スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

ラベル(スタンダードミサイル)が付いた投稿を表示しています

紅海で米海軍はスタンダードミサイル100発超をフーシの安価な脅威に発射していた----安全はすべてにも優先するというが、この数式は維持できるのだろうか

  安価な無人兵器に高価な迎撃ミサイルを発射することの計算は明らかで、攻撃側からすればまさしくこの計算の効果を狙えるわけですが、記事で米海軍の艦長が言っているように生命のことを考えれば金額など問題ではないのでしょう。防空装備がここまで進化している一方で、防御手段がない民間商船が狙われ、現実に大被害がひろがっており、スエズ運河ルートが実質上使えなくなっていることの影響はこれからじわりじわりと出てきます。The War Zone記事からのご紹介です。 A file photo showing the launch of an SM-6 missile from a US Navy warship. USN 海軍、フーシの無人機とミサイルに約100発の標準シリーズミサイルを発射: レポート 海軍が一発数百万ドルのミサイルを多数発射していたことは、中国との戦いで要因となり得るコストと能力の懸念を浮き彫りにしている 米 海軍は昨年10月以来、イエメンから発射されたフーシ派のミサイルやドローンに対し、スタンダード・ファミリー地対空ミサイル約100発を発射した。この多大な資源の支出は、米海軍の将来のコンステレーション級フリゲート艦の弾倉の深さ全般についてと同様の、懸念を感じさせるものだ。  海軍艦艇がフーシ派の攻撃にどう対応してきたかで新たな詳細が、先週末のCBSニュースの「60 Minutes」で明らかになった。イランの支援を受けたイエメンの武装勢力は、昨年10月以来、紅海周辺で対艦攻撃を展開している。また、イスラエルに向けミサイルやドローンを発射している。  「60ミニッツ」によれば、「海軍はこれまでに、1発400万ドルもするスタンダード地対空ミサイルを約100発発射していることがわかった」。  報道では、米海軍が具体的にどの種類のスタンダード・ミサイル(SM)を使用したのか、また100発のミサイルの種類別の内訳は明らかにされていない。過去の報告書やこれまでに出てきたその他の証拠によれば、米海軍はフーシに対してSM-2やSM-6を発射している。海軍の予算文書によれば、最新の生産型SM-2ブロックIIICとSM-6ブロックIAのコストは、それぞれ約200万ドルと400万ドルである。SM-6ブロックIAの単価は、『60ミニッツ』の記事の価格帯と一致している。  SM-2は中長距離