歴史に残らなかった機体(14) と呼ぶのがいいのかわかりませんが、制式採用もされていないので一応この分類にしておきます。コメントは下にもあります。 Meet the YB-49 Bomber: It Looks Like a Stealth B-2 (But Built in the 1940s) B-2そっくりのYB-49爆撃機は1940年代に生まれた機体 An amazing bomber ahead of its time. 時代の先に行き過ぎた驚異の爆撃機 by Robert Farley Follow drfarls on TwitterL March 27, 2019 Topic: Security Blog Brand: The Buzz Tags: YB-49 Military Technology World B-2 Air Force https://nationalinterest.org/blog/buzz/meet-yb-49-bomber-it-looks-stealth-b-2-built-1940s-49372 第 二次大戦に近づく米国には革新的な航空機製造会社が多数あり、潤沢な予算と言う贅沢さがあり、戦闘機、攻撃機、長距離爆撃機が生まれた。この内最後の分野から米航空産業で最も興味を引く失敗作が生まれた。ノースロップYB-49「全翼機」だ。 全翼機 航空技術陣は「全翼機」の可能性に早い段階から注目していた。胴体を最小限にし尾翼を廃して通常機に見られる空力特性の妥協と無関係となる。ただし飛行安定性が犠牲になった。このため操縦が困難で当時はフライバイワイヤ技術も確立されていなかった。また機内に充分な空間を確保できず、ペイロードや武装を搭載すれば空力特性が犠牲になった。 それでもドイツ、ソ連の技術陣は第二次大戦前に全翼機の製造を試み、輸送機あるいは軍用機への応用を目指した。ここから有益なデータが得られたが実用化されなかった。第二次大戦末期にドイツがジェット推進の全翼機を開発したが本格生産できなかった。 XB-35 から YB-49へ 第二次大戦初期に米戦略部門は英国が陥落した場合、米本国から直接ドイツ爆撃をする事態を想定した。米...
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