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2021年に戦闘機搭載レーザー兵器が登場する

レーザー兵器の記事も随分と具体的になってきました。それだけ急ピッチで開発が進んでいるのでしょう。民生部門ではファイバーレーザーはすでに製品化されていますが、軍用は出力がけた違いに大きく、さらに照準の相手が高速飛翔中の対空ミサイルなので制御体系もまったくちがうのでしょう。自機防御が狙いですが、早晩敵機攻撃さらにミサイル撃破にむかうのではないでしょうか。技術的に後れを取った中露が「平和勢力」をけしかけてレーザー兵器の廃止を運動にしてくるかもしれません。その前に機密情報のセキュリティを厳重にしないといけませんね。 Coming in 2021: A laser weapon for fighter jets 戦闘機搭載レーザーが2021年に実現する Lockheed Martin is helping the U.S. Air Force Research Laboratory develop and mature high-energy laser weapon systems, including the high-energy laser pictured in this rendering. (Courtesy of the Air Force Research Laboratory and Lockheed Martin) By: Valerie Insinna    3 hours ago https://www.defensenews.com/air/2017/11/07/coming-in-2021-a-laser-weapon-for-fighter-jets / WASHINGTON — ロッキード・マーティン は高出力レーザーを米空軍戦闘機に搭載した実証実験を2021年に行う。 同社は26.3百万ドル契約を交付され空軍研究本部の自機防御高エネルギーレーザー実証別名SHiELD( Self-protect High Energy Laser Demonstrator )でファイバーレーザーの設計製造を行う。レーザーはサブシステム二つで構成し電力供給と冷却用ポッドとビーム制御装置にわかれる。 成功すれば画期的だ。空軍は既存手段より安価に地対空、空対空ミサイルの脅威を除去する方法を求めてきた。 産業

ロッキードの最新レーザー兵器アテナに注目

ロッキードは神話がお好きなようですね、イージスの次はアテナですか(英語発音では ア シー ナ になるのですかね ) それは良いとしてレーザー兵器の開発が加速化してきたようです。特にドローン対策としてまず実用化されそうですね。 Lockheed’s ATHENA Laser Brings Down Drones ロッキードのアテナレーザーが無人機連続撃墜に成功 (An Outlaw drone falls out of the sky after ATHENA's laser blast. Photo courtesy of Lockheed Martin). POSTED BY: ORIANA PAWLYK SEPTEMBER 21, 2017 https://www.defensetech.org/2017/09/21/lockheeds-athena-laser-brings-drones/ . 米軍がレーザー兵器開発に動いている。 ロッキード・マーティン の最新の装備である高性能テスト高密度エネルギー装備Advanced Test High Energy Asset、略称アテナATHENAはまもなく実用化となるはずだ。 世界最大の防衛企業である同社は試作型のテストをし、アウトロー無人機(全長10.8フィート)5機を米陸軍のホワイトサンズミサイル試射場(ニューメキシコ)で撃墜した。同社が発表した。 公表されたビデオ画像ではアウトロー無人機が一機また一機と墜落する様子がわかる。発射したのはファイバーレーザーで高性能ビーム制御技術を使っている。 「ホワイトサンズでのテストで当社の装備の威力を実証できました。静止目標で示した威力を再度発揮しました」とキィオーキ・ジャクソン(同社の最高技術責任者)が述べている。「技術を成熟化させつつあり、システム全体の効率を高めるのが目標でレーザー兵器として完成に近づいていますが効果的な防御策として長距離で高性能脅威に対応できるようになります」と同社広報資料で述べている。 同社は米陸軍の宇宙ミサイル防衛軍団と共同でアテナ(ギリシア神話で戦争の女神でもある)の開発を進めている。 同兵器はロッキードが全額自社費用で開発しており、同社の30キロワット高性能レーザー実証事

