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韓国の核保有が実現しそうだ。東アジアの安全保障環境へ影響は大きい。米国にとって北朝鮮は二次的な脅威対象でしかないので、韓国に相手をさせ、台湾防衛に注力したいというのが本音だろう。

  80年代の反核運動はモスクワが裏であやつった情報工作でしたが、世の中には核兵器を悪であり根絶を真剣に願う人達もいます。しかし、現実の世界はどんどん進行しています。1945記事が言うように韓国が核武装する可能性を今や真剣に考慮すべき段階にきているのです。核不拡散も反核平和主義と同様に空虚なスローガンになったのでしょうか。日本の安全保障でもこうした変化に対応しつつ、さらに先を見越した議論が必要であり、過去に縛られてはなりません。 韓国が核爆弾を保有しても、核兵器は万能薬ではないし、北朝鮮に対する外交努力を劣化させるべきでもない 核 兵器への熱狂が東アジアを覆っている。中国は、ロシアやアメリカの核保有量に追いつくため、猛烈なスピードで核兵器を増やしている。国際的な反発にもかかわらず、北朝鮮は実用的な核抑止力を有するに至った。その規模と生存能力を高めるため、北朝鮮は休むことなく努力している。ロシアは北朝鮮に対し制裁体制を緩和し、技術的支援を提供することで平壌を支援している。核不拡散に新たな挑戦する国が現れた: 韓国である。 尹錫烈(ユン・ソクヨル)大統領は、軍事的核開発計画も選択肢の一つであると昨年警告した。核兵器の選択肢をもてあそんでいるのは大統領だけでなく、国民のほぼ4分の3が独自の抑止力を支持している。不意を突かれたワシントンは、韓国を防衛するコミットメントを再度強調し、両首脳は核抑止の問題をさらに議論するために『核協議グループ』を結成した。アメリカの原子力潜水艦は現在、韓国港に頻繁に寄港し、拡大抑止を実質化している。しかし、当然のことながら、こうした小さなジェスチャーでは韓国国民は安心できなかった。米国が自国のために核戦争の危険を冒すとは考えていない国民が60%に上る。 韓国の核議論が突然始まったように見えるが、これには深い原因がある。北朝鮮の脅威が核開発の最も明白な原動力となっている。北のライバルは、約20年前に最初の核爆弾を爆発させた。「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」は、かつて外交政策目標であったが、現在ではほとんどの専門家や政策立案者にとって、夢物語と見なされている。多くの人々にとって、韓国の核兵器は唯一の現実的なイコライザーなのだ。 新たな懸念の高まりが、ソウルの核の誘惑を強めている。この地域で覇権国家を目指す中国の台頭も、核という選択肢を...