HII 極めて高価なズムウォルト級が、極超音速ミサイル発射能力の搭載能力を得て新たな働きを示すことが期待されている U SSズムウォルト(DDG-1000)は、非常に大きくステルス性の駆逐艦で、大半の時間を各種トラブルに悩まされてきたが、14ヶ月の作業を経て金曜日に海に戻った。 当初搭載していた耐え難いコストのかかる155mm主砲のかわりにミサイル発射装置を搭載し、これは将来中距離通常型迅速攻撃 Intermediate-Range Conventional Prompt Strike (IRCPS) 極超音速ミサイルを搭載するためだ。 造船会社HIIが公開した写真には、かつて主砲があった甲板上の位置が覆われているため、IRCPSはあまり写っていない。米海軍は2021年11月、ズムウォルト級を改造して次世代極超音速ミサイルを配備する計画を初めて発表した。 ズムウォルト級は当初32隻建造予定だったが、海軍は結局3隻しか購入しなかった。当初の任務のひとつに水陸両用作戦の砲撃支援があったが、海軍はその役割を果たす砲の弾薬を購入しなかった。これは、本艦の2基の先進砲システム(AGS)から発射される155mm長距離陸上攻撃弾(LRLAP)が1発80万ドルもしたことが主な原因である。 極超音速ミサイル・ランチャーのアップグレードを終え、海に戻ったUSSズムウォルト(DDG-1000)。 (HII) 政府説明責任局によると、艦船のコストも高騰し、1998年の当初は1隻あたり13億ドルと見積もられていたものが、2020年後半には90億ドルを超えるまでになった。また、3隻しか購入されなかったという事実は、すべての開発費と将来のアップグレード費用が、当初計画の10分の1にも満たない小さな隻数に分散されることを意味した。 海軍海上システム司令部は、作業の継続的な性質を理由に、極超音速アップグレードの費用を確認することを拒否した。 海軍海上システム司令部(Naval Sea Systems Command:NAVSEA)が今週本誌に語ったところによると、ズムウォルトの作業が完了すれば、将来USSリンドン・B・ジョンソン(USS Lyndon B. Johnson:DDG-1002)がIRCPS能力を受け取ることになる。 ...
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