スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

ラベル(Saab)が付いた投稿を表示しています

☆ボーイングT-Xの受注成功から見えてくる次の可能性とは

ボーイングのT-X選考採択は先に速報でお知らせしましたが、今回は少し詳しくそのインパクトを解説する記事をご紹介します。と言っても依然として新型機の性能は不明です。しかしこうやって見るとT-38って本当にコンパクトな機体だったんですね。というか現在の主要戦闘機が大型化してしまったのでしょう。では日本はこの機体(T-いくつになるんでしょう)に関心を寄せるでしょうか。 Boeing's T-X Win Is Really Much Bigger Than Just Building A Replacement For The T-38 ボーイングのT-X受注成功にはT-38後継機生産以上の意味がある Boeing's big win has wide-ranging impacts that go far beyond the USAF's need for a new trainer alone. ボーイング案の採択はUSAFが求める新型練習機の枠を超えた影響を与えそう BY TYLER ROGOWAY SEPTEMBER 28, 2018 http://www.thedrive.com/the-war-zone/23898/boeings-t-x-win-is-really-much-bigger-than-just-building-a-replacement-for-the-t-38 THE WAR ZONE THE AERO EXPERIENCE な んとも興奮を感じるニュースだ。長年待った挙げ句USAFが選定したジェット機は傑作とはいえ半世紀が経過したT-38タロンの後継機となる。ただ ボーイング が勝ち取ったT-X案には単なる新型機以上の意味がある。今回の選定結果から多様な影響が生まれ、ことにボーイングを根本から変える効果がある。 まずボーイングに祝辞を送りたい。同社は回転翼機、固定翼機、無人機と三連勝で、今回は固定翼有人機でも結果が出た。また競合した ロッキード 、 レオナルド 両社も互角に戦い、それぞれの製品に多大な情熱を注ぎ込んできた。だがなんといっても ノースロップ の伝説とも言えるT-38タロンの足跡がどれだけ大きかったか思い知らされる。 USAF 原型Y

Saabが韓国KF-XのAESAレーダー技術開発を支援へ

AESAレーダー技術の提供を米政府が拒否し、国産開発を目指した韓国ですが結局Saabの援助を得ることにしたということですか。単体の技術だけでなく各種システムを統合していくことが大切ですね。韓国はどう扱うつもりでしょうか。 Saab to Support S Korean KF-X Fighter Jet’s AESA Radar Development 韓国KF-X戦闘機のAESAレーダー開発でSaabが支援へ Our Bureau 12:07 PM, December 23, 2017 http://www.defenseworld.net/news/21613/Saab_to_Support_S_Korean_KF_X_Fighter_Jet___s_AESA_Radar_Development#.Wj8VTd9l_cs KF-X fighter jet illustration by South Korean Air Force - A + 韓国の国産KF-X戦闘機用のAESAレーダーのアルゴリズム開発で Saab が支援要請を受けている。 レーダー開発の主体は韓国国防開発庁 (ADD) でSaabは LIG Nex1 へ協力する。契約金額は25百万ドル。LIG Nex1(本社ソウル)は高性能電子製品の開発製造を行うメーカーだ。 韓国は国産戦闘機開発を長期間にわたり勧めておりAESAレーダーの国産化も狙う。Saabにとって今回の契約は重要な一歩となり今後長期間にわたり韓国での事業を狙う。 「機内搭載AESAレーダー開発に加われ嬉しい。最新戦闘機へ搭載する技術開発の一員となりサブシステムまで含め関与するトップ企業としての当社の役割が評価されたものだ。「韓国政府、産業界とともに国産戦闘機開発を支援していく」とSaabは語っている。 韓国はKF-X開発をロッキード・マーティン支援で当初進めていたが米政府がAESAはじめ重要技術提供を拒否した経緯がある。AADはそのため独自開発するとしていた。■

