シコースキーの "Raider X" は米陸軍向けの 将来型高速武装偵察ヘリコプター構想への同社の提案だ 米陸軍がめざす残存性を備えた高速「ナイフファイター」ヘリコプターは激甚戦場への投入を目論む中、 レイダー X はこの任務に最適のよう BY TYLER ROGOWAY OCTOBER 14, 2019 シコースキー TYLER ROGOWAY View Tyler Rogoway's Articles https://www.thedrive.com/the-war-zone/30405/behold-sikorskys-raider-x-future-high-speed-armed-reconnaissance-helicopter 先 週は ベル から 360 インヴィクタス高速武装偵察ヘリコプターが発表された。米陸軍のめざす次世代偵察機材( FARA) への同社の提案で、今回は シコースキー が「レイダー X 」を公表した。同機は S-97 レイダー実証機が原型で、同じく同社の X2 複合ヘリコプター技術も活用し高速飛行と操縦性を実現している。同社には大型の SB>1 デファイアントもあり、こちらは共用多用途( JMR )競作への提案で、さらに将来型垂直離着陸中型機への採用をめざし、これも他に例のない構造となっている。シコースキー X2 技術は自社開発で今まで 10 年以上にわたり開発されてきた。 S-97 について War Zone が同社 X2 チームと独占インタビューしているので参照されたい 。 シコースキー S-97 レイダー実証機がレイダー X の原型だが、一部が大きく変化している。 FARA は OH-58 カイオワウォリアーと AH-64 アパッチの後継機も同時にねらう。 FARA では、ベル、シコースキー以外にも受注を狙う企業がある。シコースキーも現在は ロッキード・マーティン の子会社であり、 ボーイング 、 AVX = L3 連合の他 ケイレム 、 ノースロップ・グラマン 、 レイセオン といった競争相手も存在する。ただボーイング含む残りの企業から FARA 事業への提案内容は発表されていない。 シコースキーによ...
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