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T-Xは今日からT-7Aレッドホークになりました

Air Force announces newest Red Tail: ‘T-7A Red Hawk’ Secretary of the Air Force Public Affairs  / Published September 16, 2019 https://www.usafe.af.mil/News/Article-Display/Article/1960964/air-force-announces-newest-red-tail-t-7a-red-hawk/ NATIONAL HARBOR, Md. (AFNS) -- 米 空軍の新型高等練習機 T-X に制式名称がついた。 T-7A レッドホークである。空軍長官代理マシュー・ドノバンが空軍協会主催の航空宇宙サイバー会議で 9 月 16 日発表した。  壇上には「タスカギーエアメン」の一人チャールズ・マギー大佐が寄り添った。第二次大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争を戦い抜き 400 個もの勲章を授与されたパイロットだ。 会場では同機の紹介ビデオの上映に続きドノバン長官代行は「みなさん、これが最新のレッドテイルです」と、 T-7A レッドホークの 4 分の一モデルを披露した。機体の尾翼は赤く塗装されていた。  「レッドホークという名称はタスカギーエアメンとその代名詞赤く塗装した尾翼に敬意を払うものです」とドノバンは述べ、「同時にカーティス P-40 ウォーホークにも敬意を示しています。同機は 1938 年に完成し、初のアフリカ系アメリカ人専用部隊として陸軍航空軍が編成した第 99 飛行隊の機材となりました 「タスカギーエアメンはその後リパブリック P-47 サンダーボルト、ノースアメリカン P-51 マスタングの尾翼をともに赤く塗装しました」   T-7A レッドホークはボーイング製で第 5 世代戦闘機パイロット養成に使い、高 G 機動飛行、情報センサー制御、高迎え角飛行、夜間運用ならびに空対空戦や対地攻撃の訓練に供される。  「 T-7A は次世代機の基礎となる機材だ」とドノバンは述べ、「レッドホークにより次世代のパイロット養成に必要な高性能訓練が可能となる。データリンク、レーダーシミュレーション、スマート兵装、防御管理装備の他合成訓練の実行能力が手

米空軍向けT-Xの現況、2,600機の最大需要を皮算用するボーイングの考え方がわからない

コメントは下にあります。 Boeing Sees Market for 2,600 T-X, Derivative Aircraft 5/15/2019 ​––JOHN A. TIRPAK http://airforcemag.com/Features/Pages/2019/May%202019/Boeing-Sees-Market-for-2600-T-X-Derivative-Aircraft.aspx T-X 高性能練習機、2019年5月14日、ボーイングのセントルイス施設にて。 Staff photo by John A. Tirpak. ボ ーイング はT-X高性能練習機の需要規模を最大2,600機と見ており、練習機にとどまらず軽攻撃機、軽戦闘機にも転用できると同社でT-X事業を統括するウィリアム・トーガソンが述べている。 内訳には「空軍がT-X競作時に求めていた最大475機があり、練習機仕様以外の米空軍用は含んでいません。60年も供用中T-38の分だけです」(トーガソン) トーガソンはメディア向けにボーイングでT-Xを生産するセントルイス施設のツアーで説明し、参加メディアの旅費宿泊費は同社が負担している。 .   ボーイングは空軍向けのT-X年間48機生産を準備中だが空軍が前倒し調達を求めてくれば、あるいは海外販売が成立すれば60機まで増産できるとトーガソンは説明。 具体的な導入国が出現すればボーイングあるいはSaabが対応すると説明し、Saabが同社のJAS-39グリペン戦闘機を運用中の諸国の発注に対応すると示唆した。SaabからはT-Xの部品製造をインディアナ州ウェストラファイエットで行うとの発表が先週あったばかりだ。生産分担で具体的な説明はなかったが、トーガソンはSaabがコックピットより後部の機体を製造し、ボーイングは主翼、尾翼、機体前方を担当すると概略説明をしていた。 トーガソンはT-Xの海外販売への期待に触れ、「他に競争相手がない」とし空軍がボーイング提案に対して「100億ドルの節約効果を産んだ」とコメントしたことを紹介。 ボーイングがT-Xコンペ用に製造した2機で空軍は飛行性能データを集めたが、2機は試作機ではないとする。そもそも試作機の仕様はなかったという

