力も増強された。これは、戦車兵装の大口径化への関心を反映したもので、砲そのものはラインメタルが以前から開発してきたものだ。パッパーガーCEOによると、130mm砲はレオパード2の砲より「50%以上効果が高い」し、「はるかに長い射程距離を実現する」という。運動エナジー式サボタージュ弾とプログラム可能爆発弾の両方を発射する。 その他武装としては、12.7mm同軸機関銃とオプションの遠隔操作式ウェポン・ステーションがある。また、対空機関砲については今のところ言及されていないので、おそらく局地防空用のHERO 120滞空弾、ドローン、未公表のミサイル用の発射装置も用意されるだろう。 防御に関して、情報は皆無に近いが、ラインメタルは、乗員はレオパルド2よりも保護され、アクティブ、リアクティブ、パッシブの各防