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2018年10月14日日曜日

☆F-35は現代のF-4ファントムなのか---ステルス機の展望と限界を正しく理解しよう



Good News and Bad News: The F-35 Might Just Be This Generations F-4 Phantom  F-35は良くも悪くも現代のF-4ファントムである

October 3, 2018  Topic: Security  Blog Brand: The Buzz  Tags: F-35f-4MilitaryTechnologyAir Forcejet fighter

々は過去を忘れて同じことを繰り返す宿命なのか。戦争では次の戦いの様相が想像できず過去の戦闘イメージで戦うことから脱却できないのだろうか。
軍事戦略の観点では過去の作戦経験に学ぶことは重要だが、将来の戦争が全く同じ様相になると信じ込んではならない。このことを数千機を導入しようとする米国の三軍および九カ国に言いたい。
多任務機の想定のF-35は飛行速度と操縦性で第四世代機やF-22ラプターに劣る。ライトニングは対地攻撃に焦点をあてつつ、視界外(BVR) での空対空ミサイル運用も重視しているが、願わくば視界内 (WVR) ドッグファイトは避けたいところだ。探知され、敵機より操縦性が下回るからだ。
こう言うと米軍がヴィエトナム戦に投入したF-4ファントムと似ているように聞こえるという向きもあろう。

