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米海軍はステルス攻撃機事業を復活し、長距離打撃能力を中国を睨み実現すべきだ

このタイトルだけで勘の良い方はすぐA-12のことだとわかるでしょう。もし、あの機体が実現していれば....という妄想ではなく、現実世界でせっかくの企画をどう実現するかを考えるほうが遥かに前向きですね。技術がともなわずに流産したのがA-12なら、必要な技術がそろい要求性能を実現できる今からA-XXを作れば良いということですかね。 The Navy Tried to Build a Stealth Bomber for Its Aircraft Carriers. It Ended Badly.  米海軍の 艦載ステルス爆撃機構想は残念な結果に終わった During the closing stages of the Cold War, the United States Navy was developing a new long-range stealth bomber that could strike at even the most heavily defended targets from the deck of an aircraft carrier. 冷戦末期の米海軍が空母運用型の新型長距離ステルス攻撃機を開発し、最も強固な目標の攻撃も可能にしようとしていた by Dave Majumdar March 21, 2019   Topic: Security   Blog Brand: The Buzz   Tags: A-12 Avenger Navy Military Technology World https://nationalinterest.org/blog/buzz/navy-tried-build-stealth-bomber-its-aircraft-carriers-it-ended-badly-48417 冷 戦末期の米海軍に長距離ステルス攻撃機を空母運用し最も強固な目標の攻撃も可能にする新型機開発案件があった。だが同事業は中止され、今も続く能力ギャップが海軍航空部隊に生まれている。 高性能戦術航空機(ATA)事業にマクダネル・ダグラス/ジェネラル・ダイナミクスA-12アヴェンジャーIIの呼称がついた同機は グラマン A-6Eイントルーダーの後継機のはずだった。だがソ連の脅威が消えると当時の国

米海軍F/A-18スーパーホーネット新規生産を発注へ

F/A-18も供用期間延長で2040年代まで活躍しそうです。飛行時間を食いつぶす原因に空中給油任務があるのでMQ-25新型無人給油機の投入が早く望まれますね。これもボーイングには追い風のニュースですね。 The Navy Will Be Getting 14 More F/A-18 Super Hornets (That Will Fly through 2040)米海軍がF/A-18スーパーホーネット新規製造分14機を調達し、2040年までの供用を狙う Kris Osborn February 26, 2018 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/the-navy-will-be-getting-14-more-f-18-super-hornets-will-fly-24648http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/the-navy-will-be-getting-14-more-f-18-super-hornets-will-fly-24648 米 海軍予算で待望されていたF/A-18スーパーホーネットの新造14機分として10憶ドル超が計上された。F-18部隊は新型装備も搭載しF-35Cとともに2040年代まで供用される。 世界各地で多用され投入頻度が高くなっているF/A-18E/Fは平均して耐用期間6千飛行時間の半分を消費している。そのため海軍は長期的視点に立ち新造F/A-18多数の調達をめざし、各地の戦闘での需要にこたえようとしている。 F/A-18A、F/A-18Cが8千飛行時間に達すると、補給処に送り返され改修を施し1万時間までの飛行を可能にする。ただし旧型機の多くは相当の改修が必要となるため海軍所属の旧型ホーネットの多くが飛行できないままになっている。 「レガシーのホーネットの耐用年数延長には点検追加で重整備も必要となるが、当初の想定外だ。平均補修時間は大きく伸びる傾向にあり、予定外の修理、資材調達のリードタイム以外に機体の腐食箇所が増えている」と海軍予算書は説明している。 このため海軍の新予算では民間整備要員の雇い入れ増加分の予算増を求めている。その目標は「補給処で長時間稼働した機体による整備時間長時間

★★★F/A-18E/FブロックIIIは何が「スーパー」なのか

Boeing Wants to Build a ‘Super’ F/A-18E/F Super Hornet ボーイングがめざすF/A-18E/Fスーパーホーネット改良型は航続距離とセンサー能力が向上する New hardware boosts range and sensors WIB AIR April 6, 2017 Dave Majumdar https://warisboring.com/boeing-wants-to-build-a-super-fa-18ef-super-hornet/ ボーイングが開発中のブロックIII型のF/A-18E/Fスーパーホーネットはロッキード・マーティンF-35共用打撃戦闘機を補完する存在となる。 高性能版スーパーホーネット構想ではステルスF-35並の性能がある機体としていたが、今回の改良版はそこまでの高望みはせずJSFと共同運用し、NIFC-CA海軍統合火器管制防空ネットワークと親和性が高い機体とする。 「海軍と協力し、空母航空隊のニーズを総合的にとらえ、F-35、EA-18Gグラウラー、E-2DとブロックIII機材がその答えだと考えています」とダン・ジリアン(ボーイング、 F/A-18E/F 事業責任者)がNational Interestに語っている。「ブロックIIIは補完機材になります」 ボーイングは前回2013年提案で取り上げたステルスを重視していないが、低視認性機能など前回の提言内容も残っている。「ステルスも結構ですがすべての場面で必要とは限りません」 An F/A-18E Super Hornet. U.S. Navy photo 新型版の大きな特徴として2013年版から変わらない内容に一体化型燃料タンクがある。3,500ポンドの燃料搭載で航続距離が伸びる。 ブロックIIIではコンピュータも更新し、コックピット内ディスプレイも大画面化し、広帯域戦術標的ネットワーク技術(TTNT)データリンク、新型長波赤外線捜索追尾システム(IRST)および新型統合防御電子対抗措置のブロックIV装備を導入する。さらにブロックIIIでは機体寿命を9,000時間に延長する。 このうち重要度が高いのは長距離IRST装備で、ステルス対抗セ