新型空母の価値を決めるのはEMALSですが、通常動力の同艦で膨大な電力需要をどう賄うのか注目です。あるいは早々にEMALSに見切りをつけて乗機カタパルトに復帰するのか。その場合は何でも新しいものに価値があるとマウントとりたい北京はメンツまるつぶれとなり、さらに「枯れた」技術の習得に数年かかることになります。いずれにせよ、新型空母は次の原子力空母へのつなぎの存在ではないでしょうか。 Activity at Jiangnan Shipyard today indicates that China’s latest aircraft carrier is about to go to sea for the first time. via X 江南造船所での今日の動きは、中国の最新型空母が外海に出る動きを示している 中 国の最新型空母「福建」が、海上試験を開始するため出港準備が整ったようだ。5機の航空機モックアップがデッキ上に登場して間もなくのことである。初の完全国産設計であり、「スキージャンプ」式の離陸ランプでなくカタパルトで航空機を発進させる中国初の空母となる。 今日ソーシャルメディアに投稿された画像は、上海の北、長江河口の長興島にある江南造船所に係留されている同艦が離れる様子を示している。数隻のタグボートに先導され、自力で移動する空母の姿が映し出され、アイランド上部には信号旗が掲げられている。 この記事を書いている時点では、空母「福建」はまだ長江にいると伝えられおり、同艦は、海に向かう本流に入る前に、長江上流に移動するため方向転換していると指摘されている。 これに先立ち、空母は人民解放軍海軍(PLAN)の75周年記念日である4月23日に出航するのではないかという憶測が流れていた。その数日前には、通常推進システムの試験中であることが指摘されていた。 時期はどうあれ、遅かれ早かれ外洋を航行する「福建」を目にすることになるのは明らかだ。 ここまでの道のりは、2018年夏に江南で空母向けの船体モジュールが初めて目撃されたことから始まった。その後2年間で、「003型」と呼ばれる現地設計で完成した空母は造船所で形を整え、2020年夏頃に乾ドックで最終組み立てが始まった。 2022年6月17日、新型空母は進水し、「福建」と正式に命名された。 2022年6月17日、上海...
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