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次期ミサイル原潜コロンビア級に関する米議会調査局レポートの抜粋をご紹介

  2023年3月31日付、米国議会調査局の報告書「海軍のコロンビア(SSBN-826)級弾道ミサイル潜水艦計画:背景と論点の議会向け解説」を紹介する。 報告書より 海軍のコロンビア(SSBN-826)級弾道ミサイル潜水艦(SSBN)計画は、現有戦力である旧式化したオハイオ級SSBN14隻に代わる、新型SSBN12隻を設計・建造する計画だ。2013年以降、海軍はコロンビア級プログラムを海軍の一貫して最優先プログラムとして位置づけてきた。海軍は2021年度にコロンビア級1番艦を調達した。海軍の2024年度予算案で2隻目の調達を要求している。 海軍の2024年度予算案では、1号艦2号艦の調達費用をそれぞれ151億7910万ドル、92億8530万ドルと見積もっている。1号艦の調達コストが後続艦よりはるかに高いのは1号艦に同クラスの詳細設計/非定常エンジニアリング(DD/NRE)コストの大半が含まれているためだ。(新型艦の DD/NRE コストは、そのクラスの最初の艦の総調達コストに組み込むのが、海軍の長年の予算慣行)。1番艦の推定調達費には、計画費65億5760万ドル、つまり(実質的に)このクラスのDD/NRE費用が含まれています。計画費用を除いた、1番艦の推定実工費は86億2150万ドルである。 2026年度、2027年度、2028年度に調達が計画されている同クラスの3、4、5番艦は、それぞれ約82億ドルまたは83億ドルの調達費が見積もられている。海軍の2024年度予算案では、12隻クラスの総調達費を当時のドルで1,127億ドル、1隻平均93億8,760万ドルとしている。 同クラスの最初の2隻は増分資金で賄われており、つまり各艦の調達コストは複数年に分割されている。1号艦の調達は2021年度から2023年度にかけて3回で資金調達され、2号艦の調達は2024年度と2025年度に2回の増分で資金調達されるよう計画されている。 海軍の2024年度予算案では、2号艦の調達資金として24億4360万ドル(=約24億円)、2026年度以降に調達するコロンビア級艇の事前調達(AP)資金として33億9070万ドル(=約34億円)が要求されている。 コロンビア級プログラムに関し、議会が認識すべき問題点は以下の通り: 技術的な課題および/または資金関連の問題により、コロンビア級主力艦の設計