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トランプ政権がF-35は「軍事史上最も無駄なプロジェクトのひとつ」なので中止するとの報道にロッキードが反論(Eurasian Times)―「大きすぎてつぶせない」はずのプロジェクトですが、トランプならつぶすのはわけない?

  File Image: F-35 「大きすぎてつぶせない」はずのプロジェクトですが、ビジネスの観点で考えるトランプなら計画をつぶすのはわけないでしょう。ロ社株価は一時的とはいえ3%も下落しました。 ロ ッキード・マーティンは、ドナルド・トランプ次期大統領がF-35ライトニングIIステルス機の追加購入契約を打ち切る可能性があるとの報道を一蹴した。  ニューヨーク・ポスト紙の特派員リディア・モイニハンが、ソーシャルメディアサイトX(旧ツイッター)でこの話を伝えた: 「トランプ大統領はロッキードのジム・テイクレットCEOに、先月締結された10億ドルのF-35契約をキャンセルすると語ったという。『中国が戦闘機競争に勝っている一方で、ロッキードは幹部をDEIのキャンプに送り込んでいる』のだそうだ。  この投稿は信憑性のある証拠なしに提示され、すぐにソーシャルメディアで拡散した。第5世代機の技術的な問題やコストの高さを理由に、このニュースを称賛する批判者もいた。  Foxニュースのジャーナリスト、ニック・ソーターは、「墜落、遅延、コスト超過の量は桁外れだ。これは米軍史上最も無駄なプロジェクトのひとつだ。 代わりに無人航空機に投資しろ!」  ドナルド・トランプはソーシャルメディア上で渦巻いているこうした声に反応しなかったが、メーカーのロッキード・マーティンはついにF-35戦闘機の未来を取り巻く空気を明らかにするためXに投稿した。 リディアの投稿を引用し、同メーカーはこう書いた。「これはフェイクニュースだ」。  この進展は、国防総省とロッキード・マーティンがF-35戦闘機2ロットの追加購入で握手合意に達した数日後に行われた。ロッキードとF-35共同プログラム・オフィスは共同声明で、契約にはステルス戦闘機の18ロットと19ロットの製造が含まれると述べた。双方は現在、契約の詳細を詰めている。 正式契約は2024年末までに結ばれる予定だ。  ロッキード・マーティンによるこの噂の否定が、ネットユーザーから様々な反響を呼んだことは注目に値する。一部の軍事ブロガーや航空機のファンが歓喜する一方で、疑念を示し、ロッキード・マーティンにドナルド・トランプからの斧を警戒するよう忠告する者もいた。  中国海軍の熱烈なウォッチャーで著名な防衛アナリストのアレックス・ラックは、Xでこの問題を嘲...

マスクの「アルゴリズム」で軍の非効率は減るのか、それともリスクを増やすのか?(Defense One) ―「政府効率化省」(DOGE)がメスをどのように入れるのかが注目される

  2024年11月19日、テキサス州ブラウンズビルで行われたスペースXスターシップロケット6回目の試験飛行の打ち上げ見学会に出席するイーロン・マスクに挨拶するドナルド・トランプ次期米大統領。 GETTY IMAGES / BRANDON BELL 国防総省に疑問を呈するのは良いこととはいえ、問題の多くは、深刻な理由から存在している ド ナルド・トランプ次期大統領は選挙公約を実行に移し、イーロン・マスクとヴィヴェック・ラマスワミを「政府効率化省」(DOGE)と呼ぶ取り組みの共同リーダーに任命した。   実際には政府の部局ではないが、少なくとも当初は、トランプ政権と共和党主導の議会で影響力を発揮しそうだ。 その任務は連邦政府の支出を削減することであり、マスクとラマスワミは国防総省がその対象であることを明らかにしている。「国防総省は最近、7年連続で監査に不合格となった」と両名は最近のウォール・ストリート・ジャーナルの論説で書いている。  これまでの国防総省の効率化計画は、支出を削減しようとして、ほとんど失敗してきた。 今回はイーロン・マスクが関与しているため、これまでとは違ったものになるかもしれない。 彼は産業界で、宇宙打ち上げや電気自動車に革命を起こすなど、多くの人が不可能だと思っていたことを成し遂げてきた。 このようなありえない偉業を達成するために、マスクは"アルゴリズム"と呼ぶ冷酷なアプローチを開発した。ウォルター・アイザックソンの伝記で語られているように、アルゴリズムは5つの連続したステップで構成されている: 1)あらゆる要件に疑問を投げかける、2)可能な限りあらゆる部品や工程を削除する、3)単純化して最適化する、4)サイクルタイムを短縮する、5)自動化する。 マスクは公共政策に挑戦しているが、このアプローチでうまくいくのだろうか?  マスクのアルゴリズムは、主に、そしておそらく独占的に、ハイテクや製造集約型の産業分野に適用されてきた。 国防総省の兵器開発・調達部門はこの型に当てはまるが、国防予算の3分の1を占めるにすぎない。 予算の残りの3分の2は、労働(軍人と文民従業員)と作戦(訓練、軍事演習、平時の日常作戦、住宅、軍事建設)に使われている。  このアルゴリズムの最初のステップである「すべての要件を問う」ことは、取得する兵器から昇進のため...