ロッキードが地上レーザー装置を公開、米陸軍向け生産始まる

ここまで公表してきたということは秘密裏にもっと先をゆく技術開発が進んでいるということかもしれません。技術優位を重視する第三の相殺戦略の要にもなり戦闘機への搭載が実現すれば革命的な戦闘の変化を生むかもしれません。今後も注目すべきトピックだと思います。 Lockheed Shows Off Ground-Based Laser System by BRENDAN MCGARRY on OCTOBER 15, 2015 http://defensetech.org/2015/10/15/lockheed-shows-off-ground-based-laser-system/ ロッキード・マーティンのアセナAthena レーザー兵器システムが小型トラックを照射しエンジンを作動不能にしたことで、敵の陸上車両に対する軍事的活用の可能性を実証した。 (Photo courtesy Lockheed Martin) ロッキード・マーティンは新型地上配備レーザー兵器をワシントンDCで公開した。 同社が米陸軍協会の年次総会で展示したのは30キロワット級高性能試験用高エネルギーアセット Advanced Test High Energy Asset。 光ファイバーレーザーは総会中多くの関心を惹きつけた。通称アセナとの同システムは陸軍用に最近生産が開始されており、来年にも戦闘地帯に導入される。 同兵器は小型ロケット弾、砲弾、迫撃砲弾、小型無人機、、小型襲撃艇にも対応可能だと同社は説明。スペクトラムビーム合成と呼ぶ技術により複数のレーザーモジュールが一本の強力な光線を形成するという。 ロッキードは今年早々にもこの技術で走行中のトラックエンジンを照射し焼き付かせることに成功していた。一マイル以上離れた地点から数秒照射したという。(写真参照) 「光ファイバーレーザーは指向性エネルギー兵器で革命を起こします」とロッキード・マーティンの科学主任ケオキ・ジャクソンはプレス向け発表で述べている。「今回のテストにより次の段階は軽量かつ堅牢なレーザー兵器体系として軍用機、ヘリコプター、艦船、トラックへの搭載を進めます」 この技術は地域防衛弾薬対抗 Area Defense Anti-Munitions (ADAM) のレーザー兵器と

★ロッキード>ファイバーレーザー生産ライン稼働へ レーザー兵器で大きな進展

最近レーザー関連の話題が多いのですが、やはり大きな進展があったのですね。技術優位性をてこに国防力の維持を図る第三相殺戦略でもレーザー兵器は大きな意味を持ってきます。当然神経をいらだたせるのは数で勝負の中国ですから技術習得に必死になっているでしょう。あるいはレーザー兵器そのものを利用不可能にする国際的運動を起こしかねませんね。戦争法案などと大衆を惑わす言葉のテクニックもありますので気を許すことはできません。 Lockheed Launches Laser Production Line; Bets On Fiber Tech By SYDNEY J. FREEDBERG JR. on October 05, 2015 at 5:11 PM http://breakingdefense.com/2015/10/lockheed-launches-laser-production-line-bets-on-fiber-tech/feed/ ロッキードのATHENAレーザー実験の標的にされたピックアップトラック CRYSTAL CITY: 世界最大の防衛企業が実戦用レーザー兵器の実用化に向けて大きく前進する。 ロッキード・マーティン は光ファイバーモジュールの生産を数週間で開始する。モジュールの組み合わせで各種兵器が完成する。生産は米陸軍向け60キロワット級ロケット弾迎撃用システム試作品から始まる。だが規模・出力の拡大は容易で同社は将来は沿岸戦闘艦、AC-130ガンシップ、F-15さらにF-35への搭載を想定している。 「生産施設をテストし、拡張に備えます」とロッキードで業務開発にあたるレイン・マキニーは記者に語っている。「これはテスト生産施設で、最適化の試験設備で、効率化の追求であり、迅速な対応を試す場所です。もし、緊急需要が生まれた場合を想定してですね」「投資規模は申し上げられませんが、社内でも非常に大きな存在であることは確かですね」 狙いは生産量よりも出力増だ。ファイバーレーザーとは小型モジュール多数を使い低出力レーザー多数を生み出す技術だ。レーザーを光ファイバーケーブルを通過させ「スペクトラム光線集合」ユニットに導き数十数百の低出力レザー光線を一本の強力なレーザーに集約する。出力を上げるにはモジュール数を増やせば良い。ただ