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.F-4ファントムは巨大な野獣のような機体で強力なJ79ターボジェットエンジン双発でマッハ2まで加速し、当時としては強力なレーダーを機首に収めた。武装はAIM-7D、E型のスパロー中距離ミサイルとAIM-9サイドワインダー、AIM-4Dファルコン熱追尾の短距離ミサイルだった。
米空軍が当初期待したのはファントムで数十マイル先から敵機を探知したあ、音速で接近し、スパローミサイル「有効射程28マイル)で撃墜することだった。短距離ドッグファイトは訓練でも想定しなかった。ファントムは操縦性が優れた機体ではなかったからだ。
北ヴィエトナムのMiG-17やMiG-21との遭遇が発生するとこの想定はそのとおりにならなかった。軽量のMiG-21搭載のレーダーは非力でもパイロットには地上から米軍機への誘導があった。これはソ連の軍事原則どおりだった。米国の交戦規則では敵機が確実に識別できるまで発砲が許されず、通常は視界内距離を意味した。
米軍戦闘機に発砲の機会が生まれてもファルコンやスパローは故障が多く撃墜率は10パーセント未満という有様だった。短距離用のサイドワインダーはもう少し高く15パーセントだったが、有利な位置につき熱シーカーを作動させるためすばしこいMiG相手に超接近する必要があった。米軍機材は高価なのに、撃墜被撃墜率が2対1にまで下がったこともある。
そこで米空軍と海軍はスパロー、サイドワインダーの改良型を導入し、旧式AIM-4ファルコンは使用中止とした。その後、機関砲搭載のF-4Eが配備されると近接交戦時に別の攻撃手段が生まれた。一方、海軍はトップガン学校を創設し短距離内ドッグファイト技術を海軍航空士に教え込んだ結果、海軍のファントムで撃墜率が向上した。
その後生まれたF-15やF-16では最初から機関砲が装備され、操縦性も優秀になり、高速高性能エイビオニクスが搭載された。
今日のF-35は長距離ミサイルと強力なレーダーを運用するがファントム並のスピードはない。ライトニングの最高速度はマッハ1.6から1.8程度だ。これはレーダー断面積を減らした代償だ。このため空軍もSu-35など敵機との近接交戦では不利を認めている。理論上はSu-35を長距離で探知し、ミサイル発射を有視界距離で行い撃破することが可能だ。
では今後の空戦はヴィエトナム上空の戦いとどこまで似ている、あるいは異なると予想できるだろうか。
視界外距離で発射したミサイルが敵機を撃墜する可能性は?
ヴィエトナム戦で洗礼を受けた空対空ミサイルはその後相当の進歩を遂げている。今日のAIM-120D、メテオ、R-77といったBVRミサイルは当時のAIM-7Eの域を完全に超えている。
最新BVRミサイルの試験状況を見ると撃墜率は50%が普通で相当向上しているようだ。これには旧世代ミサイルの経験が生きている。もっと重要なのはBVRミサイルの射程距離が伸びているとはいえ、空対空の撃墜実績では視界距離で短距離中距離ミサイルを使う事例が中心だ。BVRでも撃墜実績はあるが相手は装備や訓練が不十分な相手でかつレーダー警報機能がない機体だ。戦力面で互角な大国相手では期待できない事態だ。
ただし、ミサイルの最大有効射程距離の公式発表が実用上の有効距離より相当長いことに注意が必要だ。つまるところ標的になった戦闘機はミサイルが到達する前に全速で脱出すればよいのだ。そうなるとAIM-120Dの名目上の有効射程は110マイルだが、F-35は十分な撃墜のためにはもっと近くへ接近する必要がある。そのため、次の疑問点が生まれる。
ステルス戦闘機は探知されるまでにどれだけ近づけるのだろうか
ステルス戦闘機は透明ではない。探知が難しいだけだ。敵センサーに探知される前にどこまで接近できるのか。
新鋭戦闘機には長距離赤外線探知追尾装備、電子光学センサーが装備され、有効距離は50から100マイルある。ステルス機では熱特徴を極力抑える設計だが、ジェットエンジンの高熱が対策対象になっているだけだ。一方で熱追尾ミサイルは短距離対応が普通である。そうなると赤外線がステルス戦闘機のアキレス腱だといえる。
ステルス機対策にはもうひとつ低帯域レーダーがあり、ステルス機の大まかな位置をプロットできる。ただし、誘導兵器用の精密度は期待できない。地上配備の低帯域レーダーでステルス機の存在を探知し、高速戦闘機を誘導し距離を詰めさせてIRSTであるいは短距離ならXバンド標的レーダーで探知するのだ。
この場合でもステルス機が先に第四世代迎撃機に発砲する可能性は高い。ただし数の面で有利な敵に敗れる可能性がある。離脱しようとしてもF-35より低速な第四世代機は少ない。ただしレーダーの有効範囲から脱出することは容易だろう。
視界外有効ミサイルの時代でドッグファイトに意味があるか
米軍の考え方では操縦特性よりもエネルギー(速力、高度)が重要とされる。高エネルギー状態の戦闘機は敵との交戦あるいは離脱に有利となり、ミサイルを出し抜くことも可能だ。他方で操縦性能でミサイルを回避してもエネルギーを使い果たせば、機体は次の攻撃の絶好の標的となる。
短距離兵器の威力が強まり単純な操縦性能はドッグファイトで重要性を失ったとの意見もある。ここに2つの関連技術の発達がある。ひとつがヘルメット搭載標的捕捉でパイロットがヘルメットを敵機の方向に向ければよい。もうひとつが高度視界外High Off-Boresight (HOBS)ミサイルでそもそも機体が敵の方向に向いていなくても発射できる。
ロシアが先に配備しその後米国もAIM-9Xとして追随したこの種のミサイルの意義は戦闘機が敵に向かって発射位置に付くこと自体を不要としたことだ。標的に向かう位置についた戦闘機はミサイルに速力を与えるあまり逆に撃墜されやすくなる。
最新の短距離ミサイルの命中率はWVR交戦で80ないし90パーセントと見られ、同程度の装備を搭載した2機がそれぞれの存在を探知ずみなら相打ちになる可能性が高い。この回避策として次世代の戦闘機バイロットは長距離からのミサイル発射を優先し、短距離の格闘戦は避けるのではないか。
交戦規則により短距離交戦はむずかしくなるのか
ヴィエトナム上空でファントムのパイロットがBVRミサイルを発射する優位性をみすみす逃した事態はヴィエトナム戦特有の事態と見られがちだが、実際の交戦規則でも有視界内交戦を重視する傾向が残っている。
これはもちろん民間航空機を誤って撃墜する事態を回避するためだが同時に敵味方が混じり合う混乱した空域で交戦許可が中々出ないためでもある。シリア空軍のSu-22を米海軍F/A-18ホーネットが撃墜した2017年の事例、1981年1989年と連続して発生したF-14トムキャットとリビアのSu-22、MiG-23との交戦事例が例だ。
それぞれの場合、F-35が飛行禁止空域をパトロール飛行していれば、敵機らしき機体の近くまで接近し自らの存在を示すことでステルスの優位性をわざわざ捨てることになる。F-15やラファールのような高速かつ操縦性が優れた第四世代機がこのような任務に望ましい。もちろん旧式第四世代機を使い、F-35はあくまでも深部侵攻攻撃や情報収集任務といった本来の得意分野に残してもこの問題は回避できる。
ヴィエトナム戦事例との比較でF-35の弱点が明らかになったが、ライトニングが航空優勢任務に必要な新技術の導入の余地を残しているため弱点だと断言も出来ない。長距離IRSTの有効距離、レーダーやミサイルでの敵ステルス機への対抗といった中核性能は公平に評価すべきだが、情報はすべて明らかにならないだろう。■
Sébastien Roblin holds a master’s degree in conflict resolution from Georgetown University and served as a university instructor for the Peace Corps in China. He has also worked in education, editing and refugee resettlement in France and the United States. He currently writes on security and military history for War Is Boring .
読者の中にもF-35が万能の機材の用に錯覚されている向きがあるようですが、いろいろ足りない点があるのも事実のようです。ただこれまでの機体と違うのは機能がアップデートされる設計になっていることですが、技術の進歩に対応する余裕が本当にあるのか買い物として妥当なのか、こればかりは実戦がないとわかりません。

