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30mm「軽量」ブッシュマスター砲を試射。中露相手の陸戦で米陸軍が搭載を進める強力な火力の実際の威力とは....

M230LF軽量30mmチェーンガン機関砲を試射した Kris Osborn / Fox News   ま るで火の玉の連続が空に火をつけたようだった。大騒音と煙が伴い、砂漠射爆場の反対側に大きな爆発の炎があらわれた。 発射の反動はとても強く、数フィートも後ろに飛ばされるような感触だった。このすべてが同時発生した。これがM230LF軽量30mmチェーンガン機関砲で生まれて初めて射撃した際の感想だ。この砲は極めて威力の高い高速射撃が可能で、米陸軍の装甲ストライカー車両に搭載されつつある。 アパッチ攻撃ヘリコプターに搭載されているチェーンガンが改良されている。 米陸軍AH-64アパッチが搭載するM230チェーンガン Wikipedia   同装備はライフル、ショットガン、小火器のいずれでもない。戦闘車両の搭載した機関砲で敵車両、敵部隊、歩兵集団を排除するのが目的だ。これまで体験した内で最大かつ最強の装備で、その破壊力には改めて驚かされた。単に「命中」し「貫通」するのではない。爆発させる。しかも精密に標的を捉え、同じ場所に連続して高速チェーンガン弾丸を送り込む。次から次へと。 「これは軽量装備です。タレットやリングアダプターがあればどんな車両にも搭載できます。標的はウェポンシステム背後の操作員が捕捉します。油圧式ブレーキがついており、ATVや二輪車のものと似ています。砲手がブレーキを解除すると標的を捉えます」とノーブルズの製品技術主任ビンス・ヴァーガが射爆場で説明し、作動原理を示してくれた。 M230LF を射撃する 安全スイッチを解除し兵器を稼働させる方法の説明を受けた後、記者は自分で砲の発射をしてみた。まず二発を撃った。場所はアリゾナのキングマン射爆場で、同砲の重量にまず驚かされた。 今回は ノースロップグラマン 主催のブッシュマスターユーザー会議の一環でアリゾナ砂漠で最新装備品、弾薬、戦術の展示評価を行った。 二つある水平グリップハンドルで照準を標的にあわせた。動かすには相当の力が必要だ。使ったのは地上設置型30mm砲だったからで、車両搭載の場合は遠隔兵器ステーションが人力を使わずに回転させてくれる。 30mm砲射撃には標的捕捉技術が必須だとわかった。ストライカー戦闘車両内で砲手が照準を合わせて発射する様子を観察した。射爆場で無人地上ロボット標的が移動していた。 「