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6月8日北朝鮮が発射したミサイルの正体を推測する

今年4月15日の軍事パレードで北朝鮮が展示したロシアの3M24対艦ミサイルを元に北朝鮮が導入した装備。6月8日発射されたミサイルがこの同型の可能性がある。Source: KCNA North Korea test-fires possible anti-ship missiles 北朝鮮が対艦ミサイル数発を発射した可能性がある   Gabriel Dominguez, London and Neil Gibson, London - IHS Jane's Defence Weekly 08 June 2017 http://www.janes.com/article/71250/north-korea-test-fires-possible-anti-ship-missiles 6月8日に北朝鮮が同国東海岸から対艦巡航ミサイルの一斉発射テストを行ったと韓国聯合通信が同国統合参謀本部(JCS)発表を引用して報道している。 「北朝鮮が種別不詳の飛翔体数発を東海(日本海)に向け発射し短距離対艦巡航ミサイルの可能性がある。発射地点は江原道元山市近郊」とJCSが発表し、飛翔距離は約200キロとした。 JCS報道官Roh Jae-cheon大佐は報道陣にミサイルは北東方向に飛翔し最高高度2キロに達したと伝えている。発射時刻は現地時間06:18 で飛翔時間は数分とも述べている。 CNNも大佐の発言を伝えており、「北朝鮮は各種ミサイルの運用能力とともに米海軍空母打撃群が合同演習を行う中で正確な艦船攻撃能力があると示したかったのだろう」と述べている。 またCNNは四発発射と伝えている。 今回の発射で今年に入って北朝鮮のミサイル試射は11回になった。韓国の新大統領文在寅の就任後5回目のミサイル発射になった。 今回のミサイルは4月15日金日成生誕105周年記念パレードで目撃された対艦ミサイルと同型の可能性はある。 北朝鮮から最新の発射状況の写真が発表されておらず確認できていない。北朝鮮はミサイル発射の翌日に当日の写真を公表することが多い。■