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F-3はこんな機体になる。F-35と併用する近未来の日本の航空戦力の姿とは

ご注意 今回の記事には新しい情報は少ないです。時間の無い方はとばしてください。それはともかく、F-3がF-2後継機というのは無理があるきがします。かといってF-15、F-2の代わりをつとめるためには派生型の開発もすすめるのでしょうか。一機種で全部のミッションをこなせるのでしょうか。予算が厳しく機種の統合がこれから進むと思いますので、多任務をこなせるだけの機体システムの余裕が最初からほしいところです。機体重量が20トンというのが本当なら相当の大型機になりますね。小型軽量の「格闘」戦闘機という概念はもはや死につつあるようです。F-15JSIはそれまでのつなぎなのでしょうか。 Why Is Japan Buying F-3 Fighters Instead of the Stealth F-35 日本がステルスF-35ではなくF-3戦闘機調達に動くのはなぜ They've got a plan.ちゃんと計画している。 by Charlie Gao December 6, 2019  Topic: Security   Blog Brand: The Buzz   Tags: Military Technology Weapons War Japan https://nationalinterest.org/blog/buzz/why-japan-buying-f-3-fighters-instead-stealth-f-35-102252 Key Point: The F-3 is a better fit for the Japanese domestic aerospace market. F-3は日本の航空宇宙マーケットに適化した機種になる。 日 本は2019年2月にステルス戦闘機の開発方針を一歩進めた。これに先立ち、F-35を100機超米国より導入する決定もしており、2018年にはX-2ステルス戦闘機試作型の事業を中止している。 防衛省の発表では新型機開発に乗り出すとし、現在のところ新型機の名称は次期戦闘機あるいはF-3として中期防衛計画に記載があり、自衛隊装備の近代化努力の一環として今後10年かけ整備するとある。 中期防に新型戦闘機が追加されたことに驚いたが想定外というわけでもない。日本は周辺地域の安全保障

★★★F-3事業に参画意欲を見せるボーイング、ロッキード・マーティン

Boeing, Lockheed Martin emerge as early rivals for Japan's fighter contest Jon Grevatt, Bangkok - IHS Jane's Defence Weekly 19 July 2016 http://www.janes.com/article/62368/boeing-lockheed-martin-emerge-as-early-rivals-for-japan-s-fighter-contest    Japan's Mitsubishi F-2 multirole fighter aircraft. Source: Japanese Air Self-Defense Force 航空自衛隊JASDFがめざすF-2多用途戦闘機の後継機種をめぐり、 ボーイング と ロッキード・マーティン がともに参画の意向を表明した。 IHS Jane’s が両社へ7月19日照会したところ 、 ともに日本での実績をもとに同事業参入を目指していることがわかった 。 事業規模は200億ドルといわれる 。 防衛省は情報提供要求RfIを発出済みで、2018年4月までに「次期戦闘機」の決断を下すとみられる。 F-2は2000年代に 三菱重工業 MHIとロッキード・マーティンの共同事業で製造され、2027年ごろまでに全機退役する。 ボーイング広報によれば同社はF-2後継機の要求内容を検討中だという。「日本で当社の存在意義を大きくする方策は常に考えており、日本での安全保障ニーズに応えたい」 ロッキード・マーティン広報は「日本から各社に情報の要求が出ているが、当社もこれまでの日本との関係をさらに強化する今回の機会を活用したい」とし、「F-35事業とF-2でMHIと実績が成果を生んでいることは誇り」とする。 RfIは6月に出ており、各国の戦闘航空機メーカー宛に送付されている。RfIは7月はじめに締め切られており、米二社に加え ユーロファイター と Saab もプレゼンを8月末に行う見込みだ。 RfIは既存機種での検討の一助にするほか、各社の事業参加への意欲をさぐることのがねらいだ。MoD

★★航空自衛隊の戦力整備方針はこのままでいいのか

X-2公開で事情をよく知らないマスメディアなど大騒ぎしていますが、さすがアナリストの視点は冷徹ですね。いよいよ日本も国産開発にこだわる姿勢を捨てて費用対効果、リスク低減効果を大上段に国際共同開発に進むのか、いくらお金をかけても国内産業基盤整備を貫くのか方向を決めなければいけない時期にきているのでしょう。(これは航空関係だけの話ではありませんが)皆さんはどう思われますか ---------------------------------------------------------------------- Japan Faces Challenging Choices for Cash-Strapped Air Force By Paul Kallender-Umezu, Defense News 11 a.m. EST February 14, 2016 http://www.defensenews.com/story/defense/show-daily/singapore-air-show/2016/02/14/japan-faces-challenging-choices-cash-strapped-air-force/80083926/ TOKYO — 航空自衛隊へ懸念が高まっている。第五世代機導入を少数にとどめ大部分がF-2とF-15で構成する第四世代機のまま、相互運用性がない機種を開発していいのかという声だ。 現状の予算では航空自衛隊はF-35をわずか42機しかも年間数機のペースで調達するが、貴重な財源を旧式機の改修に割り振っている。今年の航空自衛隊の調達はF-35を6機、F-2の近代化改修はデジタル通信装置をつける11機にとどまる。 鳴り物入りで公開に踏み切った第五世代機X-2心神ステルス実証機および海上自衛隊のDDHいずも級ヘリコプター空母への短距離離陸垂直着陸F-35Bの導入可能性は航空自衛隊が分かれ道にきていること、より実効性のある戦力整備が課題であることを示す。しかし実施できるのか。 Tealグループ副社長のリチャード・アブラフィアは予算制約、費用とF-2に将来がないことから、航空自衛隊が想定するシナリオではF-35追加調達とF-15改修の可能性が一番高いとみる。日本が新型

☆ 航空自衛隊>F-35導入しても戦闘機不足は避けられない見通し

F-35をセンサー機といして作戦遂行の要に当てる構想は米海軍の考えに近いですね。というか米海軍はF-35をF-18の代わりとは考えていないわけですが。一方でF-35の価格がさらに高騰していけば既存各機の改修はおろかF-3開発まで予算不足になりかねません。どちらにせよ2020年代の航空自衛隊の戦闘機材の陣容は今より小ぶりになるのは避けられないということでしょうか。 Japan's Fighter Procurement Crunch Decisions Await on Legacy F-2, F-15s as Upgrades End By Paul Kallender-Umezu 1:36 p.m. EDT June 6, 2015 http://www.defensenews.com/story/defense/air-space/strike/2015/06/06/japan-fighter-f35-jasdf-f15-f2-upgrade-situational-awareness-sensors/28379749/ (Photo: Japan Air Self-Defense Force) TOKYO — F-35導入で日本の航空自衛隊(JASDF)は次世代ISR機材を運用することになるが、一方で既存のF-2およびF-15部隊は改修を続けながら機材更新時期を2020年代後半に迎える。 JASDFはF-35を42機を最終的に導入するべく、今年度はまず6機を1,032億円で調達する。さらに国内産業の生産関与に関わる初期予算として177億円を計上し、181億円は装備、訓練用に確保した。日本国内企業は24点の部材を分担生産する。 防衛省は2011年12月にF-35を80億ドルの概算費用で導入し、F-4ファントムの後継機種とした。F-35の開発遅延と費用高騰はその段階から知られており、選定には国内からも疑問が投げかけられた。 ただリチャード・アブラフィア(Teal Group副社長兼アナリスト)はF-35選択で正JASDFはしい方向に向かっているという。 「F-35に対抗できる選択肢は他にない。これまでの評価基準の速度、上昇率、さらに操縦性、航続距離、ペイロードは今や最重要ではない。同