ゼレンスキー大統領がシンガポールで開催中のシャングリラ対話に突如登場し、中国への厳しいコメントとともにアジア各国のウクライナ支援を訴えました。Breaking Defense が早速伝えています。 Volodymyr Zelenskiy, Ukraine’s president, departs the IISS Shangri-La Dialogue in Singapore, on Sunday, June 2, 2024.(Ore Huiying/Bloomberg via Getty Images) シャングリラ対話の会場でウクライナ大統領は、「独立した大国の中国が、プーチン(ロシア大統領)の手先になっているのは残念だ」と述べた シ ャングリ・ラ・ダイアログにて。ウクライナの大統領はだれも予想していなかった形でシンガポールへ訪問し、米国防長官と会談した。 「我々にはアジア諸国の支援が必要だ。それは非常に必要なことだ」と、ヴォロディミル・ゼレンスキーは今日、シャングリラ対話での記者会見で述べた。「アジア諸国多数がウクライナを武器で支援していないことは承知している。我々は各国に圧力をかけたこともなければ、要求したこともない。我々は常に、何よりもまず、政治的な支援、国民、民間人、子供たちへの支援を求めている」。 ゼレンスキーは冒頭の演説で、「あなた方の地域、指導者、国々が、あなた方の国民が(このような)世界情勢に関与できるよう、こちら側に参加してください」と呼びかけた。「私たちは、あなたがサミットを支持し、スイスに出席してくれることを心から期待しています」。 2週間後にスイスで開催される平和会議は、スイス連邦政府が組織したもので、ゼレンスキーによれば、70カ国以上の国家元首を含む100カ国以上の代表が参加する。しかし、中国は出席を拒否しており、ウクライナ大統領は、北京がロシアの要請で出席を妨害するために積極的に動いていると述べた。 「今日......残念ながら、遺憾なことに、ロシアはこの地域で中国の影響力を利用し、中国の外交官を使い、(平和)サミットを妨害するためあらゆる手段を講じている。「中国のような大きく、独立した、強力な国が、プーチン(ロシア大統領)の道具になっていることは残念だ」。 ジョー・バイデン米大統領がサミットに出席するかは今のところ不明...
軍事航空、ISR、 無人機、サイバー、宇宙、安全保障、最新技術....防衛産業、軍事航空、軍用機、防衛関連宇宙開発等の最新技術動向を海外メディアからご紹介します。民間航空のニュースは「ターミナル1」をご覧ください。航空事故関連はT4へどうぞ。無断転載を禁じます。YouTubeでご利用の際はあらかじめご連絡ください。