スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

ラベル(ステルス機の生存性)が付いた投稿を表示しています

☆F-35は現代のF-4ファントムなのか---ステルス機の展望と限界を正しく理解しよう

Good News and Bad News: The F-35 Might Just Be This Generations F-4 Phantom  F-35は 良くも悪くも現代のF-4ファントムである by Sebastien Roblin October 3, 2018   Topic: Security   Blog Brand: The Buzz   Tags: F-35 f-4 Military Technology Air Force jet fighter https://nationalinterest.org/blog/buzz/good-news-and-bad-news-f-35-might-just-be-generations-f-4-phantom-32527 我 々は過去を忘れて同じことを繰り返す宿命なのか。戦争では次の戦いの様相が想像できず過去の戦闘イメージで戦うことから脱却できないのだろうか。 軍事戦略の観点では過去の作戦経験に学ぶことは重要だが、将来の戦争が全く同じ様相になると信じ込んではならない。このことを数千機を導入しようとする米国の三軍および九カ国に言いたい。 多任務機の想定のF-35は飛行速度と操縦性で第四世代機やF-22ラプターに劣る。ライトニングは対地攻撃に焦点をあてつつ、視界外(BVR) での空対空ミサイル運用も重視しているが、願わくば視界内 (WVR) ドッグファイトは避けたいところだ。探知され、敵機より操縦性が下回るからだ。 こう言うと米軍がヴィエトナム戦に投入したF-4ファントムと似ているように聞こえるという向きもあろう。 関連記事 F-35はもうひとつのF-4 ファントムになる? F-35ステルス戦闘機は「新しい」F-4ファントムになるのか F-35はこのままでは戦闘投入できない .F-4ファントムは巨大な野獣のような機体で強力なJ79ターボジェットエンジン双発でマッハ2まで加速し、当時としては強力なレーダーを機首に収めた。武装はAIM-7D、E型のスパロー中距離ミサイルとAIM-9サイドワインダー、AIM-4Dファルコン熱追尾の短距離ミサイルだった。 米空軍が当初期待したのはファントムで数十マイル先から敵機を探知したあ、音

★ステルス戦闘機が防空網を突破できなくなる日がいつか到来する

Could Russia's S-400 Do the Unkthinkable: Kill a F-22, F-35 or B-2 Bomber? ロシアS-400防空ミサイルはステルス機に有効対応できるのか   Dave Majumdar January 18, 2018 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/could-russias-s-400-do-the-unkthinkable-kill-f-22-f-35-or-b-24114?page=show ロ シア防空体制は接近阻止領域拒否 (A2/AD) 能力の整備で強力になっているといわれうがその実効性は一部専門家が呼ぶ「鉄のドーム」と言われる突破不可能なものとほどとおい。  たしかに多層構造で統合化された防空体制により第四世代機での侵攻は高価につくことがあるが、逆に防衛体制がアキレス腱にもなる。ロシア防空体制は第五世代ステルス機対応に苦慮しているのが現状だ。 「第五世代機を投入する敵に対して有効な防空体制を確立するためロシアはステルス機対策を真剣に行う必要がある」と述べるのはマイク・ホフマン(ロシア軍事問題を専門とするCNAコーポレーション研究員)だ。「ロシアの高性能レーダーやミサイル他装備は大量データを活用して西側機を区別します。将来は同様の装備が中国、イラン他に拡散するので侵攻して生存するのは大変なことになるでしょう」  コフマンは高性能ロシア製防空装備のS-300やS-400さらに今後登場するS-500ファミリーには低視認性機材の探知追跡能力が備わると指摘。ロシアの早期警戒レーダーはVHF,UHF、Lバンド、Sバンドで作動し戦術機の大きさならステルス機も追跡できるが、探知精度が高くないことが問題だ。「ロシアは低帯域早期警戒レーダー整備に注力しており、一部は高性能とはいえ全体として低視認性機材に対応できるか疑問だ」(コフマン)  ステルス戦術機で火器管制用で高精度で追尾が可能な高周波のC、X、Kuバンドに対抗するには物理上の限界がある。業界、空軍、海軍関係者は一様に低視認性機材では「段階的変化」が必要だとし、おそらくSバンド上位部分で共鳴現象を発生させる波長への対応を意識している。

★★ロシアがF-22撃墜は可能と公言、ステルス機はどこまで有効なのか

シリア情勢が混沌としてきましたが、無慈悲な空爆を続けるシリア政権=ロシア側に西側勢力がこのまま黙っているとは思えません。そうなると好むと好まざるを問わず、米ステルス機が有効性を実証する(あるいは限界を露呈する)機会が早晩発生するのではと思えます。現状のロシア製ハードウェアではまだ米ステルス機に有効な対策は打てないと思えるものの、どうなりますやら。 We go to war so you don’t have to The F-22 Raptor. Airwolfhound photo via Flickr Could Russia Shoot Down an F-22 Stealth Fighter Over Syria? The Kremlin deploys advanced anti-aircraft missiles by DAVE MAJUMDAR https://warisboring.com/could-russia-shoot-down-an-f-22-stealth-fighter-over-syria-2ca2bb80791c 米ロ間で緊張が高まる中、ロシア軍にシリアでステルス機に標的を合わせる能力があると米国へ警告してきた。 アルマースアンチェイ 製S-400に加えS-300V4対空ミサイルの追加配備が完了している。 西側防衛専門家にもF-22とF-35はロシア製装備に対抗できる設計になっていないと見る向きがある。 「ロシアのS-300、S-400防空ミサイルがシリアのフメイミム、タルトゥス両基地に配備されており、飛行目標をどこでも捕捉できる有効射程がある」とロシア国防省報道官イゴール・コナシェンコフ少将がロシア国営報道機関スプートニクで話している。 「ロシア製防空装備の運用要員には空爆を実施中の機体の所属を確認する時間余裕はなく、直ちに対応する。『見えない』などど妄想があるようだが現実は落胆を生むだけだ」 S-400およびS-300V4がステルスに対抗できるとロシアが堂々と語る一方、ロシア製低周波探査照準レーダーが戦術戦闘機の大きさでも探知できても、火器管制レーダーはC、X、Kuの各帯域で運用すればF-22やF-35は極めて近距離でないと探知できないはずだ。 ステルスと