2018年6月7日木曜日

F-35は現代によみがえったF-4になれるのか---ステルス機の想定する空戦とは

 


Could the F-35 Stealth Fighter Be the 'New' F-4 Phantom? F-35ステルス戦闘機は現代版F-4になれるか




June 2, 2018


矛盾する洞察が一般通念から生まれることがある。私たちは過去を忘れた挙句再び過去を繰り返す運命なのか。それとも次の戦争の姿を理解できずに前回の戦争のイメージで準備をするのが常なのか。

軍事戦略の視点では作戦上の経験から学ぶことがこれまでは重要とされ、将来の戦闘は過去と同じ形になるはずとされてきた。このことから米軍の三軍および少なくとも九か国が問題のある装備を大規模導入しようとしている。

多用途機材をめざしたF-35はその前に配備された第四世代機より鈍足かつ操縦性が劣る機材で、制空任務が主眼のF-22ラプター・ステルス戦闘機にも劣る。空対地攻撃に中心をおいたライトニングは機動性が優れた敵戦闘機に対して視程外距離beyond visual range (BVR)から空対空ミサイルで勝利を収める構想で視程内距離within-visual range (WVR)のドッグファイトは探知されやすく操縦性も劣るため避ける必要がある。

ただしこういうと米軍がF-4ファントムがヴィエトナム戦投入に期待した内容と同じように聞こえるという向きがあるはずだ。両機を比較するのは極めて自然なことだ。

F-4ファントムは強力なJ79ターボジェット双発の大型機でマッハ2を出し当時としては強力なレーダーを機首に搭載していた。武装は中距離AIM-7Dとスパローミサイルで単距離用にはAIM-9サイドワインダー、AIM-4Dファルコン熱追尾ミサイルがあった。

米空軍はファントムに数十マイル先で敵機を探知させ超音速移動しスパローミサイルを最大28マイル先で発射して撃墜する性能を期待していた。単距離のドッグファイル想定の訓練を行わなかったのはファントムが操縦性が優れた機体でなかったためだ。

