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イージス駆逐艦カーニーが紅海でフーシが発射したミサイル3発をSM-2で撃破(10月19日)。イスラエルへの攻撃を未然に防いだのか。(USNI News)

      米駆逐艦がイエメンが発射のミサイル3発をSM-2で撃墜したと国防総省が発表 USS Carney (DDG-64) transits the Suez Canal, Oct. 18, 2023. US Navy Photo 米 海軍の誘導ミサイル駆逐艦がイエメン西部海岸から発射された陸上攻撃ミサイル3発を撃ち落としたと米政府当局者が10月19日認めた。  国防総省によれば、USSカーニー(DDG-64)はイエメンのフーシ支配地域から発射された3発のミサイルと多数の無人機を「撃墜」した。  「今回の行動は、中東で構築してきた統合的な防空・ミサイル防衛体制を示すものであり、地域内パートナーとわれわれの利益を守るため、必要であればいつでも利用する用意がある」。米国防総省のパット・ライダー報道官は25日、記者団に対し、「米軍に死傷者はなく、地上の民間人に被害はなかった」と述べた。  USNIニュースによる初期評価によると、カーニーは紅海上空の陸上攻撃ミサイルと西イエメンから発射された8機の無人機を撃墜するためスタンダードミサイル2を発射した。評価書によると、同艦に脅威はなかったという。  ミサイルが何を狙っていたのかは不明だが、ライダーは記者団に対し、ミサイルは北に向かっており、「イスラエルの標的に向かう可能性がある」と語った。  しかし、ライダーは発射されたミサイルの種類については明言しなかった。イエメン西海岸はイスラエル最南端から1000マイル以上離れている。  イエメンの反体制派フーシ派は以前からイスラエルとの戦闘に関心を示していたと、民主主義防衛財団のベーナム・ベン・タレブル上級研究員はUSNIニュースに語った。彼らは、最近の攻撃やイスラエルとハマスの2021年の紛争を受け、再びその関心を高めている。 Houthi forces on parade with a Quds-2 land attack cruise missile  ベン・タレブルによれば、フーシ派は、イランが供与したクッズ・シリーズの陸上攻撃巡航ミサイル含む、進化した長距離攻撃能力を持っているという。「イエメン北部のフーシ支配地域から発射された場合、例えばエイラートのようなイスラエル南部に到達できる」。  今回のミサイル迎撃は、イスラエルに対するハマスのテロ攻撃を受けて、アメリカ海軍が東

★米海軍>SM-6対空ミサイルを対艦攻撃手段に開発中と認める

対空ミサイルが対艦ミサイルにも使えれば、一見、費用対効果は高いように見えますが、課題も多いようです。短期間で開発を完了するということですが、実際に使える武装になるのか注目です。それにしても米海軍もトップの交代と中国ロシアのなりふり構わぬ振る舞いにさすがにこれではいかん、と方向性を変えてきましたね。 SECDEF Carter Confirms Navy Developing Supersonic Anti-Ship Missile for Cruisers, Destroyers By: Sam LaGrone February 4, 2016 5:00 PM http://news.usni.org/2016/02/04/secdef-carter-confirms-navy-developing-supersonic-anti-ship-missile-for-cruisers-destroyers Launch of a SM-6. US Navy Photo 米海軍が レイセオン のスタンダードミサイル-6を改良し、超音速対艦攻撃手段にする開発を続けていることがアシュ・カーター国防長官の発表で明らかになった。射程は200カイリだという。 「全く新しい性能を実現する。SM-6を改造しミサイル防衛に加え艦船攻撃能力を付与する」とカーター長官はサンディエゴで記者団に語った。 SM-6の最高速度はマッハ3.5で現行の ボーイング RGM-84ハープーン対艦ミサイル(1970年代実用化)の性能を上回り巡洋艦・駆逐艦部隊の射程を伸ばす。 改良型SM-6には今後5年間で29億ドルを投じる。実現すれば強力な対艦攻撃能力となり、現有の誘導ミサイル巡洋艦・駆逐艦の威力が強化される。海軍が進める「分散攻撃力」 “distributed lethality” 構想にも合致する。. 「これまで長い間動きはなかったのに、海軍作戦部長の中国への姿勢が変化し、中国を同等の戦力を有する国家と認識する言い回しの変化に気づきました」と業界筋はUSNI Newsに先月語っていた。「これまでは攻撃されるまで待つ、という海軍の姿勢がアクションを主体的にとる方向に変わったのか。どんな効果がこれから出るかを注目です」 海軍