★★ボーイングがT-X案を発表

ボーイングは戦闘機ビジネスに残るためにもぜひ採用を期待するところでしょう。製造技術面での革新性がどこまであるかも好奇心をかきたてるところです。韓国その他の国で供用中の練習機をそのままではありませんが採用するのは想像しにくいですね。商売が上手なボーイングのこと、相当の売り込みをかけてくるでしょうね。   Boeing Unveils T-X Advanced Trainer Aircraft By: Valerie Insinna, September 13, 2016 http://www.defensenews.com/articles/t-x-trainer-air-force-boeing ST. LOUIS — ボーイングは米空軍向け次期練習機採用を狙う新型機を9月13日公表した。単発双尾翼構造の機体はスウェーデンのSaabと共同開発 。 劇的効果を狙ったロールアウト式典で同機が公開されると同社幹部からもう一つ驚くべき発表が出た。二機が完成ずみだ。 「当社T-X案は双尾翼が特徴で、一枚尾翼機より操縦特性が優れます。スタジアム型座席配置で後席教官に良好な視界を提供します。整備にも優しい機体です」とボーイング・ファントム社長ダリル・デイヴィスが席上で述べた。「眼に見えない部分がすごいのです。高度設計内容と製造方法がこの機体の背後にあります」 ボーイング-Saab共同開発機はGE404エンジン単発で特徴はグラスコックピットとオープンソフトウェアでデータは機体から地上訓練設備に吸い上げる。機体には今後の発展の余地があり、イアmは主翼にハードポイントの要求はないが、二箇所で装着可能で空中給油用の追加装備の余地も残してある。 1号機がロールアウト式典で展示されたが、地上試験はすでに始まっており、今年末に初飛行の予定とデイヴィスは説明。二号機は式典後に記者団に披露されたが構造試験用に投入される。Defense Newsは今回ボーイングから宿舎と旅行手続きでボーイングから便宜を提供されている。 米空軍は性能内容でインセンティブを提供することとしており、高G性能や迎え角性能が想定されており、ディヴィスはコストて削減のために現在要求水準の解明を行っていると説明。 両社は新製造技術も採用しているが報道陣には内

T-X ボーイング案は来月公表、各社候補が揃う

Boeing Offers Sneak Peek Of Clean-Sheet T-X Design Aug 22, 2016 James Drew | Aerospace Daily & Defense Report http://aviationweek.com/defense/boeing-offers-sneak-peek-clean-sheet-t-x-design Boeing ボーイング・ディフェンス・スピース&セキュリティ は米空軍が求めるT-X高等練習機候補として完全新設計機のロールアウト式典をセントルイスで来月行う。 同社は Saab と組み、導入以後55年が経過したノースロップT-38の後継機として採用され、戦闘機・爆撃機パイロット養成を狙う。 ボーイングの発表でT-X採用を競う四組の機体の姿が空った。数日前に ノースロップ・グラマン の新型機が高速地上走行テストをする姿がカリフォーニアのモハーヴェで目撃されたばかりだ。ボーイングは広報用に自社T-Xのティーザー広告含むウェブサイトを立ち上げた。 http://www.boeing.com/defense/t-x 同ウェブサイト上の想像図から高翼形状で着陸装置が機体に収納される構造だとわかる。主翼、尾翼の形状はT-38に似ている。機首下部は平らで丸みがついているが、箱型の空気取り入れ口が機体左右についている。 ノースロップのT-X案では機体前方に続く背骨状の構造が特徴だがボーイング案にはない。前面と空気取り入れ口と主翼の一体化はT-38/F-20タイガーシャークのノースロップ案より更に進んでいる。エンジンは一基だ。. ボーイングのT-X広報係レイチェル・ロックハードによれば同機はF/A-18やF-15を生産する同社セントルイス工場で9月13日に発表するとし、空軍協会の航空宇宙サイバー会議(9月19-21日)の直前となる。 会議ではボーイング案、ノースロップ案が話題の中心となるだろう。12月に最低350機の次世代練習機生産の提案要求が出る予定だ。両社は新型設計案で勝負するが、他者は既存機の改修案を提示する。 ロッキード・マーティン は KAI と組み、T-50AとしてT-50ゴールデン・イーグルの改修型を、 レイセオン / ハ