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ロシア空軍基地のエプロンにTu-95の外形ペイントが登場。タイヤに続き、ロシアが必死に重要機材を守ろうと必死だ。

  PHOTO © 2023 PLANET LABS INC. ALL RIGHTS RESERVED.  ウクライナの攻撃を妨害しようとロシアは、爆撃機のシルエットを地上に描くまでになった   衛 星画像によれば、ロシアは現在、爆撃機基地エンゲルス空軍基地(別名エンゲルス2)の駐機場で、Tu-95MS「ベアH」戦略爆撃機のシルエットをペイントしている。同基地は昨年から繰り返し攻撃を受けている。 War Zoneが9月29日に入手したPlanet Labsの衛星画像には、エンゲルス基地の駐機場に2次元のデコイが写っている。4発爆撃機の特徴的な平面形状を、黒く塗られたコックピット部分までほぼ「コピーペースト」している。完成品の隣には、2機目の塗装済みデコイが部分的に見える。注目すべきは、これらがある種の薄型の布/キャンバスなどのデコイである可能性があることだが、縦方向の寸法がほとんどないため、塗装の可能性が高い。 PHOTO © 2023 PLANET LABS INC. ALL RIGHTS RESERVED. REPRINTED BY PERMISSION 興味深いのは、塗装済みデコイには、その左側にある本物のTu-95と同じように、中央翼と胴体部分にタイヤが敷き詰められていることである。これは明らかにリアリズムのため追加されたもので、囮に説得力を期待している。タイヤは現在、ロシア空軍で駐機中に使用する一般的な対抗手段だ。 ペイントされたデコイにはいくつかの目的がある。その第一は、衛星を欺き、誤った標的データを提供することで、ウクライナの攻撃作戦を「発射前」に(実行される前に)事実上混乱させることだろう。しかし、限られた高解像度の商業衛星画像でさえ、シルエットと実際の航空機を明確に区別できるのだから、これは明らかに機能しない。合成開口レーダー(SAR)衛星画像(これも市販されている)のような複数情報源を使えば、標的が3次元の物体でないことは明らかだ。それでも、この戦術は低解像度の画像衛星でも有効であり、過去にも同様の応用例がある。言い換えれば、偽のシルエットのランプを描くことは新しいことではないが、ロシアは不可解なほど時代遅れの対策に投資している。 また、「偽のベア」が局地的な攻撃を実行するドローン操縦士を混乱させることを期待しているのかもしれないが、現実には大き

ISISを1,000キロ地点から巡航ミサイル攻撃<ロシアも長距離精密誘導攻撃能力を手に入れた模様

技術は水の流れのようなもので堰を作って止めた気になっても結局流れを止めることができません。米技術の優位性が揺らいでいます。21世紀に入りアフガニスタン、イラク等の技術格差が大きい相手に有利な戦いを展開してきた米国ですが、その間にロシア、中国さらにイラン等が着実に技術力を引き上げて、今や互角の技術を有する相手との戦いを想定せざるを得なくなっているのは皮肉な歴史の進展です。ただ米国も黙って状況を見ているわけではなく、さらに先を行く技術を実用化していくはずです。 One of Russia's Most Deadly Bombers Now Has a Scary New Capability ロシア最強の爆撃機に恐るべき新能力が付与されている   Dave Majumdar July 5, 2017 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/one-russias-most-deadly-bombers-now-has-scary-new-capability-21435 ツボレフTu-95MSベア戦略爆撃機に機内で目標再設定できる新型巡航ミサイルの導入が始まっている。飛翔中に目標変更も可能でロシア軍に新しい形の戦力が生まれる。 ロシア国防省は本日の発表ではTu-95MS爆撃機隊が最新X-101巡航ミサイルでシリア国内のISISを攻撃したとし、同ミサイルの射程は4,500キロだという。 「7月5日戦略ミサイル母機Tu-95MSはロシア連邦内エンゲルス飛行場を離陸し、空中給油を受けたあと(シリアアラブ共和国の)ハマおよびホムスのISIS拠点を最新巡航ミサイルH-101で攻撃した」とロシア国防省がフェイスブックで伝えた。 「この攻撃でアケルバット近郊の武器弾薬庫三棟および指揮命令拠点が破壊された。攻撃は高精度H-101でおよそ1,000キロ地点から実施された」 Tu-95MSはSVPシステムを装備し乗員が飛翔中のミサイルの標的を再設定できるようになる。同装備はまだ広く導入されておらず、何機に搭載したか不明だ。 「新装備の爆撃機導入が進んでいます」とワシリー・カシン(モスクワ高等経済学研究所内欧州国際総合研究センター主任研究員)がNational Interestに