言うまでもなく、米軍戦闘機が北ヴィエトナムのMiG-17やMiG-21と遭遇するとこの筋書き通りとならなかった。MiG-21は軽量でレーダーも低出力だったが、ソ連の軍事教義通りに地上管制官誘導で米軍機を迎撃した。また当時の米軍の交戦規定では敵機を正確に認識するまで攻撃できなかった。これは通常視程内に収めることを意味した。

米軍戦闘機部隊にも攻撃のチャンスがきたが故障しがちなファルコン、スパロー両ミサイルの撃墜成功率は1割未満だった。単距離用サイドワインダーはやや高いといっても15パーセントにすぎなかったが、有利な位置につけば熱追尾ミサイルをMiGにかますことができた。撃墜被撃墜率は2対1を割り込むまでになった。

米空軍、海軍はともにスパロー、サイドワインダーの改良型を使い、ファルコンは第一線から退けた。その後、機関砲装備のF-4Eファントムが投入されるとパイロットに近接距離戦で頼りになる選択肢が生まれた。他方で海軍はトップガンスクールを開設し海軍航空士に単距離ドッグファイトの技術を伝授した。これで海軍のファントムは空軍より撃墜率が高くなった。

新世代のF-15とF-16の製造にあたり設計部門は最初から機関砲を搭載し、操縦性とともに速度とエイビオニクスも引き上げてファントムの後継機に仕立てた。

今日のF-35は長距離ミサイル運用が前提で強力なレーダーを使う。速力は犠牲とされ(ライトニングの最高速力はマッハ1.6から1.8と相当低い)、小さなレーダー断面積で探知されにくくし、長距離センサーや兵装を運用する。このため空軍はF-35は近接戦ではSu-35に不利だと認めつつ、理論上ではSu-35を長距離で探知しミサイルを数十マイル先から発射して逃げることが可能だとする。

では将来の戦闘の姿はどうなるのか。ヴィエトナム上空の戦いと同じなのか全く違う様相になるのだろうか。

視程外距離で発射したミサイルで敵機撃墜の可能性はどのくらいあるのか

空対空ミサイルはヴィエトナム戦当時から相当の進歩した。当時のAIM-7Eのお粗末な実績と今日のAIM-120D、メテオ、R-77の各BVRミサイルの間では大きな差がある。

ただし今日のBVRミサイルテスト結果をみると命中率は高い(およそ5割)が、以前のミサイルのテスト中の実績と大差ない。もっと重要なのは新型BVRミサイルの射程距離が相当伸びているが、1970年以降の撃墜事例の大部分は視程内距離で短距離ミサイルや中距離ミサイルを使ったものだ。BVRの実戦成功事例の多くは訓練も装備も劣る敵相手のものでレーダー警報受信機の装備もなく飛来するミサイルに無防備な敵が大部分だった。今日の大国同士の戦闘でこの状況は期待できない。

ミサイルの公式最大射程は実戦で効果が生まれる距離より長くなっており、高速かつ敏捷に動く敵機相手を確実に撃墜できる距離も実際より長く宣伝されているのが事実だ。つまるところ標的機は飛来するミサイルをすり抜ける可能性がある。そうなるとAIM-120Dで110マイルの射程があるといってもF-35はもっと近くまで忍び寄って確実な撃墜をめざすのではないか。ここに重要な疑問が出てくる。

ステルス戦闘機はどこまで接近すれば探知されるのか。

ステルス戦闘機といっても完全に目に見えないわけではない。単に探知が難しいだけだ。そうなると敵のセンサーに見つかるまでどこまで接近できるのか。

まず、今日の新型戦闘機の多くで長距離赤外線探知追尾(IRST)装備や電子光学式センサーが搭載され、有効探知距離は50マイルないし100マイルとされる。もちろん設計部門はステルス機の熱放出特性を減らそうと知恵をこらしているが、ジェットエンジンから出る膨大な熱源にマスクをかけているに過ぎない。他方で熱追尾型ミサイルは短距離性能が多い。赤外線はステルス機のアキレス腱なのだ。