T-Xは軽攻撃機、アグレッサー機材にも転用したいとする米空軍ACC司令官

ひとつわからないのはT-XがいまもT-Xと呼ばれている点で、採択されればすぐにでも呼称がつくのですが、いまだにT-Xのままですね。軽攻撃機としては当方はスコーピオンに期待していましたが未だ鳴かず飛ばずですね。ボーイングT-Xがその任務もこなせるのか、これから注目しましょう。 US Air Force’s new trainer jet could become its next light-attack or aggressor aircraft 米空軍の新型練習機は軽攻撃機、アグレッサー機材に発展する可能性を秘めている By: Valerie Insinna     https://www.defensenews.com/digital-show-dailies/afa-air-space/2019/03/06/air-forces-new-trainer-jet-could-become-its-next-light-attack-or-aggressor-aircraft/ ボーイング-サーブのT-X提案が空軍のT-X競作で2018年9月に勝ち残った (John Parker/Boeing) 米 空軍のT-Xには練習機以外に、アグレッサー機材や軽攻撃ミッションにも転用の可能性があると航空戦闘軍団司令官が3月7日述べた。 T-X練習機の調達は供用50年に及ぶT-38の交替が主眼であり、これが最優先事項であるのは変わりはないが、空軍は別用途の検討もしており今後の調達に反映されようと、マイク・ホームズ大将が空軍協会シンポジウムで語った。 「同機の軽戦闘機型を想像してほしい。訓練で敵機役をさせてもいい」 「非公式レベルで別型式の要求性能を検討させている。いつ公式になるかはいろいろな要素次第だ」とし、予算が念頭にあると付け加えた。 では空軍はどんなT-X発展形を想定しているのだろうか。 軽攻撃機構想 空軍は軽攻撃機に転用する道筋を明らかにしていないが、上層部によればターボプロップ機材の性能を超える物が欲しいという。T-Xあるいは別の低コスト機に期待しているとホームズ大将は述べたが、2020年度っ国防予算の詳細が未公表のいまは詳細を話してくれなかった。 「同機やT-X競作の各機のサイズと飛行経費今後

低価格でT-X契約をもぎ取ったボーイングの勝算....

Details Emerge On Costs, Rewards Of Boeing Low-Cost T-X Bid ボーイングがT-Xで提案した低コスト、見返り内容が判明 Oct 24, 2018 Steve Trimble | Aerospace Daily & Defense Report http://aviationweek.com/defense/details-emerge-costs-rewards-boeing-low-cost-t-x-bid Boeing 米 空軍T-X練習機契約獲得で決め手となった ボーイング の低価格構造の詳細が新たに明らかになった。コストを重視しハイリスクながら報酬も手に入れる可能性がある。 「T-Xは総計2,600機の市場を開き、サポート支援でも需要がある」とボーイングCEOデニス・ムイレンバーグが第三四半期営業報告(10月24日)で見通しを語った。 ボーイングT-X事業の最大のパートナーかつサプライヤーの Saab からその前日に市場需要見通しでより詳細な情報が開示されていた。 米国だけでも高等ジェット練習機及び軽攻撃機として1.000機の需要があるとSaabCEOハカン・ブシュケが発言。最低でも同程度の需要がその他国全体であるとも述べた。 ボーイングとSaabの見通しが正しければT-Xはロッキード・マーティンにF-35契約が交付された事案以降では最大規模の事業になる可能性がある。 ムイレンバーグは「この事業が有望投資案件だとおわかりだと思う」と述べた。 ボーイングのT-X事業では低価格提示によるコスト超過のリスクが高いことを最初から見込んでいるようだ。同社はT-Xで米空軍がオプションすべて行使すれば合計475機を92億ドルで提供するとした。ただし空軍の要求は依然として351機のままだ。 ボーイングは8月末からたてつづけに大型契約三件を獲得しており、MQ-25(米海軍)、MH-139(米空軍)につづくものとなった。 市場アナリストを前に ロッキード・マーティン CEOマリリン・ヒューソンは9月23日にボーイング提示価格で実施すれば事業赤字50億ドルになると説明していた。 ボーイングは6.91億ドルを第三四半期だけでT-X、MQ-25両契約

☆ボーイングT-Xの受注成功から見えてくる次の可能性とは

ボーイングのT-X選考採択は先に速報でお知らせしましたが、今回は少し詳しくそのインパクトを解説する記事をご紹介します。と言っても依然として新型機の性能は不明です。しかしこうやって見るとT-38って本当にコンパクトな機体だったんですね。というか現在の主要戦闘機が大型化してしまったのでしょう。では日本はこの機体(T-いくつになるんでしょう)に関心を寄せるでしょうか。 Boeing's T-X Win Is Really Much Bigger Than Just Building A Replacement For The T-38 ボーイングのT-X受注成功にはT-38後継機生産以上の意味がある Boeing's big win has wide-ranging impacts that go far beyond the USAF's need for a new trainer alone. ボーイング案の採択はUSAFが求める新型練習機の枠を超えた影響を与えそう BY TYLER ROGOWAY SEPTEMBER 28, 2018 http://www.thedrive.com/the-war-zone/23898/boeings-t-x-win-is-really-much-bigger-than-just-building-a-replacement-for-the-t-38 THE WAR ZONE THE AERO EXPERIENCE な んとも興奮を感じるニュースだ。長年待った挙げ句USAFが選定したジェット機は傑作とはいえ半世紀が経過したT-38タロンの後継機となる。ただ ボーイング が勝ち取ったT-X案には単なる新型機以上の意味がある。今回の選定結果から多様な影響が生まれ、ことにボーイングを根本から変える効果がある。 まずボーイングに祝辞を送りたい。同社は回転翼機、固定翼機、無人機と三連勝で、今回は固定翼有人機でも結果が出た。また競合した ロッキード 、 レオナルド 両社も互角に戦い、それぞれの製品に多大な情熱を注ぎ込んできた。だがなんといっても ノースロップ の伝説とも言えるT-38タロンの足跡がどれだけ大きかったか思い知らされる。 USAF 原型Y