ステルス機探知には低帯域レーダーを使えばよい。これだとステルス機の大まかな位置をつかめるが兵器誘導用の精密さに欠ける。地上配備の低帯域レーダーがステルス機の存在を探知すれば高速戦闘機編隊が誘導されIRSTで接近できるはずだ。あるいはXバンドの照準レーダーは短距離で有効だろう。

このシナリオではステルス機が第四世代迎撃機に対し先に砲火を開く想定だが、数の上で敵が有利だ。F-35が第四世代戦闘機ほとんどより低速であることを考えると離脱にはリスクがある。他方でレーダー有効範囲から姿を消すのは容易なはずだ。

では短距離視程外対応ミサイルの時代にドッグファイトに意味があるのか。

米軍の軍事教義ではエネルギー(速力、高度)が操縦性より重要とする。高エネルギー状態の戦闘機は敵との交戦あるいは離脱でともに有利となり、飛来するミサイルもかわすことができるとされる。他方で細かく操縦すれば飛来するミサイルも回避できるが、逆にエネルギーを使い切り機体はその後の攻撃で格好の標的となる。

短距離兵器の威力が強力となり、ドッグファイト中の機体操縦性にさほど意味がなくなったと評価する向きがある。ここでは新技術二点が関係する。一つはヘルメット搭載の視野表示技術でパイロットは敵機をヘルメット上で示せばよい。もう一つが高度操縦性の高度視程外(HOBS)ミサイルで敵機方向に機体が向いていなくても発射できる装備だ。

最初に配備したのはロシアで米国はその後AIM-9Xミサイルとして採用しているが、敵より高い操縦性がなくても兵装を相手に発射できることになる。戦闘機が敵機に方向を向けると速力が加わりミサイルの相対飛行速度もあがるため命中の確率が上がるものだ。

新型短距離ミサイルの命中精度はWVR交戦の場合で8割から9割程度とみられる。つまり同様装備を備えた二機がそれぞれ相手機の存在を認識していれば両機が撃墜される可能性があることを示唆する。この事態を避けるべく、戦闘機パイロットはミサイルを長距離発射しても敵機に探知されずに接近する戦法をとるはずだ。

交戦規則は短距離交戦を困難にしているのか

ファントムがヴィエトナム上空で迫られた状況ではBVR対応ミサイルの利点が生かせず、むしろ交戦規則では肉眼確認を通例としていた。

これは民間旅客機を誤って撃墜することがないようにしたものであり、同時に両陣営の戦闘機が全面戦争一歩前のあやふやな状況で対峙しており、接近してやっと交戦許可が下りるの状態であった。たとえばシリアのSu-22が2017年に米海軍FA-18スーパーホーネットにより撃墜された事例やF-14トムキャットとリビアのSu-22、MiG-23がそれぞれ1981年と1989年に対峙した事例を思い起こしてもらいたい。

各事例でF-35が飛行禁止区域を哨戒中に敵意ある機体に接近すれば探知されステルス機の優位性も失うかもしれない。F-15やラファールのような第四世代機の方が高速で操縦性が高くこのようなシナリオで使い勝手がよい。もちろん旧式でも有効な第四世代機を投入し、F-35はあくまでも得意な深部侵攻用や情報収集用にに保存することでこの問題は解決できる。

つまるところ、ヴィエトナム事例を当てはめるとF-35の弱点が浮かび上がるが、ライトニングを制空任務に投入した場合の想定でもともと違う種類の技術を比較しても説明にならない。カギとなる性能は長距離IRSTの有効距離であり、ステルス機が発射するミサイルの射程距離やレーダーの性能内容は秘密のままとなっていることが多く比較が困難だ。■
Sébastien Roblin holds a master’s degree in conflict resolution from Georgetown University and served as a university instructor for the Peace Corps in China. He has also worked in education, editing and refugee resettlement in France and the United States. He currently writes on security and military history for War Is Boring.

Image: Department of Defense